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作家、2005年泉鏡花文学賞受賞、翌年奈良に移住。奈良少年刑務所で9年間、受刑者の詩の教室を担当。『空が青いから白をえらんだのです 奈良少年刑務所詩集』 奈良市「古書バルぽらん」。「勾玉天龍座」で古事記を朗読劇として上演。
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受刑者たちが、そっと心の奥にしまっていた葛藤、悔恨、優しさ……。童話作家に導かれ、彼らの閉ざされた思いが「言葉」となって溢れ出た時、奇跡のような詩が生まれた。美しい煉瓦建築の奈良少年刑務所の中で、受刑者が魔法にかかったように変わって行く。彼らは、一度も耕されたことのない荒地だった──「刑務所の教室」で受刑者に寄り添い続ける作家が選んだ、感動の57編。
島根県益田市久々茂(くくも)町の国道191号で30日朝、集団登校で横断歩道を渡っていた市立豊川小学校の児童の列に軽トラックが突っ込み、ボランティアで通学を見守っていた近くの三原董充(ただみつ)さん(73)が全身を強く打ち、翌日、病院で死亡した。集団登校をしていた児童9人のうち、小学3年の男子児童(
少年刑務所の受刑者たちの感動の詩集。 加害者である前に被害者だった──。 「詩」が心の扉を開いた瞬間、宝石のような言葉たちが紡がれる。 受刑者たちの固く閉ざされた心の扉が開かれたとき、溢れでてくるのは、人への思いやり、純粋さや優しさ。 こんな子たちがなぜ犯罪者になってしまったのか。心を耕されることなく荒れ地で育った子どもたち。 奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」は、詩の創作を通じて、荒...