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日経BP社が刊行するビジネス誌「日経ビジネス」の公式アカウントです。リーダーや意思決定者に、経営・経済の「今」を読むコンテンツを毎日お届けします。
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夫の育休から復帰後2日で関西への転勤辞令が出たーー。当事者の妻がツイッターでこう発信し、議論が巻き起こっている。「パタニティーハラスメントでは」「見せしめじゃないか」。ネットで様々な意見が飛び出すなか、当事者の夫婦が日経ビジネスの単独取材に応じた。
転売ヤーに買い占められガンダムのプラモデル。売り場は空の状態が続き、再販タイミングでモデラー達が棚にたむろする。モデラーの苦境の裏側で起きている転売問題を追った。
新型コロナウイルスに関する厚生労働省の新集計で、ワクチンを未接種の人より2回接種済みの人の方が陽性者になる確率が高くなったとのデータが示された。同省が外部からの指摘を受けて「未接種者」の集計方法を見直したのをきっかけに、40~49歳など約半分の世代で逆転現象が明らかになった。政策決定に関わる基礎データの一つだけに、専門家からは「なぜ接種者の方が感染しやすいのか国は詳細を調べて公表すべきだ」と...
新型コロナウイルスの影響で、連日多忙を極めているのがドラッグストアだ。マスクや消毒液などの関連商品を求める消費者に加え、新型コロナの発生以前から通っている慢性疾患を抱える患者などの顧客もいる。7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されたが、ドラッグストアは日常生活の維持に必要な小売業として当然、営業を続けている。だが、最前線で働く従業員は、感染リスクによるストレスだけでなく、普段より多い来店客へ...
欧米で若年層の新型コロナウイルス感染者が増えている。感染拡大が深刻化するニューヨークでも、病院に運ばれているのはいまや20~40代の「働き盛り」ばかりだという。現場で日々、患者の治療に専念する現地の感染症専門医に現状を聞いた。
人気グループ「AAA」(活動休止中)のメンバーであるSKY-HI(日高光啓)氏が起業した音楽事務所BMSG(東京・渋谷)が音楽業界に新風を吹かせている。旧態依然とした日本の音楽業界に違和感を覚え2020年に同社を創業。1億円の私財を投じオーディションを開催し、デビュー後1年あまりでNHK「紅白歌合戦」出場を果たした人気グループ「BE:FIRST」を生んだ。BMSGは創業2期目で黒字転換した。...
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たやすいこと」「取るに足らない出来事」「チョロい仕事」ぐらいを意味している(らしい)。当欄は、世間に転がっている言葉を拾い上げて、かぶりつく試みだ。ケーキを食べるみたいに無思慮に、だ。で、咀嚼嚥下消化排泄のうえ栄養になれば上出来、食中毒で倒れるのも、まあ人生の勉強、と、基本的には前のめ...
日経ビジネスの取材で、3日中にカネカの角倉護社長から社員宛にメールが出されたことが分かった。メールでは「育児休業休職直後に転勤の内示を行ったということはあります」として夫婦の主張の一部を認めた。全文を公開する。
ワイドショーのMCの言う「心をひとつにして、みんなでこの状況を乗り切って行きましょう」という呼びかけは、おそらく、100パーセント善意からの言葉なのだろう。しかし、世の中には同じ言葉から別のニュアンスを引き出す人間もいる。
ラーメンを食べる際に、通常のレンゲではなく穴あきレンゲを使うと摂取塩分量が有意に減少することが、日本の男子大学生を対象に行われた無作為化試験で明らかになりました。
人気グループ「AAA」のメンバーであるSKY-HI(日高光啓)氏が起業した音楽事務所BMSG(東京・渋谷)が音楽業界に新風を吹かせている。前編では、起業の経緯、最初に手掛けたグループ「BE:FIRST」成功の背景、そして日本の音楽業界への思いを聞いた。後編では、業界を活性化させる他事務所とのコラボレーションや、人工知能(AI)が与える音楽業界への影響などについて語ってもらった。
あいちトリエンナーレ2019をめぐる一連の騒動に関して、これまで、私は、積極的な発言を避けてきた。理由は、この話題が典型的な炎上案件に見えたからだ。しかし、ことここに至って、目が覚めた。
新型コロナウイルス禍でもマスク着用自由を貫いた公立中学校が栃木県にある。感染防止と子どもの心身の健康に影響を与えかねないリスクをてんびんにかけた時、学校長はマスク着用自由を呼びかけた。学校長の真意とは。
突然の表明となった安倍晋三首相の辞任。森友学園・加計学園問題や桜を見る会などへの対応で大きな批判を浴びたが、「アベノミクス」を掲げた経済政策の下、71カ月間にわたる景気回復を達成した。結果的に戦後最長の「いざなみ景気」には届かなかったものの、辞任表明を受けて経済界からはそうした安倍政権の実績を評価する声が上がっている。
YouTube(ユーチューブ)のチャンネル登録者数が100万人を突破、瞬間視聴者数は最大で25万人――。気象情報大手ウェザーニューズが手掛ける、ネット上のお天気番組「ウェザーニュースLiVE(ライブ)」が今、爆発的な人気を呼んでいる。その理由を探ると、ファンマーケティングにおける重要な要素がいくつも浮かび上がってきた。
日本にとって、今世紀に入ってからの最大の課題は経済、軍事の両面で台頭する中国にどう対応していくかに尽きると言えます。北京冬季五輪・パラリンピックでは、政府は閣僚など政府代表団の派遣の見送りを決めました。「外交ボイコット」という言葉こそ使っていませんが、事実上その選択をしたということです。
大ヒット作『進撃の巨人』で主人公のエレン・イェーガー役を演じた梶裕貴が、著書『梶裕貴 対談集-えん-』で、ベテラン人気声優・山寺宏一氏と対談した。幅広く、かつ長く活躍を続ける山寺氏の「仕事への心構え」について、本書の一部を抜粋・再編集してお届けする。
「ニューオータニの宴会場で800人の立食パーティーをやって、一人アタマ5000円で済むのか」という話題が、この1週間、様々な場所で行ったり来たりしている。バカな話だと思う。
吉本興業の岡本社長が会見で苦しまぎれに持ち出した「家族」という、あの手垢ベカベカの陳腐な物語は、あれまあびっくり、一定の効果を発揮している。私自身はほとんどまったく説得されなかったものの、あの「家族」という言葉で納得した人々が一定数いたことは、どうやら事実のようだ。
菅義偉総理大臣が、日本学術会議の会員候補105人のうち6人の任命を拒否したことへの反発は、意外な方向に広がりつつある。映画人や出版界にも飛び火し、ネット上では署名運動もはじまった。一方では抗議や反発の動きを牽制する声も高まっている。……と、ここまでは、両睨みの定型的な書き出しなのだが、当稿では、反政権派でも政権支持層でもない第三極の人々に注目するつもりでいる。
「同窓会に行かない」と宣言していることで知られるお笑い芸人、ハライチの岩井勇気氏がその理由を明かす。「若き異才」が語る人間関係論とは。
世界最大のプロレス団体である米WWE。強烈なレスラーの個性とストーリー仕立ての試合が多くの人をとりこにしている。番組は20言語、180カ国以上で放送され、全世界で数億人が視聴している。この世界最高峰のプロレスで日本人選手が躍動している。
平昌五輪フィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦選手。彼のコメントは常に穏やかで抑制の利いたトーンだが、印象に残り、鋭いイメージを喚起する。彼の価値観と姿勢が見事に出たのは、「メダルは誰が取ろうが、僕も取ります」というコメントだ。
私は先日来、危機的な状況を前に立ち上がった世界の政治家たちの言葉に耳を傾けながら、政治家が言葉を扱う仕事なのだということを、あらためて思い知らされている次第だ。そうなのである。政治家は、一も二もなく、言葉で説明することの専門家であったはずなのだ。
国家公務員の働き方や風土改革に必要な要素は何か。どこをどう変えるべきなのか。国家公務員制度担当相を務めた河野太郎衆院議員に聞いた。
今回の文春砲は、そのわれらが出版業界の醜態を撃ち抜いている。私は自分の心臓を撃ち抜かれたような苦い痛みをおぼえながら、当該の記事を読んだ。大手出版社の社員編集者が、女性フリーライターにセクハラを仕掛けたあげくに、ボツにした原稿料を踏み倒したというお話だ。私は自分の心臓を撃ち抜かれたような苦い痛みをおぼえながら、当該の記事を読んだ。
「桜を見る会」の名簿データが消去された話を聞いて、私は、一も二もなく「データの一滴は血の一滴」という言葉を思い浮かべた。で、早速そのフレーズをタイプした勢いで原稿を書き始めた次第なのだが、冒頭の10ラインほどに到達したところで、「ん? なんだかこのテキストは、むかし書いたおぼえがあるぞ」ということに思い当たった。
「全員団結プロジェクト」をごぞんじだろうか。私自身は、賛否をどうこう言う以前に、なにより、そのデザインのチープさに心を打たれた。デカいポップ体の赤文字がひしめき合う公式サイトの画面を一瞥して、最初に思い浮かべたのは、あの懐かしい大学の「立看」(タテカン)だった。
この3年ほど、引火性の高い話題をぶちまけ続けてきた加計学園グループが、ようやくほとぼりがさめたかに見えるこのタイミングで、意外な火種を提供している。ネットにアップされた予告記事を一読して、翌朝、一番に近所のコンビニで「週刊文春」本誌を入手した。これは、読まないわけにはいかない。
ファーストリテイリング傘下のユニクロが3月12日から全商品を約9.1%値下げすることが明らかになった。同じ傘下のジーユー(GU)もほぼすべての商品が同じ値下げの対象となる。現在、税抜き価格で表示している金額をそのまま税込み価格とすることで対応する。
Go Toについて書いておきたい。国の施策として動きはじめようとしているいまのうちに、その決定の経緯と現時点での反響を記録しておく必要がある。このタイミングを逃すと検証作業そのものが、要らぬ非難を招くことになる。
3月1日から日本への入国制限が緩和され、指定国以外からの入国であればワクチン3回接種で入国後の隔離が免除され、ついに新型コロナウイルスの流行前のように弾丸海外旅行が可能になる。日本への入国や外国人の受け入れの上で知っておくべきことを10のポイントにまとめた。
今回は、「桜を見る会」の話をするつもりでいる。このあまりにもベタで生煮えな話題を、あえていま騒動の渦中にあるタイミングでまな板に載せることにした理由は、私自身が「桜を見る会」まわりの問題を重視しているからというよりは、いまのうちに取り上げておかないと、来週の今頃にはすっかり風化しているだろうと考えたからだ
8月7日の午後3時過ぎ、小泉進次郎衆議院議員と滝川クリステルさんが結婚報告をしたというニュースが流れてきた。率直に申し上げて、前々から、民放のワイドショーの時間を狙って、周到に発表の機会をうかがっていたのでなければ、こんな会見を仕組むことは不可能だと思う。しかし私が問題にしているのは、小泉氏の側の態度や言動ではない。
育児休暇からの復帰直後に転勤を内示したことや、有給休暇の取得を認めなかったことなどがツイッターで指摘されているカネカ。「当社の社員であるとはっきりするまでコメントは差し控える」としてきたが、日経ビジネスの質問に対して初めて同社IR・広報部がコメントした。
どんなに社会が変わっても踏襲され続けてきてしまった日本型福祉政策。日本の顔が変わっても、今後も続くのだろうか。
リニア新幹線には、安倍首相の号令のもと財投3兆円が投入されている。葛西JR東海名誉会長という「無二の親友」の企業への巨額融資。森友学園や加計学園への「お友だち優遇」の比ではない「第3の疑惑」を追うと、融資スキームの直前に、2人が頻繁に会合を重ねていた事実に突き当たる。
菅義偉氏が第99代の内閣総理大臣に就任した。私個人としては、「ああそうですか」と申し上げる以外に伝えるべき言葉が見つからない。今回は、大坂なおみ選手の全米オープンテニス大会での優勝をめぐって、いくつかのメディアで取り上げられた話題を振り返ってみたいと思っている。
衝撃のニュースが流れたので、緊急速報でお届けする。「Buzz」という聞き慣れない社名の英国企業が、シーズン途中に突如F1チームのオフィシャル・パートナーになったのだ。実はこの企業、日本人が経営し、社員も日本人の純然たる「日本の会社」である。
8月4日の午後、大阪市内で一風変わった記者会見が行われた。会見の冒頭で吉村洋文大阪府知事は「うそみたいな本当の話をさせていただきたい。ポビドンヨードを使ったうがい薬、目の前に複数種類ありますが、このうがい薬を使って、うがいをすることでコロナの陽性者が減っていく。薬事法上、効能を言うわけにはいきませんが、コロナに効くのではないかという研究が出たので紹介し、府民への呼びかけをさせていただきたい」...
政府がマスクを配布してくれるのだそうだ。このニュースをどう受け止めるべきなのか、いまだに自分の中で整理がついていない。なので、思いついた順序で、思いつくまま感想を書き並べることにする。
吉本興業と京都市が仕組んだと言われているステマのお話はその後どうなったのだろうと思っている読者はいないだろうか。11月に入ってからこっち、ふっつりと続報が途絶えている。本ステマ案件は、報道的には、すでに風化過程に組み込まれているわけだ。なので、蒸し返すことにする。
20年大みそかの「RIZIN.26」は平均視聴率を前年から大きく伸ばし、YouTubeで無料公開されたシバターvsHIROYAの動画再生数は600万回超。大晦日の試合で決め手として使われた蹴り技の名称である「カーフキック」がTwitterのトレンド入りするなど地上波、SNS問わず注目度が急上昇している。
Netflixの『13th -憲法修正第13条-』というドキュメンタリーを見た。人種・民族や国籍をもとにした差別構造は、世界中のあらゆる場所に遍在している。今回は、一例として、モデル/俳優の水原希子さんが発信したツイートをターゲットとして押し寄せているどうにも低次元なクソリプを眺めながら、うちの国に特有なみっともなくみみっちい差別について考えてみたい。
悲しいニュースが伝えられてきた。アフガニスタン東部ジャララバードで、現地時間の12月4日、日本人医師でNGO(非政府組織)「ペシャワール会」現地代表の中村哲さん(73歳)が殺害されたというのだ。
衆議院の代表質問で、心ない野次が飛んだようだ。「心ある野次」といったような��のがあるのかどうかはともかくとして、今回のこの野次に関しては、野次を飛ばした行為そのものよりも、野次の内容をくわしく分析せねばならない。
働き方改革で先手を打ってきたカルビーだが、コロナショックを受けて見直しに着手する。ジャガイモを経営の軸に据えて農業の現場まで入り込み、流通を一手に握ろうとしている。松本晃氏が退任して2年。カリスマ後の経営のかじ取りを伊藤秀二社長に聞いた。
家庭でホットサンドを手軽に作れるホットサンドメーカーで、1年近く生産が追い付かない状況が続いているヒット商品がある。新潟県燕市の金属加工メーカーが中心となって手掛ける「ホットサンドソロ」だ。これまでは食パンを2枚使って焼き上げるものが主流だったが、食パン1枚で「程よい」分量のホットサンドを作れることがヒットにつながった。
YOASOBI、北村匠海、優里といった音楽界の新しいスターを続々と輩出するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」。コロナ禍の新たな音楽体験を提供し、ヒットの源泉となった秘密とは何か。
「闇営業」という言葉は、いつ頃からメディアで使われるようになったのだろうか。職業柄、この種の新語には敏感なつもりでいるのだが、不覚なことに、私はこの言葉を、つい3日ほど前までまったく知らなかった。
世界的ベストセラー『銃・病原菌・鉄』や最新作『危機と人類』をものしたジャレド・ダイアモンド氏が警告を発する。新型コロナウイルスは野生動物を起源とする可能性が高い。次なる同様の感染被害を防ぐためには、野生動物の取引を全世界で完全に止めることが不可欠だと言う。
新型コロナウイルスの「第7波」は、重症化率、致死率が極めて低く、行動制限なしでもピークアウトした。足元で第8波といわれるが、過去に学ばなければ永遠にコロナ禍は終わらない。
世界最高峰の自動車レースであるF1(フォーミュラ1)世界選手権。10チーム20台が争うそのレースに参加できるのは、厳しい競争を勝ち抜いてきた精鋭中の精鋭である。現在「唯一の日本人F1ドライバー」として活躍するのは、弱冠22歳の若き天才角田裕毅選手。今年でF1参戦2シーズン目となる角田選手に、「F1発祥の地」である英国シルバーストン・サーキットで単独インタビューを行った。
2004年に国立大学が法人化して以降、年々減少が続いている国立大運営費交付金。この法人化の方向性を決めたのが、1998~99年に文部大臣に就いていた元東京大学総長の有馬朗人氏だ。大学に自主性が生まれるといった期待があったが、結果的には、そうした効果以上に運営費交付金の削減で、若手研究者の減少を招くこととなった。法人化は「失敗だった」とする有馬氏に、法人化の経緯や今後のあるべき姿を聞いた。
仏食品大手のダノンが、6.61%保有していたヤクルト本社の株式をすべて売却した。2000年にダノンがヤクルト株を5%取得して始まった資本関係は、一時期ダノンが事実上の買収を画策し、ヤクルト側が抵抗するなど、決して良好なものとは言えなかった。ヤクルトの粘り強い抵抗戦が功を奏し、20年ぶりに完全に自由の身となった。
緊急事態宣言が出されたのは、4月7日の夕刻だった。それが、翌日には、はやくもほころびはじめている。大臣はいかなる根拠から休業要請には2週間の猶予が必要であると判断したのだろうか。意味がわからない。そもそも、緊急事態宣言を出したのはお国だ。
戦後のリーダーたちが日本の未来に託す「遺言」。90歳でなお産を取り続ける、国内最高齢の現役助産師坂本フジヱ氏。4000人のお産を見守り続けた「ばあちゃん先生」が、家族観と死生観を語る。
先日来、香港の路上を埋め尽くしていたデモは、今後、どういう名前で呼ばれることになるのだろう。この1週間ほどはデモを観察することで、自分たち自身について考えさせられることが多かった。
アベノマスクが届いた。ビニール製の透明な封筒に収納された2枚の布マスクは、それが話題にのぼってから実際に手元に届くまでのひと月あまりの間、私が頭の中で思い描いていた通りの姿で横たわっていた。
性的暴行を受けたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが元TBSワシントン支局長の山口敬之氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、山口氏に慰謝料など330万円の支払いを命じた。判決文を読んで、万感胸に迫る思いを抱くに至った人々は少なくないはずだ。私もその一人だ。
再び目を覚ましてみて、あらためて思うのは、夢の中で爆発させた自分の怒りの激しさと、その後味の悪さについてだ。あんなに怒ったのは何年ぶりだろうか。いまでも、怒りの余韻がカラダの節々に残っている。この感じは、端的に言って不快だ。ちょっと前に、ツイッターのタイムライン上でどこかの誰かが言っていた言葉を思い出す。
しばらくぶりに見る国会は、頽廃していた。国会でかわされているやりとりが、日本国民の言語運用の水準をそのまま代表するものだと考えているわけではないのだが、それでも、現実に目の前で展開されている対話の空疎さには、やはり唖然とさせられる。
衆議院の代表質問で、心ない野次が飛んだようだ。「心ある野次」といったような���のがあるのかどうかはともかくとして、今回のこの野次に関しては、野次を飛ばした行為そのものよりも、野次の内容をくわしく分析せねばならない。
「体調不良のときは休む」という文化が根づけば、日本人と日本社会はあらゆる意味で、感染症に強い集団になると思いますよ。もともとの衛生意識が高いですから。そこは自信を持ってかまわないでしょう。
新型コロナウイルスの影響で働き方や学び方に大きな変革が起きている。突然の変化に戸惑い、課題が噴出している企業や個人も多いだろう。だが、変革はいずれ常識になる。利点に着目し、前向きに捉えるべきだ。
配信環境の発達やストリートピアノなどの登場によって音楽家の活動の幅は広がっている。ジョルジュ・エネスク国際コンクールピアノ部門で日本人初の第2位を受賞した石井琢磨氏は、コンサートでの演奏活動などを行うピアニストであるとともに、登録者数23.7万人の人気ユーチューバーでもある。現代音楽家の実像に迫る。
今回も「あいちトリエンナーレ」の問題を取り上げる。補助金交付(あるいは不交付)の是非については、前々回に比較的詳しく論じたので、今回はそのものズバリ、最も基本的なとっかかりである「表現の自由」ないしは「アート」そのものについて書くつもりでいる。
「不要不急の手術なんてない」新型コロナの感染拡大のなか、感染リスクを覚悟のうえで、外科医はメスを振るい続けた。医者の感染リスクより、患者の命が重いのは当たり前。最前線に立つとは、こういうことなのだ。
ここにレッドブル・エアレースで航空に強い興味を持った子どもがいるとしよう。彼ないし彼女がどういうキャリアを積みかさねれば、世界レベルの航空機設計者になることができるだろうか。
恒例だからという理由で毎度同じ調子で読み上げられる形式的な挨拶やらスピーチやらを廃絶する判断には、諸手を挙げて賛成したいところだ。ただ、今回の追悼文は、「形式だから」みたいなことで省略して良いものではないと思っている。
東京高検検事長の定年が延長されたニュースの第一報が流れたのは、先月末(1月31日)だった。個人的に、このニュースは、現政権が「人間」を道具のように扱うやりざまのひとつの典型例だと思っているのだが、より専門的な見地から、今回の人事を、三権分立の原則を脅かすとてつもない暴挙だと評している人たちもいる。
2月5日のNHKの夜のニュース番組は、マスク不足について異例の長時間を割いて報道していた。国会での与野党の論戦に関するニュースの冷淡さに比べて、マスク不足を伝えるニュースの熱心さは、文字通り「異常」に映った。