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毎日新聞の科学、環境、医療などの取材を担当しているチームです。日々のニュースや取材の裏話などをつぶやきます。くらし科学環境部が運営する公式アカウントです
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日本の研究力強化に向け、政府はこの夏、全国の大学教員らを対象にアンケートを進めている。研究環境改善のため、研究以外の雑務が日々どの程度負担になっているかを問う内容だ。ところが、アンケートのあまりの分量の多さに「逆に負担が増えた」と研究者側から悲鳴が上がる事態に。「本末転倒」の元凶は?
東京電力福島第1原発からの処理水の海洋放出を巡っては、SNS上で「トリチウム以外の放射性物質を測定していない」との投稿もみられる。実際はどうなのだろうか。 東京電力や環境省、水産庁が実施している従来のモニタリングは、福島第1原発の周辺で採取した海水や魚から、トリチウム以外の放射性物質も測っている
厚生労働省は26日、米モデルナ社製の新型コロナウイルスワクチンに異物混入が見つかったため、約163万回分の使用を見合わせることを発表した。8月中旬以降、5都県の8カ所で39本(390回分)から異物が確認された。異物が見つかったワクチンの接種を受けた人はいないという。ワクチンを供給する武田薬品工業と
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料が入ったカプセルを分離後、別の小惑星に向けて再出発した直後に撮影した地球の画像を公開した。はやぶさ2のカプセル回収を受けてJAXA宇宙科学研究所(相模原市)で開いた記者会見で明らかにした。
研究者からの被引用数が上位10%に入る影響力の大きな学術論文数で、日本は過去最低の世界10位に後退した。文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)による世界の学術論文に関する調査結果から、歯止めがかからない日本の研究力低迷の背景を探った。
環境省が鹿児島県・奄美大島で駆除を進める外来種のマングースの根絶が近づいている。2018年4月を最後に捕獲がなく、21年度もゼロだった。同省は「生息数は極めて少ないか根絶できている状態」とみて、早ければ23年度の「根絶宣言」を目指す。
変化の激しい時代を迎え、リスキリング(学び直し)が注目されている。オーロラの専門家として南極・昭和基地での観測経験を持ち、情報通信研究機構では研究所長などの要職を務めた久保田実さん(57)が選んだ「第2の人生」は調理人だった。今年4月、見事に調理師免許を取得し、9月18日、東京都小平市鈴木町に居酒
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日午前9時22分、新型主力ロケット「H3」2号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射した。JAXAによると、機体は予定の高度約680キロに到達し、搭載した超小型衛星の分離に成功した。
米製薬会社ギリアド・サイエンシズは12日、新型コロナウイルス治療薬の抗ウイルス薬「レムデシビル」(商品名ベクルリー)が同日付で薬価収載されて保険適用になったと発表した。10月にも一般流通を開始する予定という。
世界自然遺産の小笠原諸島(東京都)に生息する小鳥のオガサワラカワラヒワや、本州などに生息する「国鳥」のキジ、沖縄県などにいるリュウキュウサンショウクイなど鳥類5種が、日本で独自に進化を遂げた新しい種であることが、最新のDNA分析などによって判明した。国内にしか生息しない「日本固有種」の認定業務を担
乳幼児を中心に発症し、全身の血管に炎症が起きる川崎病の患者数が、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)以降、3分の2に激減したことがNPO法人日本川崎病研究センターの調査で判明した。川崎病は1967年に故川崎富作氏が報告し、いまだ原因が分からない。患者数の変化から、病気の原因を解明
日本学術会議の会員候補6人が任命を拒否された問題で、梶田隆章会長は2日にあった学術会議の総会で、岸田文雄首相とできるだけ早期に面談し、6人の任命を直接訴える意向を明らかにした。事態の進展が見られない場合は、臨時総会を招集して新たな対応を検討する方針も示した。
世界各地で湿地の破壊が止まらない。開発による埋め立てなどに加え、地球温暖化による海面上昇の影響も見えてきた。日本のラムサール条約の登録湿地の数は増えたが、新たな課題も生じている。世界と日本の湿地の現状を見た。
物理学者で東邦大名誉教授の近藤淳(こんどう・じゅん=産業技術総合研究所名誉フェロー、物性物理学専攻)さんが11日、誤えん性肺炎のため死去した。92歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻ゑみ子(えみこ)さん。
年の瀬の東京・上野動物園は異様な盛り上がりをみせていた。国内で5年ぶりに誕生したジャイアントパンダ「シャンシャン」の一般公開が5日後に迫り、事務所で私(記者)が取材の申請手続きをしている最中も、問い合わせの電話がひっきりなしに鳴っていた。だが、手続きを終え、私が向かったのは、パンダ舎とは離れた一室
リニア中央新幹線の工事が予定されている南アルプスで、希少植物の保全のためにJR東海が行った移植は、移植先で生育が確認できなかったり、育っても数年で個体数が減ったりするケースが多いことが、静岡市の追跡調査で分かった。報告書は「移植した植物の長期的な根付かせは難易度が高い」と結論付けている。【丹野恒一
東京大宇宙線研究所などは15日、宇宙の重力波を捉えるため地下に建設された大型望遠鏡「かぐら」(岐阜県飛驒市)が、能登半島地震の影響で観測に使えない状態になったと明らかにした。重力波検出器の修正に数カ月かかる見通しで、3月に始まる国際的な共同観測には間に合わない。共同観測期間中の来年1月までの復帰を
静岡県沖の駿河湾で、海洋研究開発機構などの研究チームが全長1メートルを超える新種の深海魚を発見した。駿河湾の深海で食物連鎖の頂点に君臨し、体長30センチ程度の「セキトリイワシ」の仲間の最大種とみられることから、「ヨコヅナイワシ」と命名した。報告をまとめた論文が25日、英科学誌「サイエンティフィック
有料の学術論文をインターネット上に無料で公開する違法な海賊版サイトの利用が急増し、日本からのダウンロード数が2022年に延べ約720万件に上ったことが毎日新聞の調査で判明した。比較可能な17年の5・6倍に当たる。論文の購読料高騰が背景にあるとみられるが、利用する研究者側の倫理も問われる。
環境省は、管理されずに劣化した荒廃地の自然を回復させる民間の取り組みを、国が認定する制度を新たに導入する方針を固めた。通常国会に法案を提出し、2025年度の施行を目指す。認定された活動に寄付などをした企業や団体に証明書を発行するなど、支援を受けやすくする方策も検討する。民間による自然再生を後押しす
和歌山県白浜町の動物公園アドベンチャーワールドで生まれた雌のジャイアントパンダ彩浜(サイヒン)が14日、1歳の誕生日を迎え、竹製のブランコやジャングルジムの遊具がプレゼントされた。
気象庁は15日、噴火活動が活発化している小笠原諸島・西之島(東京都)の観測状況を発表した。11日に気象庁の海洋気象観測船「凌風丸」から、山頂の火口から大量の火山灰が連続的に噴出し、大きな噴石が飛び散っているのを確認した。夜には、赤く熱せられた溶岩が火口の上空約200メートルまで噴出している様子が見
目黒区の研究博物館「目黒寄生虫館」が今年で創設70周年を迎え、記念特別展「亀谷了と亀谷俊也が遺したもの・こと」を開催している。12月24日まで。寄生虫は感染症や食中毒を引き起こすため「怖い」「気持ち悪い」と思われることがあるが、担当者は「存在に意味があると伝わればいい」と話す。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウで採取し持ち帰った岩石のかけらなどの試料が、計約5・4グラムに達すると発表した。当初の目標は0・1グラムで、50倍以上の試料採取に成功したことになる。試料を収めた円筒形の小箱「サンプルキャッチャー」の重量を、打ち上げ前
満月がすっぽりと地球の陰に隠れる皆既月食が26日午後8時過ぎ、晴れていれば全国で南東の低い空に見られる。日本で観察できるのは2018年7月以来約3年ぶりで、今回は1年で最も大きく見える満月「スーパームーン」と重なる。天気予報では北日本や東日本は晴れるところが多く、雲の動き次第では赤黒く輝く満月を楽
グレタ・トゥーンベリさん(16)がCOP25で11日演説した内容は次の通り。【信田真由美、大場あい】 真実を忘れてしまうから感情的な話はしない こんにちは。1年半前、私は、必要ない限り話すことはしませんでした。でも、私は話す理由を見つけました。それ以来、私はたくさんのスピーチをし、公の場で話す時
東京から南へ約1300キロ離れた小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」で8月に発生した噴火は、国内で戦後最大級の規模だったことが、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などの分析で判明した。噴煙の高さは海上16~19キロに達していた。かつては島だった鹿児島県・桜島が大隅(おおすみ)半島と地続きになった1
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った石や砂のうち約0・5グラムについて、分析研究を担当する国内の8チームへ分配する引き渡し式を相模原市内で開いた。一部の分析を始めた岡山大の中村栄三教授によると、水や有機物が大量に含まれていることが確認できた
世界の先進国が加盟する経済協力開発機構(OECD)がこのほど発表した2023年版「デジタル政府指数」で、日本は調査対象の加盟33カ国中、31位に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大を教訓に、政府の電子化を強力に進める加盟国が目立つ半面、日本の対応は遅れ、前回順位の5位から急落した。
若者グループが25日夕、政府などに地球温暖化対策の強化を訴える活動を全国各地で行った。東京都千代田区の国会前では、「迫り来るタイムリミット」「石炭だめ」などのメッセージを書いたプラカードやスニーカー、サンダル、パンプスなど約100足を歩道に並べる「シューズアクション」を実施。新型コロナウイルス感染
絶滅危惧種の細胞を凍結保存し、遺伝情報を将来に残すプロジェクトが国立環境研究所(国環研、茨城県つくば市)で進んでいる。個体数を増やす研究や、万が一絶滅した場合の原因究明などに生かすため、絶滅危惧種の遺伝情報を将来に残す「タイムカプセル」となるもので、保管などのための寄付を募っている。
太陽系で最も遠くに位置する海王星の赤道付近の上空に、猛毒の青酸ガスとして知られる「シアン化水素」が帯状に分布していることを東京大などの研究チームが発見し、米科学誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ」に発表した。
動物が単語や文章を使って会話をしている――。ファンタジーなどで描かれてきたことが実際の自然界で起きていると、世界で初めて証明した若手研究者が京都大にいる。長野・軽井沢の森へ通うこと15年以上。「鳥の言葉が分かる男」の挑戦を追った。
12日の打ち上げに失敗した宇宙航空研究開発機構(JAXA)のイプシロンロケット6号機には、福岡県の町工場などが製作に��わった人工���星も搭載されていた。宇宙に挑戦する厳しさを突き付けられた結果に、関係者から落胆の声が漏れた。
小笠原諸島の硫黄島の沖合約1キロで噴火が起きているのを、毎日新聞社機が10月30日に撮影した。航空取材に同乗した東京大地震研究所の前野深准教授(火山地質学)は1日、一連の噴火で直径100メートル程度の新島が形成されたと、火山噴火予知連絡会に報告した。
電気自動車(EV)のバッテリーや蓄電池の生産に不可欠なレアメタルの一つ、リチウム。脱炭素社会の「宝」は湖の中にも眠っている。 5000メートル級のアンデス山脈の裾野の砂漠に、うっすらと白い大地が見えた。南米チリの首都サンティアゴから北へ飛行機で2時間、さらに車で2時間の場所にあるアタカマ塩湖は標
千葉・房総半島沖の水深6000メートル付近の深海底がプラスチックごみの集積地になっていることを確認したと、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)など日欧の研究チームが海洋汚染の国際学術誌に発表した。見つかったプラごみの分布密度は1平方キロ当たり平均4561個に上り、この海域が陸上から流れ出たプラごみ
気候変動の影響で、世界の海の色がこの20年で大きく変わっている――。米マサチューセッツ工科大(MIT)などの研究チームが衛星画像の分析からそんな研究成果をまとめ、英科学誌ネイチャーで12日に発表した。人間の目には見分けが難しいが、変化は世界の海域の56%でみられ、特に赤道付近の熱帯海域で緑色が濃く
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、小惑星リュウグウから試料を持ち帰った探査機はやぶさ2のプロジェクトチームを30日で解散すると発表した。はやぶさ2はリュウグウのミッションをほぼ終え、2031年に別の小惑星を目指す計画で、体制を見直して若手を中心とした新チームに移行する。
探査機「はやぶさ2」は5日午後1時すぎ、小惑星リュウグウの石が入っているとみられているカプセルの分離に向けて、カプセルが地球へ向くよう姿勢を変えた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、探査機もカプセルも健全だという。
水産資源の管理を徹底するため、政府は「遊漁」と呼ばれる趣味やレジャーでの釣りに対しても規制を強化する方針を固めた。都道府県ごとに登録している遊漁船業者やプレジャーボートなどで楽しむ釣り人に、特定の魚種について漁獲量の報告を求め、種の保存に支障があると懸念される場合は漁獲枠新設も検討する。改正漁業法
「世界最大級の花」を咲かせる絶滅危惧植物ショクダイオオコンニャクに国内で初めて実がなった。実らせたのは茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園。めったに咲かない花が二つ続けて咲いた幸運と、悪臭の中での職員の奮闘が、真っ赤な736粒に結実し、実から取れた種が12日に発芽した。
地震が発生するとP波(初期微動)と、続いてS波(主要動)が伝わる――。中学校の理科で習った記憶がある人も多いだろう。ところが10月、どちらの波形も明確に捉えられないまま、突然数十センチの津波が関東や四国、九州に押し寄せた。
環境省の公式ユーチューブチャンネルに、顔を緑、耳などを赤くペイントした省幹部が登場する動画がある。本人は「恥ずかしいという思いもあった」と話すが、そうまでして画面に出たのは「新たな外来種規制をより多くの人に知ってもらわなければ」という思いからだった。
深刻化する地球温暖化問題を背景に国策として普及してきた再生可能エネルギー。しかし今、太陽光や風力でつくった電気を使わない出力制御が九州地方で深刻化している。「太陽のくに」と形容され、日照条件の良い九州では太陽光の導入が加速。一方、原発も4基が稼働しているため、結果として使い切れない再生エネがムダに
じっくりと手で骨を触って観察する授業はどうやって生まれたのか。きっかけを作ったのは、一人の生物教師だ。 「ンガ、ンガ、ンガ、ガガガガガ」「ガアガアガアガガアー」。1972年1月、南極大陸。アデリーペンギンのルッカリー(集団営巣地)で、ひなのために餌を持ち帰った親鳥たちのけたたましい鳴き声が響き渡
近畿大は26日、ニホンウナギの完全養殖に成功したと発表した。完全養殖は、卵から育てたウナギの卵と精子を使って2世代目を人工ふ化させる技術で、水産研究・教育機構(旧水産総合研究センター)が2010年に世界で初めて成功させた。大学では初の成果という。
政府が今月公表した日本学術会議の改革方針に対し、学者や作家ら文化人127人でつくる「学問と表現の自由を守る会」は27日、方針の撤回を要望する声明を公表した。東京都内で記者会見した佐藤学・東京大名誉教授は「(会員候補6人の)任命拒否に匹敵する、あるいは上回るほどの介入が始まった」と危機感をあらわにし
南太平洋の島国トンガ沖で海底火山が15日、大規模な噴火を起こした。オーストラリア当局によると、この噴火の影響で1・2メートルの津波が発生。ロイター通信によると、噴火が起きたのは、首都ヌクアロファから北に65キロの付近で、ヌクアロファで約80センチの津波が観測されたという。
気象庁は24日、桜島(鹿児島市)南岳山頂火口で午後8時5分ごろに噴火が発生したとの噴火速報を発表した。噴火で弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から約2・5キロまで達したとみられ、同庁は、噴火警戒レベルを3(入山規制)から最も高い5(避難)に引き上げ、厳重な警戒を呼びかけている。
希少なコククジラの骨格標本を後世に残そうと、南房総市の和田浦海岸で、県内外から集まった中学生ら17人が研究者らと28日、約7年前に漂着して砂の中に埋めたクジラの骨の掘り起こし作業をした。中学生たちはクジラの骨に「太くてずっしり」と驚いていた。
亡くなった漫画家の松本零士さんには、宇宙・科学教育などを実施する公益財団法人「日本宇宙少年団」の理事長を務めた経歴がある。子供たちに宇宙や科学技術に興味を持ってもらいたいとの思いからだ。1986年の少年団設立以来親交があった的川泰宣(まとがわやすのり)宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授は訃報
米航空宇宙局(NASA)は15日、日本時間同日夜に土星の大気層に突入し役目を終える無人探査機カッシーニが最後に地球に送ってきた画像を公開した。画像はカッシーニが土星突入軌道に入った同13日以降に撮影されたもので、間近で観測してきた美しい輪の姿や、カッシーニ自身の探査で生命が存在する可能性を突き止め
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、20日未明に月面に着陸した小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」が、着陸目標地点から誤差100メートル以内に降り立つ「ピンポイント着陸」に成功したと発表した。あわせて、分離した小型ロボット「LEV―2」が撮影した、月面のSLIM本体の画像を公開した。
【ブリュッセル八田浩輔】欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は12日、EUで共通して採用している現行の夏時間制度を来年に廃止することを定めた法案を欧州議会と加盟国に提示した。域内の市民から廃止を望む声が大きかったことを受けた措置。今後、通年で採用する標準時間の設定は加盟国に委ねる。
地震発生時に、強い揺れが来る前に警報を出す緊急地震速報。2007年に始まったが、11年の東日本大震災では、震度が過小に予測されて関東地方に警報が出ず、精度面の課題が表面化した。あれから10年。精度の改良に加え、活用も進んでいる。
気象庁によると、26日は全国各地で気温が上昇、北海道佐呂間町で気温が39.5度に達し、5月としては全国観測史上最高気温を記録した。北海道で5月に猛暑日となるのも初めて。
6月1日から、アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)の野外放出や売買・頒布などが禁止される。いずれもペットとして身近な生き物で、既に飼っている場合や今後もザリガニ釣りなどを楽しみたい場合は、どんな注意が必要だろうか。
今年のノーベル物理学賞受賞が決まった米プリンストン大上席気象研究員の真鍋淑郎(しゅくろう)さん(90)は、地球温暖化など、今では世界各国で当たり前のように話題になる気候変動の予測の基礎を築いた。「自分は頭が切れるというのではないが、人が合点したことでも『待てよ』とくどいほど考え続けることが、結果と
原子力規制委員会は2日、再稼働を目指す北海道電力の泊(とまり)原発3号機(北海道泊村)の安全審査会合を開き、原発の敷地内にある3本の断層は、いずれも活断層ではないと判断した。3本は活断層の可能性が指摘されていた。活断層の場合、3号機はより厳重な耐震対策が求められることになるが、その必要はなくなった
「はやぶさ2」が試料を入れたカプセルを切り離し、12月6日未明に地球へ送り届けました。一連の旅をタイムラインで。
<ピックアップ> 小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」で発生した昨年8月の噴火で大量に放出された軽石について、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)が、日本各地と台湾、フィリピンの計22カ所で漂着を確認した。漂着の北端は茨城県神栖市。他に千葉県の房総半島、静岡県の伊豆半島でも確認し、これらをまとめた
日本版GPS(全地球測位システム)の構築のため、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は19日午後2時29分、政府の測位衛星みちびき3号機を載せたH2Aロケット35号機を、種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げた。みちびきは予定通り高度420キロで分離され、打ち上げは成功した。
能登半島地震で、被災地は救助やインフラ復旧の遅れ、不十分な医療や支援物資、孤立状態など、さまざまな苦境に直面している。それらの目詰まりの主因は、半島の道路寸断だ。政府は道路を切り開く作戦を急ピッチで展開している。
ウニやカニなど高価な魚介類が好物とされるラッコが、通説ほど大量のウニを食べていない可能性があることが、京都大学野生動物研究センターの三谷曜子教授(海棲(かいせい)哺乳類学)らの研究で判明した。北海道根室市立落石中で6日に行った総合的学習で発表した。
岩手県雫石町鶯宿(おうしゅく)で温泉を利用して養殖されている高級魚トラフグ。「水を吐くフグ」の動画がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でも話題になった。これまでは養殖している会社が運営する県外のホテルでのみ提供されてきたが、地元でも食べられるよう準備が進められている。今月から「鶯宿温