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江柿野るろあ Profile
江柿野るろあ

@ruroa2

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匿名の芸術制作屋。文学の話題が多いですが、趣味は家庭料理と京都散策とスポーツです。晩酌しながらつぶやくことが多いです。

京都、たまに大阪と東京
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
『デスノート』のLとか、『まどマギ』の佐倉杏子といった糖分依存症のキャラもそうだけれど、「ガチのメンへラの病状」ということを受け手に隠し、精神疾患を特徴付ける細部をキャラに与えると、驚くほどいきいきする。この創作テクは、どのレベルのどのジャンルにおいても、幅広く使われています。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
フランスでは、中規模以上のスーパーが、売れ残りの食品を廃棄する事は法律で禁止されたぞい。消費期限が近づくと、どんな食品でも値段を下げる。余りそうな分は、仲介者を経由し、ひとつ残らず、貧しい人に提供するか、肥料に回す。必要な経費はすべて国が持つ。日本の代議士もやりなさいよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
何故、あんなに呑んだのに、今日も朝からフツーに仕事できるのー?とか、同僚から聞かれることが多々あります。答えは簡単で、酒を呑んでいる間、ひたすら、「タンパク質」を摂取しているからです。「タンパク質」系のつまみを多量に摂取しておくと、2日酔いになりません。コレが酒を楽しむコツですよ
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
先日、桑原武夫の一万冊の蔵書を「焼却処分」した京都市を中心とした京都府の図書館行政についてだが、実は京都府は、都道府県別の人口あたりの図書館の蔵書数ランキングが全国で46位であり、お隣の全国1位の滋賀県とは雲泥の差があって、それこそが、「伝統と文化の京都」の本当の現実だからね。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
テレビ番組『さんまのまんま』を録画で見ていたら、ゲストで直木賞作家の西加奈子が、さんまと葛飾北斎の共通点を語り出し、それを受けて、さんまが「笑いというのは突き詰めると緊張とその緩和しかなく、落語家の枝雀はその先を目指したので自殺した」という認識を呈示したりして、けっこう濃かったよ
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
Fラン大時代に、いまどきマルクス主義者のレアな先輩と、欧米で革命が起きた時代に都市部の労働者が食べていた料理を再現して食べた事があるけど、まあ、革命が起きるのも分かるシロモノで、コンビニ弁当やカップ麺がいかに革命の抑止力になっているのか、という事を、身をもって勉強しましたよ(笑)
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
サヨクが忘れがちなのは日本は最低だが中韓も最低だし日本は最悪だが欧米も最悪という大前提であり、韓国や仏国の芸術家と呑み屋で話すと「韓国も仏国も本当に酷い。マジで終わってる」と必ず言う。そして自国の地獄自慢が始まり最後は「地球は地獄、人類は最低」という結論に至り熱い連帯感が生まれる
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
「滑稽で謎めいて狂気じみたキャラ」を出せば「現代的な物語」になる、という紋切り型のテクに批判的であり、かつ、高い技術のある作り手は、ごく凡庸なキャラを、描写の仕方と語り方によって、形式的に異化するというテクを使う。大枠で言うと、「現代的なキャラ」の作り方は、この2パターンです。
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
ナボコフは「ゴーゴリ論」において、物語の「本筋」には関係ないのに、「圧倒的に滑稽で謎めいていて狂気じみている」キャラのことを、「サブキャラクター」と呼んでいる。こういう類いのキャラは、現代のわが国で「前衛」と見なされる大半の物語に登場する。知っていれば、明日から使える基本テク。
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
既存のハイカルチャーを蹴落として、ついに我が国の文化的ヘゲモニーを掌握したオタクたちが、無教育な真木よう子をコミケから排斥しているのを見て、どんないじめられっ子もヘゲモニーを掌握すると、かつてのいじめっ子と同じことをするんだよなあ、と人類における階級闘争の限界に思いをはせた。
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@ruroa2
江柿野るろあ
11 months
脱構築というのは哲学のパンクロックなので普通のオトナは卒業しないといけないのだが、卒業できない人はどこの世界にもいる。デリダ研究者の顔写真をよく見てみるとパンクロックが好きな中高年のおじさんたちと似たような顔をしていることに人は気づく。デリダのリズム論が少し身近に感じられるだろう
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@ruroa2
江柿野るろあ
1 year
あまりにも忘れられがちだが、先日に物故したムツゴロウさんの動物王国には東大で動物学を学んだ秀才が一九六八年の革命の余波で東京の出版社を辞めて北海道に移住し人間と動物の新たなる共同体を創設するための政治的な実験場という側面もあったのであり、そこを軽視するとムツゴロウさんは分からない
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
いかにも「現代的なキャラ」をつくる簡単な方法は、精神科医の教科書に載っていない精神疾患を考え出し、それを凡庸なキャラに付与すること。ちなみに、「ブラウン神父」シリーズで知られる保守思想家のチェスタトンは百年前にすでに、「現代文学には精神を病んだ狂人しかいない」と批判しています。
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
最近、オタクの「二重孤立化問題」に注目している。つまり、リア充の価値観を否定してオタになったけど、オタクの価値観にも馴染めない(馴染みたくない)という層のオタが、存在しているということだ。この層のオタは、安定した社会集団および流行思想としてのオタクよりも、はるかに可能性がある。
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
桑原武夫の一万冊の蔵書を、京都市の右京中央図書館(館長は中西進)のクズ過ぎる女副館長が「ゴミとして焼却処分」(さっき電話して言質をとった)した件についてだが、府立図書館や京大や同志社の図書館や京都市の古書店組合に相談するとか、そういう事を、当たり前にできる体制を作らないといけない
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
アニメ映画の『君の名は。』、前にリサーチしたとき、中高年の父親たちが10代の愛娘とのデートの口実として観に行くというケースが多くあって、こういう客層(父親と思春期の娘)も取り込めていたんだなあ、と感心したんですよな。こういう動向って、日本のアニメ映画には少ない印象がありますしな。
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
90年代のこと、幼少期のわたしが、「セーラームーン」を見ようとしたら、父親から「おまえ、頭おかしいんとちゃうか?気持ち悪いぞ?」と、軽蔑的に罵られ、プロ野球を見せられた。そういう時代、そういう世代、そういう地域が、つい最近の日本では「フツー」であった現実も、知っていて欲しいな…
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
あのね、浜崎あゆみの左の耳が病気で全く聞こえてない事実を、知ってる人と知らない人で、浜崎の見方・聴き方が違うのは仕方ないのよ。しかも、彼女の場合は、長いキャリアの最初から聞こえないのではなくて、途中から聞こえなくなったからね。この擁護を、即座に「感傷主義」と決めつけてはダメだよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
明石家さんまのトーク番組『さんまのまんま』、直木賞作家の西加奈子のゲスト回を録画で見ていたら、あのさんまが西加奈子の小説をすべて読んでいて、おまけに、西加奈子の小説の映画化の権利を吉本興業に正式に押さえさせた、という話になって、「さんちゃん、さすがやで…」と感心してしまったよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
いつまで俺ら20代や30代の若い世代が1960年代の全共闘世代の因縁である三島由紀夫や大江健三郎や深沢七郎や金井美恵子や吉増剛造といった老人たちの文学を論じ続ければいいんだろうね。ほとんど拷問だと思うよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
20代の後半とかで、資格も職歴も学歴もなくフリーターをやっているサヨクが、死ぬまで一生安泰を約束されている小中高大の教員サヨクや、死ぬまで一生安泰を約束されている役所に勤めるサヨクと、連帯なんか出来るのだろうか。もし連帯できると言うのなら、何かに騙されているんじゃないか?
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
椎名林檎やゆずに続きRADWIMPSまでもが愛国的な楽曲を発表した事により、サヨクの皆さんが集団ヒステリーに陥り「国威発揚の依り代と化した芸術」を批判してるけど、彼らも「ポリティカルコレクトネスの依り代と化した芸術」を強要してるので、「どっちもどっちやなあ」とタワマンから見おろしてる。
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@ruroa2
江柿野るろあ
3 years
現代詩を書いたり研究をしたりしている皆さんがポエムという言葉を悪口として使うな!と主張している場面をたまに見かけるが、古代ギリシアのアリストテレスの主著である形而上学を紐とくとアリストテレスがプラトンのイデア論をポエム呼ばわりして批判しており、ポエム呼ばわり問題の根深さを思わせる
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
アレでしょ、サブカル左翼の皆さんはさ、萌え美少女が銃を持って戦争してるのは許せないけど、キューブリックの『フルメタル・ジャケット』で、米兵たちを苦しめた北ベトナムの超強いスナイパーが実は美少女だったって発覚するシーンを見て、その俗情との結託ぶりには「アート」を感じちゃうんでしょ?
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
大坂なおみの「いま何か知的なことを言おうとしましたが、忘れました」、ツイッターで使っていきたい。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
柄谷行人の『トランスクリティーク』をパラ読みしていたら、「90年代以後の先進国で、サブカルチャーを重視する態度が、当初もっていた破壊性を失い、支配的思想=支配階級の思想になってしまった」的なことが指摘されていて、昨今、このことに無自覚なひとが多いよなあ、と膝を打ってしまったよ…
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@ruroa2
江柿野るろあ
3 years
日本語のケア文学論の本丸は大江健三郎じゃないの?大江が障害のある子供をケアする生活を何十年も何十作も日本語で小説にしてきたことは知識人や純文学の読者なら誰もが知っているはず。大江を無視したり大江との対決を回避する日本語のケア文学論を、卓越した文芸評論の仕事と評価するのはムリがある
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
東京にズブズブの「クリエイター」の多くが想定しがちな、「東京VS地方」という構図は、現実的に言うと、かなりズサンで、「地方」というのは、政令指定都市や非=政令都市から限界集落に至るまで、無限にグラデーションがあって、その多様性を的確に描く事が、今、すごく求められていると思うんだ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
4 years
ふと思い出したが京都市の右京区の花園駅の近くにある日本で唯一のスロヴェニア料理専門店〈ピカポロンツァ〉が店内メニューのテイクアウトを始めたとの情報を得たので近日中に伺いたいと思っていて、ほとんど知られていないが同店のシェフは京大の大学院で数理生態学の博士号を取得したヤバイ人である
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
東京のひとには想像つかないかもだけど関西人というのは、自分の親戚を見回してみると、大抵ひとりやふたりは、島田紳助とか百田尚樹みたいな変なおっちゃんが混じっているので、彼らへの受け止め方が、東京のひとらと微妙に違うのよな。これは優劣じゃなく、「文化圏が違う」としか言えへんよな。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
えてして、理論系のオタクさんたちや評論家さんたちは、「もう文学は終わった、21世紀はアニメだ!」といった雰囲気をかもしだすのに、他方で、優れたアニメ作家たちのほうは、現代になってもなお、文学を誠実に読んでいるというのは、兆候でもあるし、希望のひとつでもあるよなあ、と。#NHK
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
俺はさ、「ルサンチマン、かっこ悪い!」とかいうロールズ系のサブカル左翼が嫌いなんだよ。ルサンチマンの問題は、かっこの良し悪しではなく、構造論的に、どうして、ある層の人々だけが、ルサンチマンを抱え込まされるのか、という事が肝心であり、彼らの心情を抑圧する「社会正義」なんか茶番だよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
真の天才を除くなら、ひとというのは、「凡庸にすらなれない(凡庸以下)」というレベルを克服し、「凡庸」になるためだけに、だいたい20年とか30年の自己鍛錬が必要だと小生は考えているので、「ボク(たち)は凡庸じゃない」という考えを持っている同世代の青年たちとは気が合わないのだと思う。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
少女漫画の熱心な読者である俺からすると、「少女漫画を読んで少しはオンナゴコロを学べ」だとか、「少女漫画のイケメンを見ならえ」だとか、そんなことを男たちにドヤ顔で言っちゃう女の子たちは、いったい少女漫画から何を学んできたのだろうか…と深く考え込まざるを得ないんですよね…
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
文学が終わったんじゃない、お前が終わったんだ、映画が終わったんじゃない、お前が終わったんだ、ジャズが終わったんじゃない、お前が終わったんだ、演劇が終わったんじゃない、お前が終わったんだ、美術が終わったんじゃない、お前が終わったんだ、アニメが終わったんじゃない、お前が終わったんだよ
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
1956年の経済白書に「もはや戦後ではない」という有名な言葉が現れたんだが、その言葉は、あくまでも(良くも悪くも)「未来志向」の言葉であり、実のところ、当時の日本国民の4人に1人は栄養失調だった、という歴史的な事実を抜きに、戦後の「日本料理」の歴史を語ってはいけないんですよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
「政治・経済・社会」について語らない俺、「マジかっこいいー」みたいな一流大学卒の人文系の秀才たちが、学歴に見合った職には就労できず、たかだか平均年収すらをも稼げず、結婚も子供もあきらめ、仕方なしにバイトをしながら実家暮らしをして30~40代を迎えるとか、ホンマ、つら過ぎるやん…
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
美容外科医の高須さんは1969年に私立の昭和大学の医学部を卒業した人で、ユダヤ的包茎ビジネス家であり浄土真宗の僧侶であり社会福祉家であり格闘技のリング医師であり人気サブカル漫画家の恋人であり、文芸批評家の絓秀実らが盛んに主題化してる1968年革命世代の成功者として典型性があり面白いのよな
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
こないだ取材に行った高校もさ、教室に「窓際の座席」がなかったんだよね。つまり、学園を舞台にした実写やアニメや漫画で頻繁にみかける「窓際の最後尾の席で、一人だけ物憂げに窓の外を見る」という絵ヅラが「リアル」じゃないのよ。その種の少子化における時代の変化には対応していかんとなあ、と。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
京都市の20の図書館が「ブックリサイクル」と称し、来月の10月15日から、いっせいに「不要本」を放出するぞ。京都の住民は10冊まで持ち帰り自由。来年からは、1月・6月・10月に「ブックリサイクル」を行い、定期的に放出する予定とのこと! http://t.co/rR5waCkSZU
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
小池百合子の「ラジオ体操は日本人のDNAに刻まれた体操である!」宣言をきいて、「ラジオ体操はドゥルーズとガタリの『アンチ・オイディプス』に出てくる『シュレーバー回想録』を書いたドイツ人の精神病患者シュレーバーの父親が発明した体操だったばすだが!」と現代思想ムダ知識が脳裏に蘇った。
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@ruroa2
江柿野るろあ
1 year
大江健三郎の小説群の大主題は日本の既存の体制に対してオルタナ共同体の形成はいかに可能かという問題だが、昨今の日本のほぼ全ての実験小説は共同体への問いを放棄し言語における奇想や技巧や認識や幻視の瞬間的な呈示に満足してポリコレ資本主義を擁護しがちで、来たるべき共同体の呈示を諦めている
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
京都市に寄贈された桑原武夫の一万冊の蔵書の件だが、俺が右京中央図書館に電話して訊いたかぎりでは、一冊も古書市場には流れていない。すべてをゴミとして焼却処分したらしい。/一部の希少書だけは京大に寄贈された、という情報もネット上にはあるようなので、しばらくしたら詳細も分かるでしょう。
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
マリーモンドのキーホルダーをカバンにつけて毎晩のように近所の酒場をぶらついてみたが一向に右翼が襲撃に現れず代わりに独りで呑みにきているお姉さんたちから「カワイイですね!」と声をかけられたので「やはり神は貧しいプロレタリヤの善行を見ておられるのだな」と書棚の『資本論』に手を合わせた
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
「立憲主義の遵守」という一点のみを共通項とし、リベラル派の「頭数」を集めるという「シングル・イシュー主義」を強めれば強めるほど、「自衛隊は合憲なのに安保法制は違憲」とか「日本の兵隊の代わりに同盟国の兵隊に死んでもらうのは憲法の理念と一致するのか」といった矛盾が露呈すると思うよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
若者の「宅呑み」についてだが、サントリーの調査によれば、自宅で酒を呑む20代の約60%が、ネットをやりながら酒を呑む、と解答。()/あまり指摘されないけれど、SNS上で観察される数多くの奇行の原因のひとつは、たぶん飲酒だと思うのよね。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
電通の件、僕ら労働者は、自殺した高橋まつりさんの属性や私的な事情とは関係なく、右翼も左翼も関係なく、正規も非正規も関係なく、公務員も会社員も自営もフリーターもニートも関係なく、「残業100時間越え」を肯定・擁護するような非=人間的な言説に、くみしたらあかんと思いますよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
コミケにトラックで突っ込むとかミサイルを打ち込むとか、そういう愚かな想像力の持ち主たちは論外として、怖いのは、60年代のハイレッド・センターみたいな圧倒的に知的で才能のある現代の人々がコミケ会場で「アート」を行ったときに、コミケの運営思想では、対応できないだろうな、ということ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 months
大江健三郎や古井由吉や村上春樹さんの小説群は現代文学が近代的な政治革命も含めた宗教の代替物の一つであることを非常によく理解していたのであり、純文学を読んで宗教に替わる救いを得られないなら純文学なんて誰も求めない。後発の小説家は擬似的世俗主義の世界の救済の問いを深化させる必要がある
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
ああ、そう言えばさ、詩人の萩原朔太郎の実の孫って、京都に住んでますよ。鴨川近くのサブカル系のバーで紹介され、知り合ったのだけれど、京大の経済を主席で卒業したのに、官僚にもならず一流企業にも勤めず、たまに文筆をする以外は肉体労働で飯を食っているという、ずいぶん変わった人だよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
4 years
コロナの蔓延でボッカチオの小説『デカメロン』やカミュの小説『ペスト』が流行しているとの情報を得たが、フローベールと同じくプルーストの父親は医者で感染症の専門医だった。その息子の書いた作品こそが、実はウイルスではなく記号の感染症をめぐる巨大な小説『失われた時を求めて』だったのである
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
「おれたちは貧乏人だから、食に対するこだわり(笑)とか無いから、すき家とか吉牛とかマックで飯を食ってるんだ、悪いかよ」的な態度の卑屈で思い込みの激しい青年たち、わりと苦手だ。安く豊かに自炊したり、同じ価格帯で美味しい食べ物を努力して作る地元のプロたちが、この世界には沢山いるのに。
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@ruroa2
江柿野るろあ
2 years
明石家さんまと木村拓哉の正月特番を見ていたら、二人が世間にバレずに浅草寺を参拝する企画でさんまが自分はプライベートで外出するときは超高速で移動するが木村は気配を消すという話をしていて、批評家の浅田彰さんが京都市内の大型書店やデパートを歩いているときの人間離れした速さの理由を察した
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
俺たちのようなFラン大卒には2017年の反省とかないしな。「私は何ひとつ悪くありません。すべて資本主義のせいです。おわり」で済む。ちなみに「資本主義を憎んで人を憎まず」という観点からいうと、朝日新聞の「私は何ひとつ悪くありません。すべて安倍晋三のせいです。おわり」は陋劣尾籠である。
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@ruroa2
江柿野るろあ
1 year
「ドゥルーズの自殺、ゴダールの安楽死、古井由吉のセクハラ」と落語の三題噺のように並べてみれば、ドゥルーズやゴダールとも十分に比べ得る崇高性の表現を永く制作し続けて先年に物故した古井さんの卑小さというか崇高性の無さに対して逆に純文学性を感じることが近代日本文学史の主流の感性ではある
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
料理屋とかでもね、「いちばん安いコースが大したことなく、美味しくない場合、いちばん高いコースも、たいていは大したことないし、美味しくはない」という原則があるんですよ。だから最初は、見栄を張らずに「いちばん安いコース」を頼めばいい。そこにもまた、プロの料理人の美学は現れるんだよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
1 year
先日に妻子との待ち合わせに遅刻したときに最近読んだ平井靖史さんのベルクソン本『世界は時間でできている』を援用して「人間の精神の起源は宇宙の全物質の斉一状態に対する微小な遅延の発生ではないのか!遅刻こそがこの宇宙に精神を生んだのだ!」と抗弁したがマトモな社会人の妻には通用しなかった
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
韓国のフェミニズム小説集『ヒョンナムオッパへ』(白水社2019)にも見られる娘世代と祖母世代の狭間で恩恵を得られなかった母親世代の救済の必要という主題は日本のフェミ文学も模倣していくべきだけどこの主題は日本の就職氷河期世代を文学においていかに語るか的な問題にもパラフレーズ可能で面白い
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
そういえば、アニメの舞台となった土地を実際に観光する「聖地巡礼」の論をまとめて読む機会が最近あったのだが、「聖地とは墓所の美称に他ならない」というごく単純な観点を踏まえようとしないために(現象面に引っ張られ過ぎているために)、奥行きのある面白い事を書き損ねてる論者が結構いましたな
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@ruroa2
江柿野るろあ
3 years
菊地成孔のコリア好きはオリエンタリズムの変種だし、オリエンタリズムは差別の一種だし、つまり菊地が在日コリアンを差別することにも不思議はないよ。誤解されがちだが、黒人の音楽が好きであることは黒人を差別していないことの根拠にはならない。両者は人間の心の中でも社会でも並存できてしまうよ
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
青土社の人文社会系のジャーナリスティックで知的な(?)月刊誌「現代思想」、2011年に得意げに「アラブの春」の特集をしたのに、その後の「アラブの春の大失敗」についての特集をやる気配なんか、微塵もないでしょう。そういう所が、やっぱし、ダメなんじゃないのかなって、俺は思うんですよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
英国のヴァージニア・ウルフという立派な文学者が小説『幕間』(1941)で自宅の書棚のことを「魂の恥部」と書いているのを読んで以来、自宅書棚の写真をツイッターにさらす教養人の皆さんと田舎の住宅街で女子中学生に「肉体の恥部」をさらす変態の皆さんの精神構造のアナロジーについて考える日々です
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
浅田彰が、「冷笑サヨク」から「リベラル寄りのサヨク」に「転向」したきっかけって、文藝批評家の絓秀実によれば、26歳の浅田が『構造と力』(1983)を上梓した2年後に、仏国からフェリックス・ガタリが来日し、座談か討議の際に、その「冷笑サヨク」ぶりを、ガタリから叱られた事らしいで。
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@ruroa2
江柿野るろあ
3 years
芥川龍之介は自殺する日の朝、二合の牛乳を飲んで四個の半熟卵を食べた。(純文学豆知識)
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
絵であれ言葉であれイメージを通して描かれる女というのは、どれほど巧みな性格造形や狂気が付与されていようとも、メディアの性質上、「都合のいい女」としてしか表象できない。だけど、生身の役者を使う舞台は、「都合のいい女」たりえない要素が、必ず残る。この事実に、心の底から嫉妬している。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
浜崎あゆみが「ヘタ」とか言って何かを言った気になっている浅はかな人の、分かってない感じは、まあ仕方ない部分もあるよ。彼らは、これまでの長い長い長い浜崎の歩みについて、ファンを中心にした批評的な言葉が積み重ねられているなんて、考えもしないのだからね。 #M ステ
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
自分はフリーランスとして稼いで生きてゆくことを選んだので、できる限り、大企業の飲食チェーン店での外食は避けて、仕事場や取引先の近場にあるフリーランスが経営している飲食店を、利用するようにしているよ。そういうふうに生きてゆくほうが、回りに回って得をするんじゃないか、という考え方やよ
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@ruroa2
江柿野るろあ
3 years
おそらく読書人の皆さんの多くは『万葉集』を読むときに岩波文庫か角川文庫のものを選ぶだろうしそれで全く問題ないのだが、アカデミズム的な正確さよりも芸術や批評的な文脈に惹かれる人なら折口信夫(=歌人の釈迢空)が全ての歌に現代語訳をつけた岩波現代文庫に入っているやつが自分的にはオススメ
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
与太話だが、自分が個人的に感じた不快感を無批判的に社会に直結させてネットでポリコレ・クライシスを撒き起こす10年代のサヨクの皆さんというのは、自分が個人的に感じた不快感を無批判的に社会でなく「セカイ」に直結させていたゼロ年代のオタクの皆さんに対する反動ではない��、という気もしてきた
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
「ポリコレ」があるからあんまり言えないけど、現在の村上春樹に私が本当に書いて欲しいと思っているのは、『女のいない男たち』をもじるなら「子どものいない中高年の夫婦たち」の物語なんですよ。『騎士団長殺し』に出てくる「南京大虐殺」とかよりも、そちらのほうがノーベル文学賞に近いのでは。
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@ruroa2
江柿野るろあ
2 years
書評家の豊崎由美さんに限らず同氏と同世代の評論家の鴻巣友季子さんについても言えることだが、芸術作品を制作したり論じたりするには知識と技術の習得を中心とする辛い規律訓練が必須であるという近代美学のパラダイムが崩壊した時代に、それを年少世代に権威主義的に強制しようとする時代錯誤がある
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
「純文学と大衆文学の違いは何か?」答えは簡単で、19世紀後半の以後、「近代日本語はまだ完成していない」という前提の言葉で書かれた小説が「純文学」であり、「近代日本語はすでに完成した」という前提の言葉で書かれた小説が「大衆文学」です。内容やジャンルは、まったく関係ないです。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
「オタク」は「ハイカル」を数量的に駆逐しかけているので、長いスパンで見たときには、いずれ、あるいは恒常的に「ハイカル」から「報復」されるような事態も、ある程度は予想しておいたほうがいいと考えている。90年代以降の村上隆さんの作品群は、まだまだ穏当なレベルなのだと思う。
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
京都の原爆投下予定ポイントだった梅小路の巨大な扇形庫と転車台って、いまも保存され、稼働していて、鉄道オタの聖地なんだけど、じっさいに行ってみると、あまりにも爆弾の投下予定ポイントにふさわしい形状をしていて、観光客の少ない夕暮れどきにひとりでじっとしていると、文学的な震えがくるよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
少女マンガというのは、きわめてホラー映画と作り方が似ていて、(というのは、キャラクターと、彼らを受け止める鑑賞者の感情を、先取り的にロジカルにデザインしてゆく作業のプロセスが非常によく似ているので)、少女マンガをつくる才能のある人は、わりかし、よいホラー映画が撮れると思う。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
料理論の『構造と力』である玉村豊男の『料理の四面体』(1980)の影響下にどちらもあるとは言え、大衆食堂の詩人・遠藤哲夫の『汁かけめし快食學 』(2004)のぶっかけ飯の料理論と、ドゥルージアン・広瀬純の『美味しい料理の哲学』(2005)の骨と肉の料理論との、奇妙な類似が面白い。
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@ruroa2
江柿野るろあ
1 year
ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟を読んだ人は世界に多くいる他方で、ドストが同作を刊行した五十九歳のときに初読や再読する人はあまりいないよな。〇〇は十代で読まないと意味がない的な啖呵を切る凡庸な言説をよく見るが十代や二十代の秀才たちが古典を性急に読み散らす行為が最善とは限るまい
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@ruroa2
江柿野るろあ
4 years
埴谷雄高や武田泰淳や澁澤龍彦といった日本語文学史のスターが避妊をせずに妻を何度も妊娠させて繰り返し中絶させていた問題をスキップして文学において欧米文脈の反=出生主義をめぐる思想について考えることは空疎ではないかと思うことはある。川上未映子や上田岳弘の反=出生主義小説はキレイ過ぎね
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
宮崎駿の『千と千尋の神隠し』の、カオナシが湯屋の人々に偽の金を与え、人々が群がるなか、千尋だけが拒絶するっていうシーン、ご存じの通り、溝口健二の『西鶴一代女』の「パクり」なんだけど、あまりにも宮崎さんのパクリ方が卓越しているため、溝口の元ネタのシーンを見ると、つい笑ってしまう(笑
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
近年の西友の店内BGMにカッコいい洋楽が多いのは、2013年頃に西友のマーケティング担当者がラジオDJで音楽評論家のピーター・バラカンに接触し、バラカンがしばらく選曲を担当した後、彼が西友に元インターFMのディレクターで選曲家の土屋光弘を紹介し、それ以降、土屋がBGMを選んでるからだよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
はっきり言って、自我、もしくはそれに類する高度な機能の発生していない段階の胎児に人権を付与し、彼/女が、どれほど過酷な障害や病気を背負うことになろうとも出産し、一生の面倒を見る「べき」という見解は良識に反している。理念としては正しいが、現代社会が許容できる範囲を、遥かに超えている
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@ruroa2
江柿野るろあ
6 years
いよいよ俺が第11次早稲田文学を創刊する機運が高まってきたので、さっそく早稲田文学の商標登録を調べたら、やっぱり未登録だった。俺が早稲田文学の商標権をゲットしたあかつきには、市川真人が率いる第10次早稲田文学からその名をいただく目算がついてしまった。ちなみに三田文学は商標登録されてる
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
もはや「過去に芥川賞を受賞した小説を全て読む」的な文芸エッセイは飽和状態に達してしまった感があるので、「過去に芥川賞にノミネートされたが受賞できなかった小説を全て読む」系の、前者よりも数倍の労力が必要な上に正史から外れた敗者たちの歴史に光を当てる的な文芸エッセイの企画を実現したい
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
百田尚樹みたいなオッサンとか、大阪の下町やと、喫茶店とか銭湯とか大衆食堂とか飲み屋に結構いるので、彼の言動とか、別になんとも思わへんのよな。もちろん「どこにでもいる大阪のしょーもないオッサン」が、東京で高い地位(と売り上げ実績)を得ているからこそ、東京人の癪に障るんやろうけれど。
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@ruroa2
江柿野るろあ
4 years
TBSの『情熱大陸』のショートショート作家で東大工学部卒の田丸雅智の回を録画で見ていたのだが、欧米の大学では「クリエイティブライティング」として誰でも学べる奇想小説の簡単な執筆メソッドが日本ではプロ作家らに隠され続けたり渡部直己や大塚英志などの批評のスキルに回収されたりしてアマ作家
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
「容姿をみだりに描写・価値判断してはいけない」現代において、江戸時代の「小説」を読んでいると、(金井美恵子なんかは念頭に置いていると思うが)女の「顔」をいっさい描写しないくせに、女が着ている「服」を狂ったように描写する作品とかあって、奇妙に政治的な効果を感じさせて面白いのよな。
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@ruroa2
江柿野るろあ
4 years
全国高校演劇大会(演劇部の甲子園)の半世紀を超える歴史において、2006年に史上初めて一人芝居で全国制覇したのが京都の同志社高校で、脚本と演出と主演を担当したのが現在、同志社大の法学部で助教授をしておられる刑法学者で弁護士の奥田菜津さんですね。同作は今では高校演劇の一人芝居の古典だよ
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
文学における「声と身体」の問題の一端としては、さいきん出たものとして、塚本昌則/鈴木雅雄が編集した論文集『声と文学 :拡張する身体の誘惑』(平凡社、2017年)とかが勉強になりましたな。最新の初音ミク論とかも入ってるよ。付録の「音響技術と文学」の関係についての歴史年表も楽しい。
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@ruroa2
江柿野るろあ
7 years
先日、韓国の韓江の小説『ギリシャ語の時間』(晶文社、2017)を読み始めたが、本格派向けで面白い。ボルヘスとジョイスを21世紀的に取り込んでる。序盤は半盲人男と失語症女の2系列の物語の類似とズレと後者のメタ語法が読みどころ。韓江女史は韓国で初のノベ文賞を獲る可能性もありチェック。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
ゴジラが現れたくらいで、日本人の「ATフィールド」が消失し、日本人が「人間ドラマ的な葛藤」から解放され、同じ目標に向かってひとつになれるのなら、いったい、僕たちの「エヴァ」は、なんだったんですか…
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
こないだ近所の日本酒バーで知り合った日本酒ガール(24)、「食前には高価で主張の強い大吟醸を呑み、食中は味も香りも控え目な本醸造を呑み、食後は山廃純米で締めるのがウチ流やねんよ」的な感じで、とうとう飲み屋のウンチク連の役目すらも女の子たちが担う時代が来たのか…と慄然としたわ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
11 years
大震災と原発事故、そして東京オリンピックの開催というふうに、「戦後史のプロットの更新版(?)」を生きることになってしまい、思うのは、歴史における周期性と反復という思考のパターンと、そこを突破するために何をなすべきか、という問題を、ぼくらはマジに考えてゆくべきであろうということ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
8 years
「日本人の主食は米である」的な言説を見かけたけど、日本全国の「庶民」が精米した白ごはんを日常的に食べられるようになったのは、たかが1950年代の後半以降の話なのであって、「古来」より米食が「あまねく」日本人に普及し、その味覚を形成してきたかのように語るのは、歴史の事実に反するよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
日本に難民キャンプをつくるなら、地政学的には北海道あたりでしょ。そういう問題を、東京のサブカル左翼の皆さんは考えているのかな。東京から「米軍基地をお願いします」と沖縄の民に頭を下げ続ける自民党みたく、東京から「難民をお願いします」と北海道の民に頭を下げ続ける事ができるのかしら?
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
椎名林檎を「右傾」に追い込んだ張本人、ゼロ年代から椎名をボロカスに批判し続けてきたサブカル左翼の皆さんでしょ?
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@ruroa2
江柿野るろあ
10 years
アニメやマンガやゲームの若手や愛好者たちは、自分たちを「オタク」と称し、「マイナー」ぶるけど、客観的に言って、彼らはもはや「メジャー」だし「体制的」だし「時代遅れ」だし、今となっては逆に、現代短歌とか現代詩とか純粋小説の若者たちのほうが、よっぽど「マイナー」であり、カッコいいです
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
自分の作品のヒロインの年齢が14歳という設定の場合、嬉々として2005年生まれの女の子の名前ランキングを調べてヒロインに1位の陽菜と名づけるクリエイターと2005年生まれの女の子の名前ランキングを調べてトップ50にある名前は決してつけないクリエイターとの思想の違いについて君は考えた事があるか
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@ruroa2
江柿野るろあ
9 years
加藤周一は『日本文学史序説』が面白かったよ。夏目漱石の小説の価値を否定した知識人の代表格じゃないか。80年代のニューアカのような「反=知性主義」は、加藤周一のような巨大な「戦後民主主義」者たちがいたから、「イロニー」や「戯れ」として成立しえたのだと思うし、今じゃ不可能でしょうよ。
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@ruroa2
江柿野るろあ
5 years
人生に悩んだときに読むべき小説は『文学効能辞典』の「この状態には誰々の何々という小説が効く」的な発想よりも優れた作家たちが自分と同じ歳のときに書いた小説を片っ端から読んだり自分と同じ歳のときに死んだ作家のデビュー作から遺作を全て読んで作家の人生に思いを馳せる的な発想で選ぶ方が効く
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@ruroa2
江柿野るろあ
4 years
さいきん世界的にムーブメントになっているゲーテ以来の世界文学論の文脈において海外小説の翻訳家たちの芸術的な地位向上の議論が現れるのは原理的にも資本主義的にも当然だが、翻訳家の鴻巣友季子の師匠の柳瀬尚紀は掛け値なしの芸術家で、池澤夏樹が河出の日本文学全集に柳瀬を入れなかったのは瑕疵
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