
リブロ
@libro_jp
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東京を中心に関西・九州まで全国展開している書店チェーン。生みの親は西武百貨店。何度か親が変わり、現在は日販グループホールディングス傘下でNICリテールズ株式会社が運営しています。
Joined November 2009
紀伊國屋書店・TSUTAYA・文教堂・リブロ・よむよむ・オリオン書房・BOOKSえみたす・積文館書店など「ブックセラーズ&カンパニー」参加書店が会社の垣根を超えて心からおススメする本を選ぶ「#一読三嘆」。児童書の第5弾として『ウマと話すための7つのひみつ』を選びました。.
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【書評】酒井啓子. 『アメリカ帝国』A・G・ホプキンズ/ミネルヴァ書房 . 19世紀末の米西戦争以降、実際にアメリカがハワイ、フィリピンやキューバなどの島嶼諸国を支配した、「忘れられた帝国」に光を当てた本格的研究書。.
book.asahi.com
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
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【書評】安田浩一. 『スコットランドと〈開かれた〉ナショナリズム』髙橋 誠/慶應義塾大学出版会 . スコットランド独立運動は、自己決定権を奪われた沖縄の姿と重なった。独立を目指す背景には沖縄同様、イングランドから受けてきた差別の歴史があるのだ。.
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【著者に会いたい】国際政治学者・芝崎祐典さん. 「芸術史では政治との関係は『雑音』として扱われてきた。しかし、近代芸術が権力との相互作用で歩んできた側面にも着目する必要がある」 . 『ベルリン・フィル』中公新書.
asahi.com
■楽団の歩みと激動の歴史 国際政治学者・芝崎祐典さん 冷戦史・英国外交史が専門の研究者が、クラシック界の頂点として知られるオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の通史を著した。その背景には…
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【書評】斎藤美奈子. 『不屈のひと』石田陽子/岩波書店 . 今年は『女工哀史』刊行100年の年。労働環境の厳しさは現代も変わらない。副題は「物語『女工哀史』」。辛いはずの内容なのに暗さはない。すべての働く人に勇気を与える、評伝文学の域を超えた快作である。.
nikkei.com
冒頭近く、いきなり登場するのは労働争議の場面である。〈本日からのストライキで、一日八時間労働と午後十時から午前四時までの深夜業の禁止を、社主および経営陣に対し強く求めますッ!〉時は1921(大正10)年秋。東京モスリン亀戸工場の労働組合結成記念集会。その前列に陣取っていたのがまだ10代の女工、堀トシヲである。発言を求められたトシヲは思いきって率直な意見を口にした。〈いますぐ食事の改善を要求した
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【書評】藻谷浩介. 『シシになる。』富川岳/亜紀書房 . 「地方に眠るコンテンツを編集して発信すれば面白い」程度の発想だった者が、途絶えかけたコンテンツの継承者にされ、さらにはコンテンツの本質を活かしつつ発展させるプロデューサーの役割まで担う現在進行形の実話。.
nikkei.com
東京の広告代理店で、"これ、俺じゃなくてよくね"と思う日々を送っていた若者。腰掛け気分で移住した岩手県の遠野郷で、伝統芸能・シシ踊りの踊り手にされてしまい、その「戦慄濃度の高い」世界に覚醒。先端アーティストたちとのコラボにも取り組みつつ、この地から湧き上がってくる(あるいはこの地に降りて来る)何かと、深く深くつながっていく。そうした現在進行形の実話が、本書だ。時系列に沿い、等身大のモノローグで
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【書評】麻田雅文. 『革命と内戦のロシア 1917-21』アントニー・ビーヴァー(染谷徹訳)白水社 . 内戦は豊穣の地であるウクライナの争奪戦という一面があった。革命派も反革命派も、ロシア人は食糧を求めてウクライナになだれこむ。繰り広げられたのは、徹底的な穀物の収奪だ.
nikkei.com
ロシアへ留学していた時、ある教師が「すべての戦争の中でも一番悲惨なのは内戦」とつぶやいていた。本書を読み、彼女の言葉に納得した。内戦はむごい。昨日までの隣人が政治的立場の違いで殺し合うのが日常になるのだから。当時通った学校の隣には、レーニンが司令部を置いたスモーリヌイ女学院があった。1917年11月、革命はこのサンクトペテルブルクの街から始まり、またたく間に旧ロシア帝国の全土へ広がる。それは内
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【書評】前田勇樹. 『琉球処分』塩出浩之/中公新書 一点違和感を覚えたのは、帯に記された「沖縄併合」という用語である。販促を目的に付けたものであることは承知の上だが、はたして併合されたのは「沖縄」だろうか? しかしながら、本書の中身に対する価値は揺るぎない。.
nikkei.com
本書のタイトルとなっている「琉球処分」という歴史用語には、いまだ共通した定義が存在しない。研究が行われた時代や研究者によって、その時間幅や解釈は大きく異なり、1990年代以降、近代日本による琉球の「併合」という認識が一般化した。例えば、西里喜行は、1870年代の琉球併合過程を「狭義の琉球処分」とし、これを取り巻くアヘン戦争以降の東アジア国際関係の変化を「広義の琉球処分」と定義した。西里をはじめ、
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RT @libro_jp: リブロ大泉店です!. 8月2日(土) #一番くじ.『WINDBREAKER -街の英雄と祭りの時-』.朝10時より販売開始です!.ご来店お待ちしております!!. #WINDBREAKER
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【書評】村上陽一郎. 『黒いイギリス人の歴史』平田雅博/講談社選書メチエ カリブ海のバルバドス島。プランテーションの経営を始め、砂糖産業の中心地に。そこで富裕となったイギリス人が、富裕の証として本国に連れ帰った奴隷たちが、「黒いイギリス人」の出発点であった。.
mainichi.jp
(講談社選書メチエ・2090円) 米国とは異なる王国の逸話の数々 白人社会と異民族問題というと、誰もが西部劇で見慣れた、アメリカ西部におけるネイティヴ・アメリカン(かつては「インディアン」と言う言葉で一括(ひとくく)りされていた)と騎兵���の戦いを思い出す。同時に、アメリカ南部を中心とした綿花産業
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【書評】武田砂鉄. 『ミュージックシティで暮らそう 音楽エコシステムと新たな都市政策』シェイン・シャピロ/黒鳥社 . 文化全般に充分な予算を割かない国は、いかなる都市を作り上げてしまうのか。都市の通気性を確保するのが文化ではないかという視点を持ってほしい。.
mainichi.jp
◆『ミュージックシティで暮らそう 音楽エコシステムと新たな都市政策』=シェイン・シャピロ著、エヴァンジェリノス紋子、若林恵・訳 (黒鳥社・3080円) 「都市の通気性を確保する」指南書
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【書評】沼野充義. 『一九四五年に生まれて』池澤夏樹(聞き手・文:尾崎真理子)岩波書店 . 「コンビニから難民まで」を視野に入れた小説を書き、『世界文学全集』『日本文学全集』によって文学の新しい羅針盤を示した。尾崎氏は、��この四十年、時代の指標」だったと呼ぶ。.
mainichi.jp
(岩波書店・2860円) 理系の素養まで併せ「何ものにも自由」 池澤夏樹という名前を初めて見た時、鬱蒼(うっそう)とした森を爽やかな風が吹きぬけてきたような気がした。それから四十年、この世界文学の健脚の旅人は、日本文学の自足的な「私」の淀(よど)みを世界に向けて開く若々しい力であり続けてきたが、
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【書評】若島正. 『帰れない探偵』柴崎友香/講談社 「帰れない探偵」とは、これまでに書いたことのない領域に踏み込んで、自ら退路を断ち、新たな小説の旅を敢行した、作者の柴崎友香なのだ。.
mainichi.jp
(講談社・2035円) 「忘れることはなくなること」への対抗 「今から十年くらいあとの話」 柴崎友香の新作『帰れない探偵』は、七つのセクションでできている。そのセクションにはそれぞれ題名が付いていて、独立した短篇を集めた連作短篇集のような形式になっているが、ひと続きの長篇小説としても読める。最
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Interview:日比野コレコさん. 「機械のように人間的でない存在が『人間宣言』するまでを描いた小説」。「希望には上限がない」と信じる自身の思考が反映された作品、とも。 . 『たえまない光の足し算』文藝春秋.
mainichi.jp
「機械のように人間的でない存在が『人間宣言』するまでを描いた小説」。作家の日比野コレコさん(21)は、17日刊行の小説『たえまない光の足し算』(文芸春秋)を独特の言い回しで表現する。「希望には上限がない」と信じる自身の思考が反映された作品、とも。生きづらさを抱えつつも暗中模索する主人公らの姿は、読
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RT @libro_koriyama: 【四季大雅の本棚】.郡山市出身の作家・四季大雅先生(第16回小学館ラノベ大賞、第29回電撃小説大賞受賞)おすすめの小説20作品を、四季先生ご自身の推薦文を特製帯にして販売中です。.四季先生ファンの方はもちろん、面白い本をお探しの方、ぜひ参….
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【書評】岡美穂子. 『子どもの自殺はなぜ増え続けているのか』渋井哲也/集英社新書 . 主な要因として、過酷な学業圧力、対人関係の軋轢、教師の不適切な指導、家庭内の虐待などが以前より指摘されてきたが、現代ではさらに、オンライン空間の普及が新たな影を落としている。.
yomiuri.co.jp
【読売新聞】評・岡美穂子(歴史学者・東京大准教授) 近年、報道が繰り返し伝えるように、子どもの自殺は憂慮すべき増加傾向にある。本書は、その背景を、綿密な統計データと具体的な事例を通じて深く掘り下げる。著者自身が支援に携わった子ども
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【書評】大森静佳. 『生活』町屋良平/新潮社 . 冗長とも言える記述が、だんだん癖になってくる。記述される生活の細部は、ストーリーの展開にまったく奉仕しない。だから、眩しい。そう、生活はとりとめもない無駄を含んで続く。そのことを息の長い文体そのものが指し示す。.
yomiuri.co.jp
【読売新聞】評・大森静佳(歌人) 主人公の「椿」は、代官山の実家で父親��暮らす二十歳の青年だ。丁寧に 淹 ( い ) れた 珈琲 ( コーヒー ) を公園で味わい、洋服屋めぐりや家事を好む。夢も野心もなく、そのときどきの恋愛に熱中
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【書評】ドミニク・チェン. 『ブラック・カルチャー』中村隆之/岩波新書 ブラック・カルチャーの担い手たちが辿ってきた精神の脱植民地化の道程に、「世界中の不正義とたたかう人々とその支持者のあいだで分かち合われる可能性」を見出す。.
yomiuri.co.jp
【読売新聞】評・ドミニク・チェン(情報学研究者・早稲田大教授) 十五世紀末より約四世紀に 亘 ( わた ) って、ヨーロッパ諸国は西アフリカから千二百五十万人以上もの人々を奴隷として新大陸に強制連行し続けた。連れ去られた人々は、ア
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【書評】奥野克巳. 『孤島論』倉石信乃/インスクリプト . 「中央」から置き去りにされた「孤島」で撮影された写真群を通して、そこに刻みつけられた記憶と歴史を辿る試み。「島嶼性」という問題意識を起点に、写真家との対話を重ね、写真論の枠を静かに超えていった。.
yomiuri.co.jp
【読売新聞】評・奥野克巳(人類学者・立教大教授) 「歴史に食い入ろうとする一種の運動体としての写真」「 眩暈 ( めまい ) を感じさせるほどの本源的な語りがた���のうちにわだかまっている」……倉石信乃の言葉は、その一つひとつが粒立
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【書評】福間良明. 『琉球処分 「沖縄問題」の原点』塩出浩之/中公新書 . 琉球王府の抵抗も、したたかだった。彼らは日中のはざまで生き延びるべく、東アジアの歴史や情勢を熟知しており、その知識量は日本側を凌駕した。歴史理解の厚さは、彼らの武器だった。.
yomiuri.co.jp
【読売新聞】評・福間良明(歴史社会学者・京都大教授) 琉球はもともと、日中の両属国家だった。だが、明治政府は1872年に琉球藩を設置、79年には警察・軍隊を動員して沖縄県とし、強制的に併合した。これは琉球処分として知られるが、その政
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【書評】佐橋亮. 『ロシア政治 プーチン権威主義体制の抑圧と懐柔』鳥飼将雅/中公新書 . いかにして権威主義体制を制度的に確立したのか、いわば「個人独裁の作られ方」を解明しようとする。地域研究と政治学が見事に融合した、 贅沢な講義を受けているように読める。.
yomiuri.co.jp
【読売新聞】評・佐橋亮(国際政治学者・東京大教授) 長期化するウクライナ戦争だが、プーチン大統領のもとロシア政治は安定している。なぜなのか。 本書はロシア政治がいかにして権威主義体制を制度的に確立したのか、いわば「個人独裁の作られ方
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