sudandance
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『生の短さについて』 (セネカ、岩波文庫) しばらく本を読めない状態が続いていた。 そこから抜け出せたのが、本棚にあったこの一冊。 2千年近く前の哲学者の言葉を、ゆっくり噛みしめた。 翻訳は大西英文さん。 #読書
iwanami.co.jp
生は浪費すれば短く,活用すれば十分に長いと説く表題作.他に,『心の平静について』『幸福な生について』の2篇を収録.(新訳) セネカ 著
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『まじめに動物の言語を考えてみた』 (アリク・カーシェンバウム、柏書房) 動物はどのように暮らし、何を伝えるために音声コミュニケーションを行っているのか。 6種の動物の研究から、人の言語とは違う音声での表現が見えてくる。 なるほど。 翻訳は的場知之さん。 #読書
kashiwashobo.co.jp
ノンフィクション・歴史・古文書の出版社
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『世界は基準値でできている』 (永井孝志・村上道夫・小野恭子・岸本充生、講談社ブルーバックス) 防潮堤の高さ・がん検診・PFAS等々の基準値のしくみを解説。 本編も興味深いけど、たくさんのコラムも小粒でピリリ。 先発投手の100球とか、花火大会の保安距離とか。 #読書
kodansha.co.jp
世界はいま、すべての境目が混沌としている。オリンピックではトランスジェンダーの選手が活躍し、大人になる年齢は18歳か20歳か曖昧になり、AIが書いた文章は人間のそれと見分けがつかなくなった。一方、コロナ禍にできた「新ルール」は迷走し、PFASが「新たな脅威」とされ、「新規」の食品や「新手」のハラスメントも次々に現れ、新しいリスクとなっている。こんなときこそ、われわれには「基準値」が必要だ。し...
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『わたしの小さな古本屋』 (田中美穂、ちくま文庫) 苦労をも包み込んでしまう自然体な文章で綴られる、蟲文庫田中さんの古本屋さんの日々。 ナドさん(お店の看板猫)を肩に乗せ、自転車でお店に通っていたって、、、いいなぁ。 #読書
chikumashobo.co.jp
筑摩書房『わたしの小さな古本屋』の書誌情報
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『ファシズムはどこからやってくるか』 (ジェイソン・スタンリー、青土社) ファシズムの蔓延を憂慮している人にとって、それが裏打ちされる恐ろしい本。 一方、ファシズム以外に失望している人や賛同者にとっては、常識的な手法が書かれている本、なのかもしれない。 #読書
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『中華料理と日本人』 (岩間一弘、中公新書) 肉まん・餃子・ウーロン茶・ラーメン等々。 それらの記録を大量の文献から読み解き、日本の歴史の中にプロットし、線で繋いでいく。 中華料理とまとめてしまうけど、それぞれに違った歴史があるんですねぇ。 #読書
chuko.co.jp
肉まん、ジンギスカン、餃子、焼売、ラーメン、麻婆豆腐、ウーロン茶。あの味はなぜ懐かしいのか。帝国主義の時代に広まり、戦後の日本人の心と体を癒してきた中華料理。地域や家庭で愛されてきた品々は、誰が、いつ、どうやって日本にもたらし、なぜこれほど普及したのか――。文化人、実業家、軍人、料理人たちの情熱と葛藤に光をあて、日本の中華料理一〇〇年の軌跡を世界史的な視点から描く、食文化の物語。
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『分解の哲学』 (藤原辰史、青土社) 一つ一つ積み上げ、作り上げ、作り上げたものは精緻で、もし壊れたら即廃棄。 そういう一方通行の世界に対する「分解」という逆の流れ。 その視点で見えてくる豊かな世界。 立ち止まっていろいろと考えたくなる刺激的な本でした。 #読書
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『暗い時代の人々』 (森まゆみ、朝日文庫) 大正~昭和、理不尽な死がそこここにあった時代を生きた10人。 時代・大勢に抗い、暗い時代に自らの光を灯し続けたその強さが、がつんと心に響く。 冒頭は、戦後80年石破所感にも出てきた斎藤隆夫。 #読書
publications.asahi.com
大正デモクラシーの終焉から戦争終結まで最も抑圧された暗い時代に「精神の自由」を掲げ、各々のやり方で、ぶれることなく毅然と生き抜いた人々──斎藤隆夫、山川菊栄、山...
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『いきものづきあいルールブック』 (一日一種、誠文堂新光社) ハトにエサをあげてよい? 山のキノコはとってよい? 河川敷は自由に使える? 等々 この本、日本に住む全ての人必携かも。 漫画パートのラストにちょっとうるうる。 キツネくん・タヌキさんに幸あれ! #読書
seibundo-shinkosha.net
自然を楽しむすべての人に!! マンガと解説でわかりやすい「いきもの」の法律&マナー道ばたで、今にも踏まれてしまいそうな野鳥の雛を見かけたとき、あなたならどうしますか?近所の公園
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『シン・アナキズム』 (重田園江、NHK出版) 5人のアナキストの、何万?ページになるであろうアナキズムに連なる難解な書籍群。 そのエッセンスが、ときにくすっと笑える解説で堪能できる、ありがたい一冊。 注が巻末・章末でなく見開き内にあるのもありがたい。 #読書 https://t.co/m8NOqi58YI
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『これからの教育学』 (神代健彦・後藤篤・横井夏子、有斐閣) ソクラテスからヒューマン・エンハンスメントまで。 講義・問い・レポート課題・次に読むべき本と、内容盛りだくさん、親切丁寧な教育学入門書。 #読書
yuhikaku.co.jp
教育学がわかる&もっと考えたくなる!講義→問いの構成で,初学者にも学びやすいテキスト。講義で学んだ理論や概念をふまえつつ,現代社会が抱える課題に,問いを立て,探究する「教育学的思考」を促します。学修をサポートするツールも充実。(教職コアカリ準拠)※電子書籍配信中!●「y-knot」特設サイトは(シリーズが目指すところや特徴的な取り組み,ラインナップなどをご紹介しています。)
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『数学を生み出す脳』 (中井智也、岩波科学ライブラリー) 一部の動物も持っている数量概算能力から、人だけが持っている数え上げ能力、言語と数学の相互作用、そして数学者の思考までを解説。 身近に数学大好き人がいるけど、その頭の中はどうなっているのだろう? #読書
iwanami.co.jp
数学の能力のうち、他の動物と何が共通で、何がヒト独自なのか。数学的思考の起源は言語にあるのか。ヒトにとって数学とは何か。 中井 智也 著
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『ラフカディオ・ハー��のクレオール料理読本』 (CE Media House) 異国異文化が感じられるレシピ集。 ザリガニ36匹とグリーンチャービル1つかみ、井戸水3パイント、とか。 こういう料理を愛したハーンさんが、日本文化も愛したんですねぇ。 翻訳は鈴木あかねさん。 #読書
books.cccmh.co.jp
ラフカディオ・ハーンによる唯一の料理指南書。 来日前、1877年からの10年間をニューオリンズで過ごし、米・仏・西の文化が混じり合う独特の「クレオール」文化に強くひかれたラフカディオ・ハーン。その彼が…
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『異常(アノマリー)』 (エルヴェ・ル・テリエ、早川書房) とある読書信頼筋絶賛本。 いやぁ面白かった。 帰宅ラッシュの電車内とか場末の定食屋とか病院の待合室とかで貪り読み。 もう飛行機には乗らないようにしよう。 翻訳は加藤かおりさん。 #読書
hayakawa-online.co.jp
早川書房オフィシャルサイトの異常【アノマリー】ページです。当サイトでは、ミステリ、SF、海外文学、ノンフィクションの名作から最新刊まで、幅広いジャンルを網羅した書籍の情報を提供しています。早川書房の世界を、こちらの公式サイトからご堪能ください。
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『世界は進化に満ちている』 (深野祐也、岩波科学ライブラリー) 変異・選択・遺伝の3要素が揃うとスイッチオン、もう誰にも止められない?! 進化ってすごい。 でも、これが外来種で起こると、確かにかなり厄介なことになりますね。 #読書
iwanami.co.jp
進化という現象はときに短期間で、しかも私たちのすぐそばで起こることがある。様々な事例を取り上げ、進化論の魅力を伝える。 深野 祐也 著
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『枝元なほみのめし炊き日記』 (枝元なほみ、農山漁村文化協会) 生産者の方々、料理をつくる人、食べる人。 周りに集まってくる方々の様子から、枝元さんの朗らかなお人柄と、その奥にある繊細な強さが伝わって来ました。 #読書
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『ヘルンとセツ』 (田渕久美子、NHK出版) ラフカディオ・ハーンさんとセツさん。 二人のヘビーな生い立ち。 そして、出会い、共に暮らしていくまでが、生き生きとした文章で描かれる。 夜な夜な、セツさんがヘルンさんに出雲の昔話を語るシーンにほのぼの。 #読書
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『コオロギたちのすだく夜に』 (竹田真木生、京都大学学術出版会) コオロギの分類、生活史、種分化等々。 大学の講義のような語りで、あらゆる角度からコオロギの世界を詳説。 「すだく」って言葉、知りませんでした。。 【集く】③虫が集まって鳴く。 (広辞苑) #読書
note.com
未だ謎多き風流の友を追いかける研究記 四六並製・296頁予定・ISBN 9784814005536・税込 2420円 古くからその声を愛でられ、私たちの情緒世界を形成する身近な虫、コオロギ。一口にコオロギといっても、その生態の多様さは専門の研究者でも戸惑うほどに豊かだ。それだけではない。簡単に採取でき、雑食性で飼育しやすく、温度操作や絶食といった実験に耐えるコオロギたちは、生物学の研究材料の...
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『マイクロスパイ・アンサンブル』 (伊坂幸太郎、幻冬舎文庫) 帰省していた家族の置き土産本。 読み始めると、一気に猪苗代湖に連れていかれた。 そして、読み終わって、夏が終った気分。 ひさしぶりにTheピーズのCDを聞いた。 #読書
gentosha.co.jp
付き合っていた彼女に振られた社会人一年生、どこにも居場所がないいじめられっ子、いつも謝ってばかりの頼りない上司……。でも、いま見えていることだけが世界の全てじゃない。知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり。残業中のオフィスで、事故現場で、フェス会場で、奇跡は起きる。優しさと驚きに満ちた現代版おとぎ話。
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『いつも心にパンクを。』 (佐藤誠二朗、集英社) 今なおパンクな生き方を貫いている、日本のパンクを創成したミュージシャンたち。 その言葉は真摯で気概に溢れている。 「いつも心にパンクを。」、ホントそのとおりです。 カバー絵は奈良美智さん。 かっこいい。 #読書
shueisha.co.jp
「卑屈に生きるなと教えてくれたのはパンクだった」――ブレイディみかこ(作家)ラフィンノーズがソノシートをばらまき、NHKが「インディーズの襲来」を放送し、キャプテンレコードが大規模フリーギグをおこなった1985年から40年。KERA(有頂天)、チャーミー(ラフィンノーズ)、HIKAGE(ザ・スタークラブ)、ATSUSHI(ニューロティカ)、TAYLOW(the 原爆オナニーズ)ら、1980年...
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