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農と食を支える多様なプロの声に耳を傾け、農業を取り巻く課題をリアルに見つめ、科学的に確かな知見を提供するサイトです。本サイトはAGRI FACTの趣旨に賛同する個人・団体から寄付・委託を受け、農業技術通信社が制作・編集・運営しています。 FB:
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農薬に関するデマはSNSで毎日のように飛び交っていて、根拠のないとんでもない農薬のデマに、僕たち農家はウンザリしています……。
科学的根拠のない、不思議なトンデモ健康法が発生する現象を観察するライター山田ノジルさんの連載コラム。
2022年の参院選で1議席を獲得し国政政党となった参政党。大衆を扇動するような急進的で非現実的な政策を訴え、保護主義的な反グローバリズムを標榜して一部の支持を獲得している。
「農業と食の安全」にまつわるトンデモは以前からありました。根拠のない風評で不安を煽って政治利用する政治家もいました。しかし、内容がいくら現実とかけ離れたものでも、反論する声は小さく、「言ったもん勝ち」ともいえる世の中でした。
「農薬に関するデマで打線組んでみた!」で農薬に関するデマを紹介しましたが、紹介しきれなかったデマはまだまだあります!そこで今回は、「農薬に関するデマで打線組んでみた!〈パート2〉」ということで、農家の僕が前回の記事で書ききれなかった農薬...
農業の不安を煽るトンデモはいろいろありますが、真に受けてしまった人の中には人生が変わってしまうことも、家族にまで影響が及んでしまうこともあります。中身を知っている人なら「なんてばかばかしい」とため息をついてしまうかもしれません。
これまで農薬に関するデマで打線を組んできましたが、その中でも特に多いのがグリホサート(ラウンドアップ系除草剤の有効成分)に関するデマです。
農と食の事実 ~作る人・食べる人のサステナブルな未来へ~
【前回までのあらすじ】長崎の某市議会で「食の安全が脅かされている! 学校給食を有機に!」と訴えている議員さんがいるという情報が入りました。
A 安心してください。化学物質の毒性(人体への影響)は量に比例し、多量なら毒性が高く、少量なら無害という特性があります。この特性を利用して化学物質の安全性は量の規制で守られているのです。
科学的見地を持った専門家の発信が反発の対象となることがある。その内容が誤りであるならまだしも、言葉つきや姿勢といった違う土俵でいさかいを起こしている。健全ではないこうした状況の解決が望まれる。
渕上 学校給食をオーガニックにしようという社会運動があるのですが、これは子どもたちにいい影響はあるのでしょうか?唐木 私はいい影響はないと思います。渕上 ない、と。
長崎の某市議会に「学校給食を有機に!」と熱心に訴える議員さんがいるという話を聞きました。議会の動画を見てみると、「食の安全が脅かされている」「農薬のせいで発達障害の子供が増えている」「農薬の影響は2世代、3世代先に現れる」と主張しています。
「自国民は食べない」小麦を輸入する日本���末路/鈴木宣弘(東洋経済ONLINE/2021年8月27日公開(註:Yahoo!ニュース掲載記事は削除された))には、アメリカの農家は「日本への輸出用小麦だけに」ラウンドアップを収穫前散布(プレハーベ...
プロフィール渕上桂樹さん(農家BAR NaYa/ナヤラジオ)岡田恭子さん(ママの保健室@長崎(@mykyo3123)、麻酔科医、ISD個性心理学インストラクター、2児の母)AGRI FACTで連載中の農業トンデモハン...
前回は河出新書『子どもを壊す食の闇』(元農林水産大臣の山田正彦氏の著書)のとりわけ悪質な点として「発達障害と農薬を結びつける執拗な言及」を取り上げたが、その後1カ月足らずの間にも本書をめぐり様々な出来事があった。
Q ラウンドアップ裁判では本当に“発がん性のある・なし”が争われているのですか?A ラウンドアップの発がん性は裁判の重要な参考事項ですが、争点ではありません。
渕上 ホタテパウダーなどの残留農薬を落とすと言われている商品、こういったものに効果はあるのでしょうか?唐木 効果は全くありません。
「食の安全を守る」論の一環としてしばしば目にするのが、「食料自給率の向上」「目指すは食料自給率100%」という主張です。なかには自給率100%であれば、万一の有事が発生しても国民が飢えることはないなどという識者もいます。
渕上 農薬を使用した野菜でも安全性が保たれてるというのはこれはどういう仕組みなんでしょうか?唐木 そもそも農家の人が厳しい使用基準を守った使い方をしていること、そしてその基準を守っていれば化学物質、農薬はどんどん分解されて消えて...
渕上 オーガニック食品が栄養価の面で優れているっていうのを聞くことがあるんですけど、これは本当なんでしょうか?唐木 オーガニックと普通の食品で栄養価には違いがありません。
農と食を支える多様なプロフェッショナルの合理的で科学的な判断と行動を「今だけ、金だけ、自分だけ」などと批判する東京大学の鈴木宣弘教授。その言説は、原典・元資料の誤読や意図的な省略・改変、恣意的なデータ操作に依拠して農業不安を煽るものが多い。
科学的根拠のない、不思議なトンデモ健康法が発生する現象を観察するライター山田ノジルさんの連載コラム。不思議食品にハマった女性たちの悲喜劇を、物語の形式でお届けします。
世間を騒がせている「脱ステロイド」の問題に寄せて、オーガニックの世界でも何かと登場する「デトックス」「解毒」といったキーワードとの共通点、その危うさを間宮さんが自身の経験も交えて触れます。
渕上さんの元に届いた1通のWEBチラシ。その内容は「長崎県の学校給食を有機に!」という署名を求めるものでした。有機野菜を通じて子供たちが生産現場を学ぶきっかけになる分には悪くないでしょう。
とうとうこのシリーズもパート6、リーグ戦ができるほどの記事数になりました。これだけシリーズが続いているのは、記事を読んでくれる消費者の皆さんのおかげでもあり、未だに無数の農薬デマをネットやSNSで流す悪意ある人たちのせいでもあります。
しつこいかもしれませんが、ネットやSNSでの農薬デマが尽きない限り、まだまだこのシリーズは続きます!ということで今回も先月に続いて、「農薬に関するデマで打線組んでみた!〈パート7〉」をテーマに、農家の私ナス男が解説します!1...
山田正彦氏の新著『子どもを壊す食の闇』が、ついに出版された。
消費者の方が農薬と聞くと、殺虫剤や殺菌剤を思い浮かべると思いますが、除草剤も農業にとって、今やなくてはならない農薬の一つです。しかし除草剤やそれを使用する農家に対して、偏見や誤解をされている方が多いのも事実です。
オーガニック食品を推奨する根拠として「オーガニック食品は高価だが、食べることで健康になり、医療費が下がるのでむしろ安いのだ」と主張する人々がいます。
農薬と同様に、化学肥料についてもよく批判の的になります。しかしその批判の中には、根拠に基づかないデマも散見されます。
前回のコラムでは、「長崎県の学校給食を有機に!」という一見良さげながら非科学的な根拠で不安を煽るトンデモ署名と、それを阻止した(かもしれない)お話をしました。
唐木氏との対談で理解したグリホサート問題の裏側農家としての仕事を始めて10年近く経ちますが、メディアやネットにあふれる農業の情報は、現場の実態や事実と乖離していることが、まだまだ多いと感じています。
農林水産省が2021年5月に発表した「みどりの食料システム戦略」以降、さらに盛り上がりをみせる公立学校での有機給食の導入議論。かねてから有機農業運動などを進めてきた団体にとっては、格好の起爆剤となっています。
※記述の原文(抜粋):ラウンドアップもネオニコと同じで、雨が降ると河川に流れ、やがて水道水に流入する。ところが、日本では水道水に残留するグリホサートの基準値がなく、目標値だけ。
日本の農業は、JA(農業共同組合)抜きに語ることはできません。JAの名称は広く知られていますが、JAに関する誤解もよく見受けられます。
少し前ですが、「無農薬の農園を始めたい!」という女子大生さんと、農薬メーカーの社員さんがたまたまお店で出会ったことがありました。今回はそのときに思ったことを述べたいと思います。※写真はイメージです。
私が今まで参加した農業に関するセミナーや集会には、根拠なく不安を煽るトンデモなものも多くありました。内容を知らないまま参加したものも、初めから知っていて参加したものもありますが、共通して感じたテーマが���ります。それは「社会への不満」です。
「ネオニコチノイド系殺虫剤は水生食物連鎖を破壊して漁獲量を減らす」と題する論文が2019年11月に Science誌で発表され、その殺虫剤の危険性を警告するテレビ番組や映画が放映された。ところがこの論文自体が酷評されている。内容を検証したい。
「無添加だから安全・安心」を謳った焼き菓子が起こした食中毒事件で、食品添加物が話題になっています。私もたびたび「食品添加物って気にしたほうがいいの?」と聞かれることがあります。
グリホサートとネオニコチノイドは農業の現場では広く認知されて使われている反面、農薬デマのターゲットにされることも多いです。
渕上 食品添加物が身体に悪いと聞くことがあるのですが、これは本当なのでしょうか?唐木 全く心配ありません渕上 えっ! そうなんですか?唐木 はい。
中部地方の露地野菜農家・SITO.です。コロナ禍の影響もあり、近年家庭菜園を始める人が増えています。私たち農家が営んでいる農業と家庭菜園は、「農作物を育て、収穫する」という観点ではどちらも同じです。しかし、それぞれの目的は大きく違います。
農薬という言葉を聞くと、「なんか良く分からないけどヤバい薬!」というイメージがある消費者の方もいると思います。確かに化学的に作られた農薬は、成分名を聞いてもイメージができないものも多いです。
12年前に東京から移住して新規就農した島根の野��農家です。移住した仁多郡奥出雲町は島根県東部の内陸にある人口1万1千人の町で、高品質米として有名な仁多米と森林資源を利用した椎茸を町が第三セクターを作って生産振興しています。
「農家って、JAや業者の営業の言われるがままに農薬を使ってそう……」農薬を使う農家に対して、こうした印象を持つ消費者もいるかもしれません。僕も就農する前は、こんな風に農薬散布に関して甘く考えていました。
渕上 アスパルテームという甘味料は、これは安全なものなんでしょうか?唐木 科学的に言ってこれは何の心配もありません。
神奈川県相模原市でネギ・トウモロコシ・サツマイモを主軸に栽培している伊藤綾乃です。父が他界したのをきっかけに、農地管理を兼ねた家庭菜園からスタートしました。雇用なし、家族のサポートほぼ無しの、極小規模ワンオペ女性農家です。
米国のがん患者が除草剤ラウンドアップ(有効成分グリホサート)の製造元バイエル社(旧モンサント社)を訴えている裁判ではこれまで原告勝訴の判決が下ってきた。
世間には有機・オーガニック食材に関する誤解が広がっている。それは有機農法で生産された野菜が一般的な慣行農法で栽培された野菜より、安全で健康的、なおかつ美味しいという誤解だ。
科学的根拠のない、不思議なトンデモ健康法が発生する現象を観察するライター山田ノジルさんの連載コラム。前回、前々回に続き、Vol.5も、驚くべき言説で広まる不思議食品にハマった家族の悲喜劇を、物語の形式でお届けします。一家の運命はいかに。
2025(令和7)年度から、秋田県はあきたこまちから「あきたこまちR」の導入を決定しました。しかし一部界隈を中心に、事実誤認や不安を煽る発言が相次いでいます。
Q ラウンドアッ���裁判では本当に“発がん性のある・なし”が争われているのですか?A ラウンドアップの発がん性は裁判の重要な参考事項ですが、争点ではありません。
アグリファクトの連載が始まってから、2年が経ちました。
オーガニック給食を推進する団体の主張には、事実を無視して慣行農作物の危険を煽ったり、事実と異なる情報や根拠をもとに有機無農薬農作物を礼賛する内容が少なくない。
広島での平和記念式典で起こったある出��事に思うところがありました。それは平穏な世の中だからこそのことであり、もし不穏となればきっと違った展開になるのでしょう。
長崎にはありとあらゆる農業トンデモを熱心に吹聴して、みんなの不安を煽るものすごい政治家がいます。過去のコラムでもその政治家が発信する変なトンデモについて触れましたが、私にはずっと気になっていることがありました。
2023年11月28日、EUは除草剤の有効成分グリホサートの使用を認める承認を2033年まで10年間更新する実施規則を採択した。
私は2011年に東京から島根へと移住して新規就農しました。12年の月日が流れ、いつの間にか島根県内のニンジン面積の半分以上を生産するようになり、栽培面積は畑作だけで9haに及びます。
消費者の環境・健康意識の高まりを背景に、地球環境やヒトにやさしいをアピールする製品が増えています。総じて値付けは高いものの、エコや安心安全を求めての購入につながっています。
秋田県が育種した「あきたこまちR」が従来の「あきたこまち」から2025年に全面的に切り替わる。その「あきたこまちR」が放射線育種の手法を用いていることで、一部で反対運動が起こっている。あきたこまちR反対運動、というものがある。
有機農業に関する講演の機会を得た間宮さん。その内容を要約して紹介します。日本の有機農業50年史を50分で振り返る、というテーマで講演の機会をいただいた。1年あたり1分しかない。
コラムの仕事をしていると、「こんな話を聞いたんだけど、これってどうなの?」という質問をいただくことがあります。質問を下さる方の多くは、子育て中の母親たちです。
渕上 市販のパンから残留農薬が検出されたというニュースを聞くことがあるのですが、これは危険だと思った方がいいのでしょうか?唐木 量から言うと、全く心配はありません。
「ごく少量であってもネオニコチノイドが、ラットの小脳の神経細胞の活動を攪乱して毒性を発揮する」とする木村-黒田論文(2012年発表)は、欧州食品安全機関(EFSA)によって検証されたが、使用された試験管レベルの試験モデルでは、複雑な神経発達...
AGRI FACT執筆者でもある農業ジャーナリストの浅川芳裕氏が「日本・世界の反グリホサート運動の真相」と題し、オンライン講演を行った(2021年6月20日「食のリスクコミュニケーション・フォーラム2021」第2回)。
多くの農薬デマを紹介してきましたが、まだまだメジャー級の農薬デマは溢れています!ということで今回も、「農薬に関するデマで打線組んでみた<パート9>」をテーマに、農家の私ナス男が紹介します!1.(中)ネオニコのせいでワ...
埼玉県川越市の公立小学校で事実と異なる情報に基づいて、除草剤(グリホサート)の危険をいたずらに煽るチラシが児童に配布されていた。川越市・川越市教育委員会が後援に名を連ねるテンプレ批判満載のチラシの内容をAGRI FACT編集部が検証する。
農家歴25年元経営コンサルタントの有坪民雄です。学歴は学校を卒業し、社会に出ていくときに大きな力になります。それだけに勉強が大嫌いな子供の親でさえ「せめて高校は卒業して欲しい」と願います。
千葉県で明治から続く農家の5代目、メロンとサツマイモを主に栽培している富岡優人です。農学部を卒業後すぐに就農し、今年で4年目。農家・農業の現場を知ってもらうきっかけになれればと思い情報発信しています。
農と食の分野には、いたずらに不安を煽り、消費者の感情や民意を動かそうと企てる有識者がいる。東大教授、元農水官僚、農業経済学者の権威を活用して言論活動を行う鈴木宣弘氏はその筆頭だ。