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映画監督ダグラス・サーク「ハリウッドで死んだあるドイツ人移住者の家で蔵書が売られていて、そこに行った時のこと。ご存じの通り、ハリウッドじゃ誰も本なんかに興味ないから、私は本で一杯の部屋に殆ど独りっきり。その他にいたのは私の知らない美しく若い女性で、彼女もやはり本を見ていました（続
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私達は言葉を交わさなかったんですが、突然、彼女は私にこう尋ねてきたんです。
「このブレヒトっていうのは、面白い作家さんなんですの？」
それはマリリン・モンローだったんですよ。この質問に答えるのは至難の技でしたね」(ダグラス・サーク)
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政治哲学者ハンナ・アーレント(1906-75)は今日12月4日が忌日。
「悪は悪人が作り出すのではなく、思考停止の凡人が作る」
「全体主義は、完全に孤立し、お互いを恐れて生きる人々の、非常に危険な感情的欲求に訴えかける」
彼女の主著『全体主義の起源』を朗読するゴダール
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映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-86)は今日4月4日が誕生日。
「4千年もの間、人類は何も学んでこなかったのだから、芸術が誰かに何かを教えられないのは明らかだ。
芸術にできるのは、衝撃とカタルシスを通して、人間の魂に善を受け入れる力を与えることだけだ」
傑作『ソラリス』『鏡』他
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映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-86)は今日12月29日が忌日。19世紀ロシア･インテリゲンツィアの精神的継承者。「人が調和を探す必要がなく、ただそこで生きればよい完璧な世界なら、芸術は無用だろう。芸術は悪しく設計された世界から生まれ出るのだ」
傑作『鏡』他
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「喜劇王」チャールズ・チャップリン(1889-1977)は今日12月25日が忌日。
「アウシュビッツを撮れなかった時点で映画は一度死んだ。しかしチャップリンが『独裁者』('40)を撮ったことで、辛うじて映画は戦後へと生き延びた」(ゴダール)
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黒澤明は、13歳で体験した関東大震災(1923年)の時のデマを、自伝で述懐している。
町内のある家の井戸水を飲むなと注意された。その井戸の外の塀に白墨で書いた変な記号があり、朝鮮人が井戸へ毒を入れた目印だという。彼は呆れ返った。「その変な記号というのは私が書いた落書だったからである。」
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笠智衆「小津組では自分じゃ何をやっているのかちっとも分からなかったですけど、小津先生の言われるままに（笑）。他力本願っていうのか、みんな監督のいう通りです。科白の上げ下げから、動きまで全部。僕だけじゃなく、全員そうですから。（続
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政治哲学者ハンナ・アーレント(1906-75)は今日12月4日が忌日。「悪は悪人が作り出すのではなく、思考停止の凡人が作る」「全体主義は、完全に孤立し、お互いを恐れて生きる人々の、非常に危険な感情的欲求に訴えかける」
彼女の主著『全体主義の起源』を朗読するゴダール
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映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-86)は今日4月4日で生誕90年。「人が調和を探す必要がなく、ただそこで生きればよい完璧な世界なら、芸術は無用だろう。芸術は、悪しく設計された世界から生まれ出るのだ」
傑作『ソラリス』『鏡』『ストーカー』『ノスタルジア』他
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トリュフォー「山中貞雄の映画を観ると、ストーリーを語るための完璧な演出プランができていることが判る。それはジョン・フォードの映画を想わせる。目線に沿ってキャメラが寄ったり引いたりする、グリフィス以来の伝統的演出。『人情紙風船』も、この目線によるアクション繋ぎを基本にしている」
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台湾の映画監督ホウ・シャオシェン(侯孝賢)は今日4月8日で75歳。「私がいつもロングショットを使う傾向があるのは、登場人物の背後で起こっているもの、つまり俳優の背後の物、風景を見せるのが好きだからだ」
傑作『風櫃の少年』『恋恋風塵』『悲情城市』『黒衣の刺客』他
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台湾の映画監督ホウ・シャオシェン(侯孝賢)は今日4月8日で77歳。
「私がいつもロングショットを使う傾向があるのは、登場人物の背後で起こっているもの、つまり俳優の背後の物、風景を見せるのが好きだからだ」
傑作『風櫃の少年』『恋恋風塵』
『悲情城市』『黒衣の刺客』他
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映画監督･小津安二郎(1903-63)は今日12月12日で生誕120年で没後60年。
「僕の生活条件として、なんでもない事は流行に従う。重大な事は道徳に従う。芸術の事は自分に従う」「こういう所から僕の個性が出てくるので、ゆるがせにはできない。理屈にあわなくとも僕はそれをやる」
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映画監督･小津安二郎(1903-63)は今日12月12日が誕生日で命日。
「僕の生活条件として、なんでもない事は流行に従う。重大な事は道徳に従う。芸術の事は自分に従う」「こういう所から僕の個性が出てくるので、ゆるがせにはできない。理屈にあわなくとも僕はそれをやる」
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名匠マキノ雅弘(正博、1908-93)は今日10月29日が命日。「どうか、お願いがございます。面白いな、いいなと思ったら、口々に宣伝して、どんな手を打っても見てやって下さい！ 見てやって下さい！ 日本映画を見てやって下さい！」
傑作『血煙高田の馬場』('37)他
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映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-86)は今日4月4日が誕生日。
「人が調和を探す必要がなく、ただそこで生きればよい完璧な世界なら、芸術は無用だろう。芸術は、悪しく設計された世界から生まれ出るのだ」
傑作『ソラリス』『鏡』『ストーカー』『ノスタルジア』他
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台湾の卓越した映画作家エドワード・ヤン(楊德昌1947-2007)は今日6月29日が忌日。「カメラアングルとカメラ位置を実体から切り離すと、物事は全く意味をなさない。全ての出来事には、観察するのに最適な位置が1つある」
超傑作『牯嶺街少年殺人事件』('91)
遺作の短編アニメ他
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ホウ・シャオシェンが選ぶ映画ベスト10 (1992)：
アマルコルド
浮雲
勝手にしやがれ
東京物語
遠い雷鳴（Ｓレイ）
さすらい（ヴェンダース）
不安と魂（ファスビンダー）
アギーレ／神の怒り（ヘルツォーク）
愛に関する短いフィルム（キェシロフスキ）
ゴッドファーザー
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「溝口(健二)は、生命そのものとなった女をクレーンで追い回し、なめるように飽くことなく撮りつくして行った。綿々と訴え、延々と燃えさかる女の生命は、ブツブツ切れる通常のモンタージュ手法では捉え切れない。ワン・シーン、ワン・カットの凝視によってはじめて画面化出来るのである。」(増村保造)
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今日6月1日が誕生日のマリリン・モンローと本にまつわるエピソードのツイートに、たくさんのRTといいねをくださってありがとうございます。
でも正直なところ、モンローの話題とはいえダグラス・サークの言葉の引用に、こんなに反響があるとは思いませんでした。
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女優ジーナ・ローランズは今日6月19日で93歳。
「夫ジョン・カサヴェテスは今尚、インディペンデント映画をいかに作りうるかという実例です。そんな私達の作品を称讃する人達がいるってことを知るのが好きです」
主演したカサヴェテス監督の傑作『フェイシズ』『グロリア』他
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アナ・トレントは、ビクトル・エリセ監督の長編第3作『マルメロの陽光』(’82)から31年ぶり、アナが主演した長編第1作『ミツバチのささやき』(73)から50年後になるエリセの新作長編『Close Your Eyes（原題Cerrar los ojos）』(23)に出演した
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映画監督テオ・アンゲロプロス(1935-2012)は今日1月24日で没後10年。「私にとって全ての映画は船出であり、全ては旅、探求なのだ」「私はいつも立ち止まることなく、探して探し続ける。それは映画作りが探求の一形態を表すのを意味すると思う」
傑作『旅芸人の記録』『狩人』他
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バスター・キートン「ストーリーに負けてしまったギャグは客に受けない。客がストーリーを追ってる時にストーリーを止めるギャグを入れても、客は絶対に笑わない」
下はキートン監督/主演の傑作『探偵学入門』('24)から
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映画監督・清水宏(1903-66)は今日3月28日が誕生日。
「清水君は天才です。僕や小津君は努力家にすぎない」(溝口健二)
傑作『港の日本娘』『有りがたうさん』
『恋も忘れて』『按摩と女』『信子』『簪』
『小原庄助さん』『都会の横顔』他
『風の中の子供』(37)から⇩
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映画監督セルゲイ・パラジャーノフ(1924-90)は今日7月20日が忌日。
「パラジャーノフの死により、映画はその魔術師の一人を失った。彼のファンタジーは永遠に世界中の人々を魅了し喜びをもたらす…」(フェリーニ)
傑作『火の馬』『ざくろの色』他
下は『アシク・ケリブ』から
0
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テオ・アンゲロプロスが選ぶ映画ベスト10 (2002)：
市民ケーン(ウェルズ)
イワン雷帝(エイゼンシュテイン)
奇跡(ドライヤー)
8½(フェリーニ)
ノスフェラトゥ(ムルナウ)
情事(アントニオーニ)
黄金狂時代(チャップリン)
雨月物語(溝口)
スリ(ブレッソン)
ペルソナ(ベルイマン)
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ロベール・ブレッソン「創造は、足し算ではなく引き算によってなされる」「映画は痩せこけねばならぬ。痩せるのを誇張や絵画美が妨げる」
「映画の美しさは、映像の中にある〈絵葉書趣味〉にではなく、映像が浮かび上がらせてみせる或る言い表しようのないものの中にある筈だ」
1
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小津安二郎は自作『風の中の牝雞』('48)の、夫(佐野周二)に突き飛ばされた妻(田中絹代)が階段から転がり落ちる場面を撮った後、そのフィルムを輪にして映写機にかけ、繰り返し見た。
フィルムが熱くなり燃えそうになって映写技師が止めるまで、それを15回ほども見ていたという
2
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女優ジーナ・ローランズは今日6月19日で90歳。「夫ジョン・カサヴェテスは自分が望むことについて最も恐るべき完璧主義者です。芸術家として私は彼を愛しています。夫としては嫌ですが」
主演した、カサヴェテス監督の傑作『フェイシズ』『グロリア』『ラヴ・ストリームス』他
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ロベール・ブレッソン「『007 ゴールドフィンガー』('64)には、真に私を打ちのめした、非常に美しいイメージがある。それはジェームズ・ボンドが女を腕に抱き、真っすぐ女の眼を見ている時だ。女の瞳に、ドアを開け彼を殺そうと忍び寄る敵の姿が映るのだ」
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ホウ・シャオシェンが選んだ映画ベスト10 (1992)：
アマルコルド
浮雲
勝手にしやがれ
東京物語
遠い雷鳴（Ｓレイ）
さすらい（ヴェンダース）
不安と魂（ファスビンダー）
アギーレ／神の怒り（ヘルツォーク）
愛に関する短いフィルム（キェシロフスキ）
ゴッドファーザー
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淀川長治「(《駅馬車》('39)公開時)長谷川伸なんかも『この二段切りの二つのクライマックスは凄いねえ。最初ので大概へたばるのに、済んでからもう一ぺん対決があって、凄い。』
溝口健二も『もうこんな映画ないぞ』って。
小津安二郎は『これを観ない奴は馬鹿だ』とか(笑)。
みんな褒めてくださった」
0
86
396
映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-86)は今日12月29日が忌日。19世紀ロシア･インテリゲンツィアの精神的継承者。「人が調和を探す必要がなく、ただそこで生きればよい完璧な世界なら、芸術は無用だろう。芸術は悪しく設計された世界から生まれ出るのだ」
傑作『鏡』他
1
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391
台湾の卓越した映画作家エドワード・ヤン(楊德昌1947-2007)は今日6月29日が忌日。「カメラアングルとカメラ位置を実体から切り離すと、物事は全く意味をなさない。全ての出来事には、観察するのに最適な位置が1つある」
超傑作『牯嶺街少年殺人事件』('91)
遺作の短編アニメ他
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女優･若尾文子は今日11月8日で90歳。
「生命が緊張してボルテージが高くなると、彼女の…性格は、生命の本流をまともに浴びて、ガタガタになり、八方破れになる。
この瞬間、彼女の演技は生々として、生命の火にかがやく。」 (増村保造)
主演した傑作『赤い天使』('66増村)他
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映画監督フランソワ・トリュフォー(1932-84)は今日2月6日が誕生日。
「それはトリュフォーから始まった。彼が全てをかき回し、ひっくり返したのだ。おかげで我々は皆、動き出すことができた。我々は皆、彼を見習ったのだ」(シャブロル)
出世作『大人は判ってくれない』('59)他
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映画監督･小津安二郎(1903-63)は今日12月12日が誕生日で命日。
「僕の生活条件として、なんでもない事は流行に従う。重大な事は道徳に従う。芸術の事は自分に従う」「こういう所から僕の個性が出てくるので、ゆるがせにはできない。理屈にあわなくとも僕はそれをやる」
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映画監督･鈴木清順(1923-2017)は今日5月24日が誕生日。「映画とは、破壊です。この社会に毒を流すものです」
傑作『野獣の青春』『肉体の門』『東京流れ者』『殺しの烙印』『ツィゴイネルワイゼン』他
『悪太郎』『密航0ライン』『散弾銃の男』他
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映画監督レオス・カラックスは今日11月22日で63歳。
来年、「自画像であり、作者の40年以上にわたるフィルモグラフィーを再訪し、当時の政治的揺れを捉えながら、人生の主要な場面に疑問を投げかける」カラックス自身と盟友ドゥニ・ラヴァン主演の新作『C’est pas moi（それは私ではない）』を公開予定
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映画監督ルイス・ブニュエル(1900-83)は今日2月22日が誕生日。
「自分の指で毎日触れることができないような現実を見せてくれるという点で、映画以上に優れたものは無い。映画は、客観的な現実の延長部分への、小さな窓を開けてくれるのだ」
デビュー短編、傑作『アンダルシアの犬』(1929)から
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作家/俳優アントナン・アルトー(1896-1948)は今日3月4日が忌日。「残酷演劇」の提唱者。「ヴァーチャル・リアリティ」の語を最初に使ったとされる。
アルトーが、ジャンヌ・ダルクに火刑による処刑であることを告げる司祭を演じた、傑作『裁かるるジャンヌ』(28ドライヤー)から
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イランの映画監督アッバス・キアロスタミ (1940-2016)は今日6月22日が誕生日。
「良い映画は信じられる映画、悪い映画は信じられない映画。重要なのは、観る側がリアルと受け取るかどうかだ」
傑作『友だちのうちはどこ？』
『クローズ・アップ』
『そして人生はつづく』他
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トリュフォー「山中貞雄の映画を観ると、ストーリーを語るための完璧な演出プランができていることが判る。それはジョン・フォードの映画を想わせる。目線に沿ってキャメラが寄ったり引いたりする、グリフィス以来の伝統的演出。『人情紙風船』も、この目線によるアクション繋ぎを基本にしている」
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映画監督フェデリコ・フェリーニ(1920-93)は今日10月31日で没後30年。
「嘘はいつだって真実よりも面白いものだ。嘘は見世物芸の魂であり、私はその見世物が大好きなのだ」
傑作『甘い生活』『アマルコルド』
『サテリコン』『カサノバ』他
下は『8 1/2』(63)のフィナーレ
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ロベール・ブレッソン「経験を積むにつれ、私はますます音のために映像を捨ててもよいとすら考えるようになった」
遺作『ラルジャン（金銭）』('83)から、主人公イヴォンが、身を寄せていた親切な老婦人の一家を、金を盗るために斧で惨殺する場面
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巨匠･溝口健二(1898-1956)は今日5月16日が誕生日。
「効果と表現の簡潔さとは偉大な映画作家の特質��。溝口健二はこの規則に反しない。…溝口の技法は、最も簡潔である為に最も複雑なものなのだ」(ゴダール)
傑作『折鶴お千』『残菊物語』『雨月物語』『山椒大夫』他
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女優ジーナ・ローランズは今日6月19日で92歳。「夫ジョン・カサヴェテスは今もなおインディペンデント映画をいかに作りうるかという実例です。そんな私達の作品を讃える人々の存在を知るのが好きです」
主演した、カサヴェテス監督の傑作『グロリア』『ラヴ・ストリームス』他
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映画監督･山中貞雄(1909-38)は今日9月17日が命日。戦争に奪い去られた若き天才。『人情紙風船』('37)について本人は「人情紙風船が遺作ではチト サビシイ」と書き遺したが、トリュフォーは「カメラと演出が緊密に絡み合い、一分の隙も無い完璧な画作りに成功している」と絶賛
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映画監督テオ・アンゲロプロス(1935-2012)は今日1月24日が忌日。
「私にとって全ての映画は船出であり、全ては旅、探求なのだ」
「私はいつも立ち止まることなく、探して探し続ける。それは映画作りが探求の一形態を表すのを意味すると思う」
傑作『旅芸人の記録』『狩人』他
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映画監督サミュエル・フラー(1912-97)は今日10月30日が忌日。
「我々の子供たちが戦争など起こらない未来を過ごせるよう、もっと思いやりのある世界規模の考え方をするのが、この地球という名の小さな惑星に生きる人々の責務だ」
傑作『最前線物語』(80)より、強制収容所から救出した少年と過ごす場面
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映画監督セルゲイ・パラジャーノフ(1924-90)は今日1月9日が誕生日。
「映画という神殿には、映像、光、そしてリアリティが存在する。パラジャーノフはその神殿の主だった…」(ゴダール)
初期作品、
傑作『火の馬』
『スラム砦の伝説』
『アシク・ケリブ』他
『ざくろの色』⇩
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スイスの俳優ブルーノ・ガンツ(1941–2019)は今日3月22日が誕生日。
デニス・ホッパーらと共演した傑作『アメリカの友人』('77ヴェンダース)から、殺し屋を請け負った額縁職人（ガンツ演じる）が、パリの地下鉄の駅のエスカレーターで標的（ダニエル・シュミット演じる）の射殺に成功し、逃走する場面
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60年前（1963年）にゴダールが選んだ、アメリカのサウンド映画ベスト10：
①暗黒街の顔役
②独裁者
③めまい
④捜索者
⑤雨に唄えば
⑥上海から来た女
⑦ビガー・ザン・ライフ
⑧天使の顔
⑨生きるべきか死ぬべきか
⑩間諜X27
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『キートンの蒸気船』('28)の、キートンに向かって家の壁が倒れてくる場面（下の動画の終り辺り）では、実際のフル重量の壁が使われた。撮影の際、キートンがくぐり抜ける壁の窓の位置が僅かでもずれれば彼が死ぬことになるのに耐えかね、スタッフの大半が現場から去ったという
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映画監督･山中貞雄(1909-38)は今日9月17日が命日。戦争に奪い去られた若き天才。
『人情紙風船』('37)について本人は「人情紙風船が遺作ではチト サビシイ」と書き遺したが、トリュフォーは「カメラと演出が緊密に絡み合い、一分の隙も無い完璧な画作りに成功している」と絶賛
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トリュフォー「（山中貞雄監督『人情紙風船』('37)中盤、立ちすくむ侍のアップから突如、土砂降りの雨が画面一杯に打ちつけるロングになる）このショットによって侍の孤独が際立つ。目線に沿ってアップ��ロングを繋ぐ演出は、グリフィスからフォードに連なる正攻法の演出だ」
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映画監督･鈴木清順(1923-2017)は今日2月13日が命日。
「映画とは、破壊です。この社会に毒を流すものです」
「計算通りにできるほどつまんないものはないんだよ」
傑作『春婦伝』『東京流れ者』『けんかえれじい』『殺しの烙印』他
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ホウ・シャオシェン（侯孝賢）が認知症との闘病のため映画製作から引退、と報じられている。
台北（台湾）の彼の事務所は閉鎖され、スタッフも解雇されたという。
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ロベール・ブレッソン「映画の美しさは、映像の中にある〈絵葉書趣味〉にではなく、映像が浮かび上がらせてみせる或る言い表しようのないものの中にある筈だ」
遺作『ラルジャン（金銭）』('83)から、主人公イヴォンが、身を寄せていた親切な老婦人の一家を、金を盗るために斧で惨殺する場面
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今日3月21日は映画監督･青山真治(1964-2022)の三回忌に当たる。
劇場用映画デビュー作『Helpless』('96)
傑作『EUREKA』(2000)
『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(’05)
遺作『空に住む』(20)
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喜劇俳優/映画監督バスター・キートン(1895-1966)は今日10月4日が誕生日。疾走する「グレート・ストーン・フェイス」。
監督/主演した傑作『文化生活一週間』『警官騒動』『恋愛三代記』『探偵学入門』『海底王』『セブン・チャンス』『将軍』『蒸気船』『カメラマン』他
1
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女優･原節子(1920-2015)は今日6月17日が誕生日。
デビュー間もない頃に出演した傑作『河内山宗俊』('36山中貞雄)
主演した傑作『晩春』『麦秋』『東京物語』『東京暮色』『秋日和』(小津安二郎)他
『めし』『山の音』(成瀬巳喜男)
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作曲家ヘンリー・マンシーニ(1924-94)は今日4月16日で生誕100年。
グレン・ミラー楽団の編曲兼ピアノを務めた後、ハリウッドで多数の映画音楽を手掛けた。
名曲『ティファニーで朝食を』『シャレード』『ピンクの豹』他
『ハタリ！』(62ホークス)から⇩
3
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映画監督･増村保造(1924-86)は今日8月25日が誕生日。
「私は人間的な人間は描きたくない。恥も外聞もなく欲望を表現する狂人を描きたい」
傑作『くちづけ』(57)
『青空娘』(57)
『妻は告白する』(61)『卍』(64)
『清作の妻』(65)『赤い天使』(66)他
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トリュフォー「（山中貞雄監督『人情紙風船』('37)中盤、立ちすくむ侍のアップから突如、土砂降りの雨が画面一杯に打ちつけるロングになる）このショットによって侍の孤独が際立つ。目線に沿ってアップとロングを繋ぐ演出は、グリフィスからフォードに連なる正攻法の演出だ」
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映画監督テオ・アンゲロプロス(1935-2012)は今日1月24日が忌日。
「私にとって全ての映画は船出であり、全ては旅、探求なのだ」
「私はいつも立ち止まることなく、探して探し続ける。それは映画作りが探求の一形態を表すのを意味すると思う」
傑作『旅芸人の記録』『狩人』他
1
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グレン・グールドがデビュー盤『ゴルトベルク変奏曲』(1956)に自ら寄せた解説から：
「要するにこれは、終わりも始まりもない、真のクライマックスも真の解決もない音楽、ボードレールの恋人たちのように「気ままな風の翼にそっと休らっている」音楽なのである。(続
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映画監督フランソワ・トリュフォー(1932-84)は今日2月6日が誕生日。
「それはトリュフォーから始まった。彼が全てをかき回し、ひっくり返したのだ。おかげで我々は皆、動き出すことができた。我々は皆、彼を見習ったのだ」(シャブロル)
傑作『大人は判ってくれない』('59)他
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映画監督･青山真治氏が3月21日、57歳で死去の報。合掌。
劇場用映画デビュー作『Helpless』('96)
『EUREKA』(01)
『東京公園』(11)
遺作『空に住む』(20)
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ホウ・シャオシェンが選ぶ映画ベスト10 (1992)：
アマルコルド
浮雲
勝手にしやがれ
東京物語
遠い雷鳴（Ｓレイ）
さすらい（ヴェンダース）
不安と魂（ファスビンダー）
アギーレ／神の怒り（ヘルツォーク）
愛に関する短いフィルム（キェシロフスキ）
ゴッドファーザー
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「成瀬（巳喜男）ほど真摯な映画作家を私は知りません」(エドワード・ヤン)
「成瀬さんは、短いカットを積み重ねるが、それを継いだのを見ると、決してそうは見えないで、一つの長いカットのように見える。見事に流れていて、継ぎ目が解らない」(黒澤明)
傑作『乱れる』(64)他
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台湾の映画作家エドワード・ヤン(楊德昌1947-2007)は今日11月6日が誕生日。
同い年の映画作家ホウ・シャオシェンが主演した『台北ストーリー』(85)
TVシリーズ『十一個女人』の一挿話「浮萍」(81、初演出作)
『恐怖分子』(86)他
下は超傑作『牯嶺街少年殺人事件』(91)から
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映画監督･大島渚(1932-2013)は今日3月31日が誕生日。
「カメラは決して中立性などは持ちえず、常に加害者なのです」
傑作『青春残酷物語』
『日本の夜と霧』『日本春歌考』『帰って来たヨッパライ』
『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』他
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宮川一夫「映画にも、古典とか歴史に残る作品というのがあります。四十年も前に作られたものなのに“モダン”という表現がピッタリの映画もあります。
これらの作品に共通しているのは、それを作った人が、その時代を懸命に生きて、そこで“普遍的なモノ”を追求していったことです。(続
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リリアン・ギッシュ「(『散��行く花』(1919)のテストの時、私が深い考えもなしに二本の指を使い、口の両端を持ち上げて笑顔を作ったら）グリフィス(監督)は椅子から飛び上がってやってきた。「そのまま、そのまま!! いや凄いな、そんな仕草今まで見たこともないぞ。よし、映画全体で使ってみよう」」
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笠智衆「俳優も道具としか見てなかったんじゃないですねえ。説明は何もないです。この科白や動きが何のためにあるのか、こっちは分からない（笑)。言われた通りやるしかないです。小津組に慣れない俳優さんがね、『先生、ここはどういう気持ちでしょうか』って尋ねるとね、『気持ちなし』って（笑)（続
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ジャン＝リュック・ゴダール「私は少しずつ、映画というのは、事物そのものではなく、事物と事物の間にあるもの、誰かと誰かの間にあるもの、諸君と私の間にあるものだということに気づくようになりました」-『ゴダール 映画史』第四の旅（1980）
傑作『気狂いピエロ』(65)
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映画監督・清水宏(1903-66)は今日3月28日が誕生日。「清水君は天才です。僕や小津君は努力家にすぎない」(溝口健二)
傑作『港の日本娘』『有りがたうさん』『花形選手』『風の中の子供』『按摩と女』『子供の四季』『簪』『蜂の巣の子供たち』『小原庄助さん』『都会の横顔』他
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バスター・キートン「私はいつも観客には（成行きを）先読みしてもらいたい。そうして彼らの裏をかくのだ」
下は傑作『警官騒動』(1922)から
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寺田農「相米(慎二)と二人で『ラルジャン』('83ブレッソン)を見に行った時、『映画は、画より音だ』と言ってた。靴音もそうだけど、相米の映画はいつも効果音にすごくこだわってる」
相米慎二の傑作『ラブホテル』(85)
※閲覧注意
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映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-86)は今日12月29日が忌日。19世紀ロシア･インテリゲンツィアの精神的継承者。「芸術家は世界が不完全であるが故に存在する。芸術は悪しく設計された世界から生まれ出る」
初期短編～遺作『サクリファイス』,ドキュメンタリー他
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巨匠･溝口健二(1898-1956)は今日5月16日が誕生日。
「効果と表現の簡潔さとは偉大な映画作家の特質だ。溝口健二はこの規則に反しない。…溝口の技法は、最も簡潔である為に最も複雑なものなのだ」(ゴダール)
傑作『浪華悲歌』『残菊物語』『雨月物語』『山椒大夫』他
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笠智衆「（小津作品では）原節子さん、佐分利信さん、杉村春子さんは殆どいっぱつでOKでしたね。原さんと僕とは、全然交流がないんですよ。彼女はセットでも黙ってましたしねえ。もの言いませんね。仕事が終わったらさっさと帰ってしまいますしね。」
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ロベール・ブレッソン「人は手で、頭で、肩で、どれほど多くのことを表現しうることか！… そうすれば、どんなに沢山の無駄で疎ましい言葉の数々が消え失せることだろう！何という倹約！ 」
「手」のアップショットを集めたクリップ、傑作『スリ』『バルタザールどこへ行く』他
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台湾の映画監督ホウ・シャオシェン(侯孝賢)は今日4月8日で76歳。
「私がいつもロングショットを使う傾向があるのは、登場人物の背後で起こっているもの、つまり俳優の背後の物、風景を見せるのが好きだからだ」
傑作『風櫃の少年』『恋恋風塵』『悲情城市』『黒衣の刺客』他
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映画監督フランソワ・トリュフォー(1932-84)は今日10月21日が忌日。ヌーヴェルヴァーグを代表する一人。
「人生を愛せない時、或いは人生に満足しない時は、映画に行こう」
傑作『大人は判ってくれない』('59)他
下は『逃げ去る恋』(79)から
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女優･岡田茉莉子は今日1月11日で91歳。亡夫は同い年の映画監督･吉田喜重。
出演した傑作『秋日和』(60小津安二郎)他
『流れる』(56成瀬巳喜男)
『秋津温泉』(62吉田喜重)
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ロベール・ブレッソン「『007 ゴールドフィンガー』('64)には、真に私を打ちのめした、非常に美しいイメージがある。それはジェームズ・ボンドが女を腕に抱き、真っすぐ女の眼を見ている時だ。女の瞳に、彼を殺そうと(物陰から)忍び寄る敵の姿が映るのだ」
TVドキュメンタリー『われらの時代のシネアストたち ブレッソン 見られも、知られもせず』('65)の中で、ロベール・ブレッソンは当時見た映画『007 ゴールドフィンガー』('64)の「真に私を打ちのめした、非常に美しいイメージ」について語る
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映画監督ロベール・ブレッソン(1901-99)は今日9月25日が誕生日。「私が試みたのは、台詞を限界まで切り詰めつつ、沈黙や顔上、眼中で生起する殆ど知覚不能な何かで、他の普通の映画では台詞で語られる全てを表現することだった」
傑作『田舎司祭の日記』『スリ』『白夜』他
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日本映画の名美術監督、木村威夫(1918-2010)は今年3月21日が命日。
美術を担当した鈴木清順監督の傑作『関東無宿』(63)『肉体の門』(64)『刺青一代』(65)『東京流れ者』(66)
『ツィゴイネルワイゼン』(80)
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マン・レイが、プルーストの死んだ1922年に撮影した写真：
ジャン・コクトー
ジェイムズ・ジョイス
パブロ・ピカソ
3人のダダイスト（ルネ・クルヴェル、トリスタン・ツァラ、ジャック・バロン）
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クリント・イーストウッドは今日5月31日で93歳。 『夕陽のガンマン』他60年代イタリア製西部劇のスター、『ダーティハリー』他70年代ハリウッドの人気アクション俳優、そして今尚創作意欲盛んな優れた映画作家。
最後の作品になるという法廷スリラー『陪審員2番』を製作予定
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『キートンの蒸気船』('28)の、キートンに向かって家の壁が倒れてくる場面（下の動画の最後の方）では、実際のフル重量の壁が使われた。撮影の際、キートンがくぐり抜ける壁の窓の位置が僅かでもずれたら彼の死に直面するのに耐えかね、スタッフの大半が現場から離れたという
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女優ジーナ・ローランズは今日6月19日で91歳。「夫ジョン・カサヴェテスは自分が望むことについては最も恐るべき完璧主義者です。芸術家として私は彼を愛してます。夫としては嫌ですが」
主演した、カサヴェテス監督の傑作『フェイシズ』『グロリア』『ラヴ・ストリームス』他
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「『西鶴一代女』(52溝口健二）のラスト近く、今や売春婦に落ちぶれたお春が、若君となった我が子を延々と見送るショットは女の執念と哀しみに溢れていて、凄まじくも美しい。江戸時代の娼婦という表面的なものはとっくに通り抜けて普遍的な女そのものになっている」(増村保造)
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名匠マキノ雅弘(正博、1908-93)は今日10月29日で没後30年。
「どうか、お願いがございます。面白いな、いいなと思ったら、口々に宣伝して、どんな手を打っても見てやって下さい！ 見てやって下さい！ 日本映画を見てやって下さい！」
傑作『血煙高田の馬場』韋駄天走りの場面
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