大田比路 | Hiro OHTA
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Author. Investor. Tokyo explorer. Dreamer of flying with penguins. Global account is @xlix_g . My book promo posted occasionally. Your follow keeps me inspired.
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政治的に無価値なキミたちへ──
早稲田大学政治入門講義コンテンツ
定価1190円
Kindle Unlimited 対象書籍
政治に関心を抱き始めた人々に向けて
全ページフルカラーで作った入門書です
お気軽にサンプルだけでもどうぞ
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イーストプレス社より紙書籍版も全国発売中
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東浩紀らが福島瑞穂を非難した動画を見たけど、(1)声の大きい者にみなが一斉に同調していく、(2)観客の喧騒に空気が支配される、(3)非難対象者がいなくなった途端の欠席裁判、(4)パネリスト同士が共感の応酬によって恍惚状態に陥る、と大学授業で取り上げたいレベルの<痛いコンテンツ>の典型例だった。
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『政治的に無価値なキミたちへ』
イーストプレス刊
定価1650円
私が長年受け持ってきた
早稲田大学の政治入門講義が
一般書籍として出版されました
政治に関心を抱き始めた人々に向けて
専門用語も難解な理論も使わず
政治の世界へ誘う一冊です
ぜひ手に取ってみて下さい
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大学講義のスライド。大学無償化法が成立したけど、その恩恵を受けるのはわずか。あいかわらず日本の大学授業料は世界トップクラスの高さ。日本は、国公立大学の授業料も高いけど、もっと学費のバカ高い私立大学に通ってる学生が74％も存在するという異様さ。彼らの大半は労働者階級の子供にすぎない。
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「大学授業料問題」に関する大学講義スライドです。日本の大学授業料は世界最高水準。奨学金も実態は単なる学生ローンが大半。多くの大学生は経済的に追い詰められ、バイト漬けの4年間を送るわけです。いつから日本はここまで教育にカネのかかる国になったのか。お時間のある時にぜひお読み下さい。
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岸田首相は、何もしていないわけではなく、就任以来ずっと色々なことを検討し続けているらしい。もし本当にそうなのだとしたら、それは思考過多(overthinking)という病であり、首相官邸に行く前に心理クリニックに行った方がいい。
#岸田内閣支持率急落
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大学講義スライド「世界各国の平均労働時間」。休日等も含めて計算したもの。日本人男性は世界最悪の「労働地獄人生」を送ってるのが分かる。フランス人男性の2倍以上。でも平均年収はフランスを下回るという悲惨さ。なお、日本には「サビ残」という国民文化があり、実態はこの数値よりさらにひどい。
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大学講義テキスト『キミが社畜になる前に──労働初心者が知るべき15の基本事項』を電子書籍にしました。
皆さんがこれから労働というゲームに参加するには、まずそのゲームの概要を知らないといけません。この本は、大学生や若手社会人に向けた「労働パンフレット」です。
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あなたという船がどれだけ脆いかは、あまり重要じゃない。重要なのは、その航海がどれだけ大胆なのか。それが生きる面白さを決定する。
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『政治的に無価値なキミたちへ──早稲田大学政治学講義コンテンツ』(第3版)を発売しました。旧版をアップグレードした最新版です。
専門用語をなるべく避けた上に、図式や画像を多用して、皆さんを政治の世界に誘い込む内容にしています。サンプルだけでも是非どうぞ。
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木の枝にとまっている鳥たちは、なぜ<枝が折れるかもしれない>と恐れていないのか。もちろん、鳥たちは、枝ではなく、自分の翼を信頼しているからだ。一方、この世の労働者たちは、枝(会社)に全面依存するしかないハイリスクな人生を送っている。自分自身の翼を持つ教育も、生涯与えられることはない。
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自分の目に映る<フレーム>は、心の牢獄にもなるし、自由への鍵にもなる。実際にどちらになるかは、ボクら自身の選択にかかっている。
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生きることもコーヒーをドリップすることも変わりはない。1つ1つのプロセスをこなし、プロセスそのものを楽しむべきだ。急いで結果を求めると、本来の味わいを逃してしまう。
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星々の寿命に限りがあるように、ボクらの人生も限りがある。星空を見上げるたびに、ボクらは「すべての生命はいずれ終わる」という避けられない事実と向き合っている。そして、一度しかない人生をどのように彩っていくのかを問われ続けている。
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ボクらの世界では、ランダムな曲線が全体の調和を生み出すことがよくある。ボクらは、曲線というものを見るたびに「不完全なものの中に完全な美しさがある」ということを気付かされていく。
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羽の舞には、スタートもゴールもない。いま、この瞬間において、その舞そのものがいかに美しく自由であるかが全てである。ボクらの人生も同じだ。結果ではなく、現在いかに生きているかにフォーカスせよ。
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ボクらの世界は、ガラスに映る世界のなかで逆さまに見える。でも、本当は、ボクらの世界の方が逆さまで、ガラスに映る世界こそ現実なのかもしれない。いや、ボクらの世界はやはり逆さまじゃなく、単にガラスがボクらをからかっているだけかもしれない。
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カフェとは、アイデアを求める人々が集まる市場である。カフェラテ代より高い価値のインスピレーションを獲得して店を出た者が勝者となる。
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つらい記憶を忘れるのは難しい。
甘い記憶を思い出すのはもっと難しい。
オレたちは幸福を示す傷跡を残せないんだ。
- Chuck Palahniuk (作家)
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画家Karl Jilgの作品。20世紀の公共空間がいかに歩行者ではなく自動車のために割り当てられてきたかを表現している。この作品は、スウェーデン政府の依頼によって、その状況を問い直すために描かれた。芸術家のイマジネーションは、時として、目の前の見慣れた世界をもっとリアルな形で伝えてくれる。
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「反出生主義」についての大学講義スライドの抜粋です。子供を持つことを否定的に捉える考え方は、古代文明の時代から続く伝統的な考え方の1つ。現在も注目されています。お時間のある時にぜひお読みください。
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どれだけ優れた設計物でも、ユーザがその設計通りに使うことは少ない。バイアグラは元々、高血圧治療のために開発されたものだった。Twitterはマイクロブログサービスとして生まれたが、実際はSNSと化した。大学は学問の場として設計されているが、実際は<人生最後の夏休み>の施設として使われている。
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芸術家の収入は、その芸術家がどれだけ長く働いたかという労働時間(hours)で決まるのではない。作品の内容(contents)/センス(sense)/売り方(strategy)で決まる。その意味で、21世紀における労働の多くは、芸術家に近いものになる。時間を機械的に差し出して生きる時代は、終焉に向かっていくんだね。
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日本では、小中高まで<人気職業アンケート>が実施されますが、大学生になると、なぜかいきなり<人気企業アンケート>に切り替わります。つまり、大人になるにつれて<人生をかけて何をやりたいか>はどうでもよくなり、<どこの組織に属したいか>の方が重要になる。それが日本という社会なんですね。…
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大量の答えがバラまかれている時代において重要なのは、<どれだけ答えを知っているか>ではなく<どの答えを無視するか>だ。
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"日本人と失業"に関する大学講義スライドです。日本では、無職になっても誰も助けてくれません。この国では「失業＝死への恐怖」となっている。ゆえに、大半の日本人は、高校/大学を卒業したら空白期間なく労働者になり、老後まで途切れなく労働し続けるわけです。お時間のある時にぜひお読み下さい。
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成熟した釣り人は、期待から失望が生まれることを知っている。彼が海と向き合うのは、収穫を求めるためではない。教訓を求めるためだ。
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- ポルノはあなた自身のセックスではない
- ゲームの勝利はあなた自身の勝利ではない
- 大学の学位はあなたの知性を証明していない
- ニュースを見ても世界そのものは何も見えない
- ローンで手に入れた家はまだあなたの家ではない
僕らは現実ではなく、現実であるかのような虚構に囲まれて生きている
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泣いてることを謝らないで。その感情までなくなったら、私たちは、本当にただのロボットになってしまう。
- Elizabeth Gilbert (作家)
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資本主義は社会問題を解決しない。社会問題を商品化するだけです。ジャンクフードで健康問題が起きたら、次は<健康を守る商品>を大衆に大量消費させる。環境問題が起きたら、次は<環境に優しい商品>を大量消費させる。資本主義は<自ら生み出した社会問題>すら材料にしてさらに膨張するモンスターです。
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答えなんか知らなくていいんだ。ボクはものを知らないことに恐怖を感じない。ボクらは、このナゾに満ちた宇宙の片隅で、目的もなく彷徨っている迷子なんだ。それがボクらのリアルな姿なんだ。ボクが知っているのはそれだけさ。
── Richard P. Feynman (物理学者)
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政府が奨学金にどれだけ予算を使っているかの国際比較。日本はもちろん最悪レベル。なお、日本学生支援機構の奨学金は、国際基準では「奨学金scholarship」ではなく「学生ローンstudent loan」に分類される。しかも有利子タイプが増大の一途。ここまで大学生を経済的に追い込んでいる国も珍しい。
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もちろん、それはキミの頭の中で起こっていることだよ、ハリー。しかしね、それが現実ではないって、どうして言い切れるんだい？
- J.K. Rowling, Harry Potter and the Deathly Hallows
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ボクらは、老いる日までに、灯台になることをめざした方がいい。灯台は、ゆるぎない自分の立ち位置を持っている。灯台は孤独である。灯台は多くを語らない。ただ、自分の行動によって人々に理念を伝え、人々をナビゲートしている。
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"現代の階級社会"に関する大学講義スライドです。私たちの住む世界は、強者と弱者に分かれます。強者が自由な人生を謳歌する一方で、弱者は負債を抱えながら、強者の自由な人生を下支えするための一生を送る。なぜ弱者はこうした弱肉強食の世界を肯定するのか。お時間のある時にぜひお読み下さい。
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頭上の冠にまるで興味を示さないネコこそ、自由の象徴である。自由とは、社会にバラまかれている富や地位のシンボルに無関心となるところから始まるのだ。
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幸福を追いかけるのは、飛んでいる飛行機を掴もうとするようなものだ。あなたは決してつかむことはできない。自分自身の翼を持つしかないことに、いつ気づくのか。
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吉本隆明が自著のなかで<自分の時間をこま切れにされていたら、人は何ものにもなることができません>と言っている。しかし、ボクらが置かれているテックの時代では、そうした<細切れにされないまとまった時間>は、ますます難しくなっている。…
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<賢さ>より<実行>こそ重要だ。大量の情報にあふれる時代となって、知識を身につけたり、理屈を描くことは、誰でもできるようになった。しかし、その頭の中身をプレゼン/書籍/プロジェクト/事業といった具体的な形にできる人間は殆どいない。<実行>にフォーカスできるかどうかが現代を生きる鍵なのだ。
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人生で最も重要な選択は<どこに住むか>だ。住む場所は、誰と会うか/何を見るか/何をするかという毎日の慣習に決定的な影響を与えて、人生の具体的内容を形作っていく。<どこに住むか>は、あなたの大切な権利だ。カイシャや他人に安っぽく売り渡してはならない。
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大学講義スライド「1人あたりGDP」。日本は、マカオにもシンガポールにも香港にも抜かれ、あと数年で韓国にも抜かれるのがほぼ確定。人口崩壊、年金崩壊、巨額財政赤字、昭和型の非効率な会社構造、世界的なIT革命／AI革命への乗り遅れ。日本が上昇する要因は何もなく、すでに国として詰みつつある。
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タイムマシンに乗って
小学生だった頃の自分に伝えたいこと
- 学歴と幸福は比例しない
- 学歴と人生の自由は比例しない
- 時間はカネよりも重要な価値である
- 社会とは他者の時間を奪うゲームである
- 学校とは都合のいい労働者を育てる施設である
- TV/ネットは都合のいい消費者を育てる学校である
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若者が就職先を選ぶ際に重視すべきは<心の平穏が奪われないか>という点だ。いかなる巨大企業の高所得ポストだろうと、引き換えに憎悪やトラウマが一生付いてくるのなら、その代償は大きすぎる。それほど<心の平穏>は人生に巨大な影響を与える。カネ/見栄という目先のエサが長期的損失をもたらすんだ。
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11月からFoomiiにて政治系社会系ウェブマガジンを配信します。月額550円。Twitterでは書き切れない長さの記事を週1回のペースで出していきます。テーマは「この詰みつ���ある国でどう生きるか」。ボクの大学講義をちょっと聴講するような感じで、お気軽に購読してみて下さい😎
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この記事でも指摘があるけど、日本企業がオワコン化してる理由の1つは、朝倉祐介さんが言うところの「PL脳」だろうね。経営者が目先の短期的利益ばかり気にして、先行投資が怖くてできない。こんな一大革命期の時代に、先行投資を打てない企業はどうあがいてもオコワン化する。
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<自分はまわりからどう見られているか>を意識し始めた瞬間から、我々は人生の刑務所に入れられている。まわりの人々は、その看守である。
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短期的に悲観主義をとり、長期的に楽観主義をとるのが人生の基本戦略だ。これは、ベトナム戦争で8年の拷問に耐えた兵士の名から<ストックデールの逆説 Stockdale Paradox>という。短期的な楽観主義者たちは、すぐ失望して死んだ。短期的に絶望しながら、長期的な視点を捨てない人間だけが生き残った。
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<私はまわりより重要な存在だ>という自己重要感(self-importance)にボクらはハマりやすい。そして、見栄を張り、肩書を欲しがり、ブランド消費に精を出す。世にあふれる諍い/嫉妬/憎悪は、そうした病から生じている。平穏に生きたいなら<私は取るに足らない存在だ>と思っておくぐらいがちょうどいい。
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完璧であることは醜いと思う。人間が作るものならば、そのどこかに、傷跡、失敗、乱れ、歪みを見たいのだ。
I think perfection is ugly. Somewhere in the things humans make, I want to see scars, failure, disorder, distortion.
- Yohji Yamamoto
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何もない世界をたまには歩いてみよう。周りから押し付けられている責任や期待から解放されて、そもそも自分は何をめざして生きたいのかを再確認するチャンスとなる。
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水が沸騰しているところに静けさが醸造される。平穏とは、必ずしも動かないことではない。むしろ、無心になって動く中に、最も静かな平穏が生まれる。
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今週から僕のウェブマガジンがFoomiiにて配信スタートとなりますが、その創刊準備号です。無料なのでお気軽にお読み下さい。日頃Twitterで言っていることをまとめた感じです。「詰んでいる」というのは乱暴な言葉ですが、多くの知識人たちも同じことを考えているはずです。
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民主主義とは<みなが投票すれば、みなの望む世界がいつかやってくる>という宗教みたいなものだ。その<いつか>がいつ来るかは誰も分からない。ただ分かっているのは、どこの民主国家でも、自由で楽しい人生を送っている人々は一握りで、大半は望んでもいない苦痛と不自由の人生を送っていることだけだ。
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我々は<ステータスゲーム>の世界にいる。学歴/所属企業名/年収/身長/住所/配偶者のルックス/スマホ機種/フォロワー数。全てが<見栄の競争>の舞台であり、人々は死ぬまで他人と比較させられる。<ステータスゲーム>から早く離脱せよ。さもなければ、あなたは、努力と労働と消費の無間地獄にハマり込む。
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学生「資本主義って、端的に言うと何ですか？」
私「端的に言うと、数十万人が自由で楽しい人生を送るために、ほかの数十億人が苦痛だらけの労働に死ぬまで耐える仕組みです」
学生「そんなこと知らなかった」
私「キミがそういうことを知らないままでいるために、国家という組織が存在するんです」
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起業家志望の学生たちと話していると<アイデアこそが貴重であり、そのアイデアを実行に移すこと自体は誰でもできる>という意見をよく聞く。でも、実際は逆じゃないかな。優れたアイデアは誰でも思いつく。しかし、そのアイデアを実行に移して最後までやり遂げる人間は、ごく稀にしかいないほど貴重だ。
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アメリカのビジネス社会で常に言われていること
1. 悲しい時に決断をするな
2. 怒っている時に返信を返すな
3. 幸福感に包まれている時に他人と約束するな
喜怒哀楽いかなる感情も、人間が正しい行動をとる上で有害だということ。エモーショナルな時間と、物事を判断する時間は別にした方がいい。
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<他人とシンプルに交流する技術>
- 自分の私生活を安易に晒さない。
- 他人と議論しない。議論で相手の意思が変わることは殆どない。
- ドラマを持ち込む人間を避ける。ドラマは映画の擬似体験だけで十分だ。
- 他人に期待しない。失望は期待から生まれる。人はみな、自分の都合で勝手に動くのみだ。
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ホモサピエンスは、古代から協調性を異様に重んじる世界で生存してきた。現代でも、周りから何か頼まれたら、デフォルトで"YES"と口にする習性が染みついている。その習性が苦痛とストレスをもたらし続ける。デフォルトの返事は"NO"だ。"NO"をスマートに示す技術こそ、ボクらになにより必要なものだ。
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ヒトは30万年前に生まれた。29万年は幸福だった。当時のヒトは<今>に集中する人生だ。しかし、農耕革命によって、過去の記録と将来の予測が始まる。ヒトは<過去の後悔>と<将来の不安>に頭の中を支配されていく。ヒトは文明と引き換えに平穏を失っていった。ボクらは<今>をもう一度取り戻すべきなんだ。
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現代人はそろそろ、自分が日曜夜に対してブルーになっているのではなく、資本主義に対してブルーになっていることを自覚した方がいい。
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- ボクは学校制度が嫌いだけど、大学で教えている
- ボクは資本主義が嫌いだけど、投資をしている
- ボクはSNSが嫌いだけど、SNSに投稿している
ボクらは矛盾して生きている。それは禅宗の教えに近い。世界の流れを拒絶せず、むしろ適応する。その中で、ゆっくりと自分の望む生き方を歩んでいくんだ。
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大学講義のスライド「IT企業の従業員年収」。日本の経済水準は下降まっしぐらだけど、IT産業はその悲惨さが露骨。中国や東南アジアでも、平均年収1000〜1500万円以上のIT企業がいくつも出現してる。日本は、この30年、無能なオジサン世代がグダグダやってる間に、すっかりと「IT革命の負け組」に。
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列車は必ずしも予定通りにやってこない。人生もまた予定通りには進まない。列車の旅も生きることも、その不確実性をどこまで楽しめるかが鍵になる。
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たとえ理不尽な会社でも、大半の労働者が辞めないのは、退職後の不透明な将来が怖いからだ。人間には<不確実性より苦痛を選択したがる>という習性がある。その習性を利用して、会社は労働者を搾取していくんだ。僕らは<不確実性>を怖がりすぎている。むしろ楽しむぐらいの姿勢で人生を送った方がいい。
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古代から、人間は<このレールから外れたらヤバいことになる>という恐怖によって、人生をコントロールされてきた。言い換えれば、ボクらは、自分自身の恐怖(fear)の感情を疑うべきなんだね。多少レールから外れても、実は大したことは起こらない。大したことが起こると思わせたい連中がいるだけの話だ。
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知識労働は1日3時間程度しかできない。残りの5時間は、散歩/読書などで堂々とサボろう。過去投稿で何回か書いたけど、1日8時間労働ルールは、19世紀の工場労働を想定したものだった。それを21世紀の知識労働に当てはめても意味がない。そうした非現実的なルールにムリヤリ従うことにも意味はないんだ。
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島を目にするたびに思う。ボクらは、孤独であっても生き続ける力を持っている。その孤独の中でこそ、自分だけの生きるリズムを見つけることができる。
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毎日のように、朝日がのぼり、夕日が沈む。しかも完全に無料なのだ。それを楽しまずに、見逃すなんてありえない。
── Jo Walton
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幸福とは<満ち足りた状態>のことだ。満たす器そのものが小さければ、わずかなコストで幸福にたどり着く。資本主義国家とは、庶民1人1人に<底のヒビ割れた大きな器>を持たせて、<いつか満ち足りるはずだから頑張ってください！>と励ましながら、延々と消費させ続け、延々と労働させ続ける国家のことだ。
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<雇用の安定>とは、1つの会社で一生働けることではない。いつでも会社を辞めて別の会社に移れること、もしくは、会社を辞めて無職になっても生活に一切困らないことだ。そもそも、たった一度しかない人生時間を1つの会社にすべて捧げることが<理想の人生>になっている国など、不気味で恐怖でしかない。
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ホモサピエンスには、孤独(loneliness)を異様に恐れる特性がある。孤独を恐れて有害な人間とすら関係を築いていく。苦悩多き人生はそこから始まる。本当にその連中と交流したいのか? 本当にその人間と結婚したいのか? 孤独を避けるために、あまりに高い代償を払っている人々で、現代社会は満ちている。
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自由な人生を謳歌している知人たちを見ると、物質的快楽(物欲/性欲etc)に溺れるのを避ける人が多い。人間の習性として、その快楽に慣れると、さらに刺激の強い快楽を求めていく。果てしなく欲望を追いかける苦悩が始まる。いつの時代も、快楽はすぐに不快に変わるということ。行き着く先は地獄である。
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詐欺師ほど誠実な人間はいない。彼らの喋ることの99%は、驚くほど正確で誠実だ。そして、残りの1%に、相手をカモるための嘘を的確に入れていく。99%の誠実さに魅せられた相手は、1%の嘘に気づかない。学校/サークル/合コン/職場/TV/選挙/政府──99%誠実な詐欺師は、社会の至るところで活躍している。
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<競争>に参加することは、それ自体が敗北なんだ。その競争のルールを作った<上の人々>の思惑どおりに行動させられ、彼らに利用され、自分の人生目標が彼らの手で操作されることにすぎない。受験/就活など避けられない競争イベントもあるけど、深入りせず半分遊び感覚で参加するぐらいがちょうどいい。
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- TVより、本を読む
- 祈るより、行動する
- 座って考えるより、外を歩く
- ニュースより、アイデアを吸収する
- 飲み会で騒ぐより、孤独に打ち込む
- 他人に嫉妬するより、他人を応援する
- 愚痴ツイートより、自分の思考をebookにする
人生とは<劣った習慣>を<優れた習慣>に置き換え続ける営みだ。
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ファッションは衣服だけに存在するのではありません。ファッションは、空のうえにも、街のなかにもあります。ファッションは、私たちの思想、私たちの生き方、私たちのまわりで起きていることの全てとつながっているのです。
- Coco Chanel
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日本人は、北朝鮮のような全体主義国家の人々を憐れみの目で見る。でも、多くの日本人が人生を投じるカイシャも、大して状況は変わらない。一挙手一投足を監視される。毎日着る服。毎日使うOS。起きる時間や寝る時間も決められない。しかも容易に抜けられない。全体主義はいつでもどこにでも存在する。
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<何も信仰を持たない人間はいかなるものも信仰していく>とよく言われる。何らマイルールがない人間は、表向き自由に見えるけど、実際には、様々な外部ファクターに操られ続ける存在にすぎない。<無宗教>を自称する日本人の多くが血液型占い/おみくじ/心霊現象etcに右往左往しているのは、その典型だ。
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平穏な人生を送るための
最も簡単な方法は
自分の期待値を下げること
<自分は重要な存在ではない>と
自覚することだ
逆に自分の期待値を上げ続けると
行き着く先は心の地獄である
ヨットを買おうとCEOになろうと
その地獄は止まらない
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失ったカネはいつでも取り戻せるけど、失った時間は2度と戻ってこない。だからこそ自分の時間をみだりに差し出してはならない。賃金労働の最大のデメリットは、自分の時間を無条件に日々差し出し続けないといけない点だ。人生のどこかで賃金労働から抜け出す──そのチャンスを探っていくのが大切だ。
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あなたが<ああいうふうになりたい>と憧れている人物をよく見てほしい。自分のやりたいことをやり始めるスタート時点では、必ず周りから笑われ<無理に決まっている>と小馬鹿にされているのが分かるはずだ。人生をかけて何かを成し遂げたいなら、まずは<周りから指を差される勇気>を持つべきなんだ。
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人生とは、日々何をして何を感じるかという<習慣の集合体>だ。だから、本来なら、自分自身で習慣を選びとり、自分自身で改良していかないといけない。言い換えれば、自分の習慣を他者や会社に作らせちゃいけない。それは、自分の人生そのものが他者や会社によってコントロールされることに他ならない。
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- 30年前、誰かが<まもなく日本の人口は減っていく>と言うと大衆は嘲笑した
- 20年前、誰かが<まもなく中国がGDPで日本を抜く>と言うと大衆は嘲笑した
- 10年前、誰かが<まもなく韓国が経済水準で日本を抜く>と言うと大衆は嘲笑した
世の中の99％は、いつも<目の前の現実>しか見ることができない。
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公園で遊ぶ3-5歳ぐらいの子供は、なぜあそこまで幸福に見えるのか
- <労働>の義務を負っていない
- 他人に虚勢を張らず<素の自分>でいる
- 日々が新しい<学び>と<創造>に満ちている
- 過去でも将来でもなく<現在>のみに集中している
ボクらの人生目標とは、かつての3-5歳の自分に戻ることに違いない
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日本では、若者が大学進学のために500万円を支出することには、まわりが何も騒がず問題視しないのに、若者が起業するために100万円を支出することには、なぜかまわりが大騒ぎして止めている。もちろ��、現実には、何の目的もなく大学に進学して、膨大なカネと時間を浪費する方がはるかにハイリスクだ。
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