@shimojizemi
九州大学下地理則ゼミ
3 months
日本語学の論文を見ていると、以下が守れていないものがほとんど。なので読みにくい。執筆言語によらず以下を実践したい: イントロは1-1.5ページまで。そこに必ず論点と結論、それが研究史上で意味することを書く。イントロの最後に必ず「本稿の構成は以下のとおり」という形でルートマップを示す。
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Replies

@shimojizemi
九州大学下地理則ゼミ
3 months
イントロに続いて、大きな背景(理論的な問題)を述べる。それを解決する上で自分の扱う現象が肝であることを読者と共有する。例えば理論の予測に対して自分の扱う現象が矛盾するとか、複数の競合する理論の妥当性の解釈に役立つとか。いわゆる「記述」の論文はここを曖昧にして現象の解説に進みがち。
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@shimojizemi
九州大学下地理則ゼミ
3 months
上記のアドバイスは投稿論文の場合です。「記述系」でも投稿論文で勝負するなら、やはり仮説検証型じゃないと読みにくいし、査読に通らない。明確な仮説の検証とは違う形でいきたいなら、ハードボイルドな記述文法書を1冊書けばいいと思います。要は、媒体に応じて自分のスタイルを変えないとダメ。
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