Go Yanamoto
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ex.雑誌編集者。FOOL'S MATEという音楽誌を10年発刊。有料老人ホーム施設長を経て、会社経営4年目。読書、映画、バイク、酒、年代問わずヴィジュアル系が好き。メガネ🕶️。非喫煙。山口県出身。育ちは仙台と神奈川。気づけば九州在住。名古屋系好きのSLAVE民。
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ラルクとGLAYとLUNA SEAが同じ日にライヴをやるなんて90年代ならまだしも、2021年でさえも実現しているなんてよく考えたらすげぇことなんじゃないかな。それもこれもメンバー全員が欠けることなく健康でいてくれるからこそ。ロック・レジェンドの今とこれからに感謝が尽きない。
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みんながみんなそうじゃないと思いますが、BUCK-TICKってもの凄くハマる時期とそうでない時期が周期的で、しばらく聴かない時期が続いた後に《最近どんな感じかな？》って何年かぶりに新作聴くと《カッコいいじゃん！》ってなってまたハマる。寄りかかったり離れたり。人付き合いみたいなバンド。
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自分が好きなバンドマンに影響を与えたバンドマンがこの世を去るときって、「いままで存在は知っていたけど聴く機会がなかった」って人がそのバンドの音に触れる最後のチャンスだと思うんです。なので、どうかこの機会を逃さずに。未知の音楽は必ず人生に新しい価値観を添えてくれます。
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BUCK-TICKについて語られている方の中に、実家みたいな存在って例えておられる方がいて、そうかもなと思う。しばらくぶりに帰ってくると新しい部屋が増えていて、前からある部屋もあれば、ずっと開かずの部屋もある不思議な家。けどここはなぜか居心地がいい空間である。なんかそんな感じ。
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洋楽は聴かない。言葉がわからないから。ヴィジュアル系は聴かない。気持ち悪いから。アイドルと歌い手も聴かない。オタクっぽいから。って、そうやって境界線を引きながら聴く音楽って窮屈じゃないのかなぁと思う。もしかしたら自分にフィットするかも？って思って聴いたほうが音楽はずっと楽しい。
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櫻井さんの訃報に対してキリトさんが「僕も最後まで戦い続けます」と投稿したのを見て、ああこの人は本当にロック魂が根っこにあるんだなと思った。シンガーなら歌い続けますでもいいようなところをあえて《戦う》と表現するあたりにロックバンドのフロントマン気質を感じる。
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90年代のインディーバンドのCDにはスペシャルサンクスの枠にたくさんバンド名が載っていて、見てて楽しかった。「へぇ、こんな横の繋がりもあるんだ」とか発見もあって。それがきっかけで知らないバンドのCDを探したりしたもので、何気に隠れた情報源だったり。
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たぶん何度目かになるけど、90年代に第一線張ってた人たちがいまだにバンドやってて、なんならリリースやライヴもしてくれるという事実に本当に感謝したい。近年に至っては、叶わぬ夢と思っていた再結成もあちこちであって。皆さん元気で生きててくれてたらいいです、いや本当に。
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Xは知ってたけど、ライヴも観たことない高校生だったからhideさんが亡くなったときもそこまでの絶望感はなく、どちらかというと冷静に世間の沈痛を傍観していたけど、今回の櫻井さんの件で《ああこれがあの時泣き崩れていたファンの心境か》と、これでもかと理解できた。大きすぎます、穴が。胸の。
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ご覧ください。右手に見えてまいりましたのが、「アクロの丘」でございます。その隣に、双璧をなすようにあるのが「メギドの丘」でございます。あ、目の前に「絶望の丘」も見えてまいりました。ちなみにメギドの丘には、「HILL-幻覚の雪-」という丘も並列しております。現場からは以上です。
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木村拓哉の1stソロアルバム。様々なキャリアを持つ作曲家たちがいい仕事をしている。曲の器が大きいので、その中でキムタクも伸び伸びと自分を出してる感じが出てて窮屈じゃない。それが結果的に1stアルバムにありがちな初々しさとは無縁の風格というか、味になっている気がする。長く聴けそう。
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1999年7月7日
PIERROT『FINALE』
世紀末が産んだ最後の怪物。メーカーがここまで力を入れてプロモーションをしたバンドは他にいなかったんじゃないかな。翌年の7月23日には西武ドームの舞台に立っている。
#ヴィジュアル系フライヤー
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2000年7月23日
PIERROT@西武ドーム
Dictators Circus Vに位置づけられたドームライヴ。『FINALE』からたったの一年でこの飛躍を考えるとヴィジュアル系ファンの絶対数がいかに多かったが類推される。ただし、その勢いに裏打ちされたクオリティがあったこともまた事実。
#ヴィジュアル系フライヤー
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表紙だけで久しぶりにゾクっとするあの感覚。一目でわかる秋田さんデザイン。「敦」の文字に猫をくっつけてるのも単にカワイイではなく洒落てる。きっと凄まじい年末進行の中で作られた本のはず…だけど、妥協の跡を感じさせない愛に満ちた別冊だと思う。
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FANATIC♢CRISISの『EAS』が好きだ。いきなり作風を変えてきたその挑戦的な姿勢と変貌ぶりが好き。アルバム1枚だけど、これを作ったか作らなかったかでは彼らの音楽的変遷の印象はけっこう違ってだと思う。
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これから車で帰宅なので細かい話はまた書きたいのですが、大切な話をひとつだけ。今度のLUNA SEAのアルバム2枚は《いい肉の日》11/29に出ます。《山ほど抱えてSLAVE手裏剣で親戚とかにシュシュシュシュ！って配って》とRYUICHIさんが言っておられました。現場からは以上です。
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むかしのフライヤーは、今みたいにリリース前の音源情報やワンマンの詳細なんかももちろんあったけど、あえて「即日完売」とか「SOLD OUT!!」などを言いたいがために作成されたものも少なくなかった。ハッタリも含めて勢いを見せることが立派なプロモーションだった。この時代のフライヤーは財産。
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物議を醸し出したあのMステで「ゆらめき」とか「アクロの丘」をやってたら、きっと今のDIRはなかった。あそこであえて「残-ZAN-」をやったから今がある。みたいなことをブックレットで京さんが語ってて、いやホントそれな。放送後にクレームもらうとかロックバンドの鑑でしかない。
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1999年7月28日
Dir en grey『GAUZE』
PIERROTと時を同じくして産まれた世紀末の怪物。東名阪ツアーのファイナルは9/19の横浜アリーナ。この頃からすでにメジャーらしからぬ尖り方だったけど、22年後の現在もまったく守りに入らない姿勢は驚異的でしょう。
#ヴィジュアル系フライヤー
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ちゃんとお別れが言える場所を提供してくれるというのは、本当にありがたいことだと思います。限られた日程と場所なので、行ける行けないはあると思いますが、仮に行けなくてもその日のその方角に手を合わせるだけで昇華される想いはあると願って。
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どういう音楽を聴くんですか？と聞かれたときに「ヴィジュアル系です！」って言うと、こいつそっち系？みたいな空気になるので「ヴィ……いや、ロックバンド全般です」とかその場凌ぎのマイルドな受け答えをしたことある人は全員同志だと思ってる。
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ヴィジュアル系天気予報です。現在の九州地方は「STORM」で、ところにより「ザザ降り、ザザ鳴り。」明日は「五月雨」的に「ENDLESS RAIN」で、終日「冷たい雨」が「Rain fall」でしょう。河川の水域の「RED ZONE」に気をつけましょう。さて、いくつわかるかな。
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1989年に結成されたLUNA SEAは、2000年に一度「終幕」。この間およそ11年。それから2007年のGOD BLESS YOUを挟んで、2010年のREBOOTから再び動き出して現在2021年。気づけば「終幕」前の11年という時間を再起動後の時間が追い抜こうとしている。こんなバンドやっぱり見たことない。
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それにしても5/30は悩ましい。ラルクが幕張でLUNA SEAが有明でGLAYが野音。場所は違えど事実上の3強降臨祭じゃないか。
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1995年12月25日
Plastic Tree@市川クラブGIO
もはや四半世紀前の出来事。初音源『Strange frurts -奇妙な果実-』が出たあたり。
#ヴィジュアル系フライヤー
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私的ヴィジュアル系論。音楽だけではこと足りず、あふれ出る創作意欲をジャケットや衣装、さらにはメイクにまで注ぎ、表現したい世界を徹底的にヴィジュアライズするのがヴィジュアル系であり、ある意味で表現オタクでなくてはならない。なので、メイク＝ヴィジュアル系ではないのです。
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マリンメッセでのSUGIZOさんのいつにも増して長いお辞儀には、そういう意味もあったんだろうな。立場上知ってただろうし。櫻井さんの訃報とほぼ同時期だったとしたら、普通ならメンタルやられててもおかしくない。全然そんな感じしなかったな。百戦錬磨はすごい。
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ソメイヨシノというフレーズを聞くと「染井吉野にデコレーション」というメロディがいつしか頭の中で再生されるようになった。そんなこと言ってると「常識的にありえねぇ。」言われそうだけど。
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一度失った信頼を取り戻すことがどれだけ大変なことか。考えている以上に現実は優しくない。外野から辛辣な言葉を浴びせられるでしょう。でもそれは仕方ない。身から出た錆。肝心なのはそこを乗り越える覚悟があるかないか。抱えたものは爆弾か起爆剤か？ lynch.の未来は彼にかかってる。明徳頼むぜ。
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こんなときだし普段やれない自宅作業をやろうと思って、自分の記憶の棚卸しも兼ねて90年代のヴィジュアル系を少しばかり整理することにしました。セルフ・アーカイヴが目的なのでだいぶ適当な調子で書いてます。お目汚し失礼いたします。
disc1:『SOUP』／ROUAGE
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MIRAGEのアルバム期待してていいと思います。音質は令和、メロディは90年代という異形のハイブリッド・ツタツタ系です。それだけでもはやオンリーワン。特に「･･･Air」は原曲知ってる人ならちょっと感動すると思います。安心してください。原曲超えてます。
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CD購入者特典の生写真とかステッカーをけっこう大切に持っていて、いまでもなかなかの保存状態なので少し出しますね。まずは初期のバロックです。たくさんいますね。
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ヴィジュアル系が好きで、文章を書くのも好きだったので、雑誌の読者レポートという受け皿は本当にありがたかった。ライヴを観ては色んな雑誌に応募した。FOOL'S MATEにdeadmanのレポートが掲載されたときは嬉しかった。編集部に入れたのもそれが大きなきっかけだった。好きなことがあってよかった。
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LUNA SEAのステージはライティングがすげーなと毎回唸らされる。映像で観ても。映像になると今度はカメラワークと編集の巧みさに唸らされる。5人をカッコよく映すことに関して絶対に裏切らない。そして適度に引きで客席を映すから会場のスケール感が伝わって臨場感が増す。引きの絵って大切なのよ。
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「STRAWBERRY BUTTERFLY」といえば、「原曲はDSで作りました」というなんとも笑えるエピソードがあったようななかったような。ルイルイがすごいのかニンテンドーがすごいのか。いずれにしても、大好きな曲のひとつ。
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戦々恐々とする中で無理やりオリンピックをワンチャンやるのと、LUNA SEA・GLAY・ラルクによる史上空前の全国3マンツアーをやったほうが実は経済効果があるんじゃないか？などと馬鹿みたいなことを考えたりする今日この頃。
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2000年12月26・27日
LUNA SEA@東京ドーム
ひとつの時代の終わりであり、結果的にRebootへの布石となった重要すぎる2日間。何万人の涙が流れたかと思うと感慨深い。そしていまもなお健在であるという事実には感謝しかないだろう。
#ヴィジュアル系フライヤー
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PATAさんの件。彼の体調やバンドの今後が心配なのは当然なんだけど、それ以上に考えさせられたことは、LUNA SEAやGLAYやラルクもまだ若いとはいえ、いまのところ誰も大病を患うことなくバンドが存続しているという事実。これって実はすごく重要なんじゃないかってこと。健康に感謝。
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インディー1stの『LUNA SEA』が1991年で、「終幕」前ラストの『LUNACY』が2000年。この間およそ9年。本格再始動のときに出したインディー1stのセルフカバーが2011年で、今回の『CROSS』が2019年。この間およそ8年。つまり復活してからの時間がそろそろ「終幕」を追い越そうとしている。感謝しかない。
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櫻井さんとHEATHさんとチバさんがほぼ同時に召されてしまったので、今頃その訃報を聞きつけた天界の女性達が天国で《入り待ち》してるに違いない。
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険しい道はイバラか成功の糧なのか。辛い仕事は苦行かやり甲斐か。失敗は後悔か成功の母か。lynch.は明徳を「彼自身の再生の場」として受け入れた。一方では美談として歓迎され、もう一方ではリスキーな選択と揶揄されるだろう。でもそれも面白いじゃないか。ロックバンドなんだ、蹴散らせばいい。
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フライヤーはただの情報紙ではなく、貴重な資料だと思っています。色使い、文字の配置、大きさ、フォントなどすべてが千差万別であり、当たり前ですがすべてにデザイナーの命が吹き込まれています。そういう理由で資料性が高く、専用のファイルに入れて長期間の保存に耐えられるように努力しています。
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ヴィジュアル系が好き。女性アイドルが好き。ジャニーズが好き。ボカロとか歌い手が好き。いいじゃん。大いに結構。好きなもん見つけられて。熱狂的になれて。誰にも譲れないもん持てて。だから堂々としてりゃいい。何ひとつ極めようとしない人たちの「変わってるね」なんて痛くもかゆくもない。
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ライヴDVDを観てて少し嬉しくなる瞬間は、ヴォーカル以外のメンバーが演奏しながら一緒に歌詞を口ずさんでいるところがわかるとき。それだけでバンドの関係性がうかがえるし、ライヴ映像に躍動感が出る。そんな気がする。
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いま観に行けること、いまリアルに聴くことができることがなによりも重要なことだと、改めて思う。「次があるからいいや」には、もうなんの保証もない。
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1999年5月8日
ROUAGE@日本武道館
ちょうど22年前くらい。アルバムとしては次の『Lab』が事実上のラストに位置づけられるけど、動員としてはここがピークだったと思う。
#ヴィジュアル系フライヤー
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「バンドが好きってどういう系のバンド？」って突っ込まれると、本当はゴリゴリのインディーズだけど、どうせ名前すら知らないだろうから説明が面倒くさいな……えーと、「GLAYとかラルクとかLUNA SEAかな！」みたいな会話になりがち。ヴィジュアル系を超越した三巨頭を隠れ蓑に使っていた背徳の日々。
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森山直太朗作曲の「ローリングストーン」がほんのり心地いい。夕暮れ時のやわらかい風に頬をなでられるような優しいけどちょっと切ない感じ。ちょうどこの歌詞カードの表紙の雰囲気がよく出ている。木村拓哉の1stアルバム『Go with the Flow』の話。
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この時期になると思い出す。2004年のちょうどこの頃に編集部に入社して、初めての取材外出（実際はただの付き添い）で出掛けたbaroqueの初表紙撮影。恵比寿スタジオ。カメラマンは宮脇さん。みんな若かったな。圭はまだ10代だったんじゃないかな。当日はちゃんといた（遅刻してなかった）。
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華月の誕生日から一夜。生きてたらどんな40歳だっただろう。98年にリリースされた『LILAC』。これを当時17で創ったとか信じられない。
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うまいこと言えないんだけど、10代とか20代の頃ってなんかヴィジュアル系好きっていう自分をオープンにできなくて、本当に好きだしもっと知ってもらいたいんだけど、一方では隠れキリシタン的にひっそり好きでいることのほうがなんか好き、みたいな。いま思うと踏み絵みたいなもんだったのかな。
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そうそう。2013年の今日は武道館6daysの3日目なんですよ。もう8年も経つんですね。まだ夢の続きがあることに何度でも感謝したい。そして5人がこれからも5人でありますように。
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「これって、好きだったあの曲の続編かも…」とか、「謎に包まれていたあの曲のアンサーソングがこれかも」とか、ひとつのバンドを長いこと追いかけてると、生まれた時期がバラバラだったはずの曲同士が、思いがけないタイミングで不意に繋がったりすることがある。『CHRONUS』は、そんな作品。
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ディルがウィザーあたりからコアな方向に深化していった頃「最近のディルは聴いてない」といった、ある意味"昔は良かった"的な懐古主義派が増えていった時期があった。事実、一定層はいたと思う。が、今の彼らのサウンドを聴いたらそんなことも言ってられないはず。シンプルにもったいない。
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全員が50代になって、バンドも30年以上やってきて、ライヴはドームでやるくらいの押しも押されぬBIGバンドなはずなのに、サラッと企画モノGIGもやってのけてしまう。一体どこまで行ってしまうんだろう…LUNA SEA、本当にすごいバンドだ。
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最新作『NEOSPIRAL』を聴いた。ソロだし、バンドとは違う地に足のついた音かなぁと思って聴いたら裏切られた。めちゃめちゃ激しい。キャリアを重ねる=丸くなるみたいなのは思い込みだったのかもしれない。音圧にねじ伏せられる、そんな感じ。
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��憶の棚卸しと題して今回CDを掘り出してるうちにやたら綺麗にスクラップされたフライヤーだけのファイルが7冊も出てきた。これも知見の保管という編集者の性か。全部スキャンして綴じたらジャンプ顔負けの厚みなるかも。
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deadmanからはいろいろなことを学んだ。本編のみで終わらせることができるライヴ。その突然の幕切れに漂うキレのある余韻。MCを極力排除した音楽的純度の高い空間。ファンに迎合しないアーティストがとるべき距離感。フロントマンの特異性。過剰に着飾らない楽器本来の音に基づいたアンサンブル。
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