現存最古の刀剣書か 県立図書館資料から発見 南北朝時代 平安~鎌倉の刀工収録 | 行政・社会,暮らし・文化,まちの話題 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞
佐賀県立図書館が所蔵する県重要文化財「龍造寺家文書」から、国内現存最古とみられる南北朝時代の刀剣書「銘尽(めいづくし)(龍造寺本(りゅうぞうじぼん))」が発見された。九州産業大学基礎教育センターの吉原弘道准教授の研究で明らかになり、県が25日公表した。平安時代末から鎌倉時代ごろの刀工約280人が収録され、代表作や系図などが墨書で記されている。中世における刀剣書の成立過程や刀工の実像を探る貴重...