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島村一平

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文化人類学・モンゴル研究。シャーマニズム、仏教、サブカルチャー、エスニシティ、ナショナリズムなど。著書に『ヒップホップ・モンゴリア:韻がつむぐ人類学』(青土社)『憑依と抵抗:現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』(晶文社)など。「辺境ヒップホップ研究会」主催。発言は個人の見解です。

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@ippeishimamura
島村一平
11 days
シャーマニズムとラップのつながりを知りたい人は、この号を買うしかない。 霊の声が聴こえる現象と統合失調症の違いを知りたい人は、ターニャ・ラーマンの論考が載ったこの号を買うしかない。さあ、どうぞ!
@KMinzokugaku
『季刊民族学』188号/特集「シン・シャーマニズム論――カミとつながる技術」
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『#季刊民族学』188号(2024年4月30日発行)の特集は「シン・シャーマニズム論――カミとつながる技術」です。カミと交信する「シャーマニズム」研究の新潮流とその技術の知られざる秘密に迫ります。 表紙:モンゴルのラッパー、メヘ・ザクハイ(写真:O.Tugsbilig)
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
昔、会社を辞めてモンゴルへ留学するとき、「それって逃げじゃない?」と言われた。答えに詰まった。でもモンゴルで遊牧民の文化では「逃げ」は恥ではないことを知った。彼らは勝てるときは進み、やばい時は逃げる。明日勝つために。「逃げ」を責めるのは農耕民バイアスかも。守るべき土地があるから。
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島村一平
2 years
単細胞の死。死とは、自己と世界の境界がななくなることだということがよくわかる。よく考えれば、人間だって放っておけば肉体が腐り、微生物によって分解される。死とは、自分が世界になることなのかもしれない。
@slava__bobrov
Slava Bobrov
2 years
Death of a single cell: #biology
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島村一平
3 years
驚いた。モンゴルに日本式の暴走族が輸入されていた。特攻服に天上天下唯我独尊とか愚連隊といった文字が躍っている。詳細不明。FBからの転送。
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島村一平
2 years
何年か前に回ってきたが、このマーモットたちの母親を撃ってしまったチベットの猟師の若者。その後、出家しラマ僧として修行しながら、残された子どものマーモットの世話をしているという。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルの民族衣装ブランド、トルゴ社のぺーじ から。かっこいい。
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島村一平
3 years
ちなみに90年代のモンゴルのレストランでビーフハンバーグを頼んでもなぜか味は羊肉味だった。それもそのはず、焼くときに羊肉の油を使っていたからだ。「牛肉を使った料理をわざわざ羊味にしなくてもいいのに!」と当時は閉口したが、よく考えると日本人も似たようなことをしていた。
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島村一平
3 years
昔、モンゴル人にあまりにチンギス・ハーン自慢をされるので嫌気がさしてきた。そこで彼らの自慢の背景を調べたら、なんと彼らがチンギスを民族の英雄にし始めたのは、社会主義期であることがわかってきた。チンギスは20世紀初頭、一部のエリートを除くと一般庶民から忘れられた存在だった。
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島村一平
3 years
かつ丼や親子丼って豚肉や鶏肉をわざわざ魚味にしてない?出汁で味付けているというが、「なんで日本人は、わざわざ肉を魚味にするのだ?」とモンゴル人に言われて気が付いた。
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島村一平
3 years
逃げて何が悪いんだろうか。やばい時は逃げたらいい。ところが「逃げじゃない」と言う言葉は日本では絶対的な正義だと思われている節がある。みんなやばい時は逃げていいんだよ。
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島村一平
3 years
モンゴルのことを研究しているというと、「そんな 遅れた国に学ぶものがあるのか」と臆面なく言ってくる人がいる。モンゴルでは、医者と弁護士と教師の7割が女性だって知っていますか? ヒップホップがどれだけかっこいいか知っていますか?
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島村一平
2 years
母校、モンゴル国立大のカレッジウェア。袖の部分にモンゴル文字の刺繍がおしゃれだ。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
というわけで今日の標語「逃げるは恥でも役に立つ」以上。
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島村一平
3 years
モンゴルの蒸し餃子ボーズの皮の包み方がすごいことになっていた。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
昔、滞在先の遊牧民の家では、草原で拾ってきた自動車の部品を使って、ギョーザをつくっていた。これは、レヴィストロース的に言えば、ブリコラージュなのだが、現地の人は「モンゴル化」という。伝統的な要素がなくても民族性と結びつけるところが肝。”先進国”による技術の囲い込みの外側で生きる戦術
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
大学教員になりたての頃、私の経歴(モンゴル国立大大学院修士課程修了)を見て、「よくそんなレベルの低い大学院行こうと思いましたね」と言った教員がいた。でもモンゴルの院の本科に行ったおかげで、私の語学運用能力は、欧米の一流大学のモンゴルをやっている人類学者たちよりずっと高いと思う。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルには精霊の召喚歌を歌うシャーマンとホーミーのようにメロディだけ歌うシャーマンの2種類がいる。精霊が憑依するのは、韻を踏んで歌うシャーマンの方。後者は、頭に浮かんだイメージをクライアントに伝えるだけ。韻を踏まないと精霊は降りてこない。私はこれを「韻の憑依性」と呼んでいる。
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島村一平
3 years
社会主義期にロシア人の学者や作家がチンギスを誹謗中傷すれば、するほどモンゴルのエリートは「ロシア人をそれだけ苦しめるくらい、チンギスとその帝国はすごかった」と理解したようだ。つまりソ連による誹謗中傷の反作用としてチンギス・ハーンは「民族の英雄」として多くの人々の間で密かに認識され
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島村一平
8 months
VIVANT 最終回。せっかく中村哲医師をモデルにしていたのに、ノゴーンベキは、他者に自分の価値観を強いる人物だったのは残念。草原緑化=善は偏見。架空の国とはいえ、モンゴル高原では、黒土層が薄いので土を耕しして農地にすると、薄い黒土が風に吹かれてなくなり、その下の砂地が出てきて砂漠化が
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島村一平
3 years
モンゴルの「ゴリャーシ」。元はハンガリー料理のグリャーシュだが、いつのまにかパプリカベースのソースは略され塩コショウのみの羊肉の煮込みへと変貌した。しかしこれはこれで肉の味が楽しめておいしい。ビーフシチューが日本で肉じゃがに化けるプロセスと少し似ている。
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島村一平
3 years
新しいモンゴル・シャーマンたちの姿。今に限らず、シャーマニズムは常にクリエイティブであり続けたのかもしれない。
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島村一平
3 years
ところが清朝から独立し、近代国家を築く過程でモンゴルはチンギス・ハーンの事績を褒めたたえた歴史書や教科書をつくろうとしたが、横やりが入る。ソ連の学者たちのチンギスに対する誹謗中傷である。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
清朝時代に建てられたモンゴルの仏教寺院の扁額(表札)。チベット語・モンゴル語・漢語。彼らがいかにハイブリッドな文化の中で生きていたのかがよくわかる。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
実は、チンギス・ハーンは社会主義が生み出した 、そして社会主義を使って生み出された「民族の英雄」だった。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
拙著『憑依と抵抗』ですが、表紙の顔圧が強く、手にとりづらい方がいるとも訊きました。おそらくシャーマンに見据えられているのが怖いと思われたのでしょう。実はこの彼女、地方の普通の幼稚園の先生なんです。というわけで、お気軽にお買い求めください。呪われませんので、大丈夫です。笑
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
曇った夜のモンゴルの平原は危険だ。星が見えないので方角がわからなくなるからだ。20年前、GPSもなかった。道に迷った。道路は未舗装なので轍のみ。さあ、どうしよう!車の前に兎が出てきて前を走る。ドライバーと私は意を決して、兎に続くことにした。なんと30分後、幹線道路に出た。実話である
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@ippeishimamura
島村一平
8 months
残念ながら、そのとおり。モンゴル人に土下座の習慣はなく、これが現地で放映されたら、ものすごい批判を浴びるのではなかろうか。
@woody_susumu
ウディすすむ
8 months
ラストでは「中央アジアの遅れた国」であるバルカ共和国を平和に導こうとした理想主義の素晴らしい日本人指導者(無差別テロリスト)に、現地の人達が平伏す。 これを「感動の場面」として演出する感覚には、同調できない。
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島村一平
9 months
モンゴルの伝統的な系譜(家系図)。真ん中に一番古い先祖がいて、放射線状に子孫の名前が書かれる。太陽のような形。ゲルの天井もこんな形。
@SongsForHorses
KG Hutchins
9 months
This style of traditional Mongolian genealogy does not go straight down, rather it starts in the middle and spreads outward
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルのモデルたちが着る創作民族衣装。
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島村一平
3 years
社会主義というのは一般的に��教に抑圧的だったと言われる。科学的無神論である。ソ連でもモンゴルでも、確かに寺院や教会を閉鎖し、聖職者を還俗させた。そして経典や図像を処分した。その結果、皮肉なことに宗教の持つ最も核の部分が残り、しかも強化させてしまった。呪術である。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
モンゴルの蒸し焼きうどん「ツォイワン」。一昔前と比べると、野菜の量が圧倒的に増えている。その一方で、肉の量が減っている。てか90年代のツォイワンにはキュウリやにんじんは入っていなかった。肉の量が減って野菜の量が増えるのがモンゴルにおける食の「欧米化」。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
ぐっと来る!モンゴルのことわざ 1 「寝てばかりいる賢人より 放浪する愚人」 「移動することこそが賢くなる秘訣だ」という意味。いかにも遊牧民らしい。ちなみに「石の上にも三年」に相当することわざはモンゴルにはない。一か所に留まっていると家畜が草を食いつくし滅んでしまうから。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
なんと、モンゴルのアイドルグループ、ワサビーズが来日公演をするとか。センターがラッパーというのもヒップホップ・モンゴリアな感じでよい。
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島村一平
2 years
モンゴルでもここ数年、寺院が幸せになれる壺を売り、多くの者が買っている。そこまで法外な値段ではない。重要なのは、災厄を除くために宗教にすがっていた人々が、資本主義の浸透とともに、より豊かになるために宗教にすがるようになったこと。当たり前の日常が「幸せ」から「不幸」へと転じた瞬間。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
ダラムサラでは、チベット仏教のタンカ(仏画)の学校も見学した。精緻な幾何学的な計算に基づいて仏画は描かれる。
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島村一平
3 years
ユビ=UB つまりウランバートルのこと。
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島村一平
3 years
学問のレベルというか、日本とモンゴルでは学問の方法論が違ったのでレベルも一概に比較できない。日本は欧米由来の文化人類学。私がモンゴルで学んだのはソビエト民族学由来のモンゴル民族学。そういうことも含めて日本から出たことのない人は何も知らない。
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@ippeishimamura
島村一平
8 months
進む。基本的にそもそも農業に向かない土地。だから遊牧民たちは「土を掘り返すこと」≒「土を耕すこと」を伝統的にタブーとしてた。ちなみにそれにもかかわらず、モンゴル高原で無理な農業化をやったのが中国。 その結果、ゴビ砂漠の南側、つまり内モンゴル自治区では、ゴビ砂漠がどんどん
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島村一平
3 years
モンゴルのヒップホップやロックを聞いていて、「君を守りたい」という歌詞がないことに気づいた。医者や弁護士、教師の6-7割が女性で、基本共働きで主婦がほとんどいないあの国では、「守りたい」「守られたい」という発想がないのかもしれない。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
おじさんなもので知らなかったです。東京リベンジャーズというアニメのコスプレだったんですね。皆さん、ご指摘ありがとうございます。汗
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島村一平
3 years
驚いた。モンゴルに日本式の暴走族が輸入されていた。特攻服に天上天下唯我独尊とか愚連隊といった文字が躍っている。詳細不明。FBからの転送。
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島村一平
3 years
新しいシャーマンたちの姿 その2 洗練された衣装だ。
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島村一平
3 years
モンゴルに留学中、風邪で熱が出た時のこと。ステイ先のおばあさんがスープを作ってくれた。細かく刻んだ羊肉とニンニクを煮込んだ塩味のスープ。うっと来たが「飲まないと、元気にならないよ!」と言われ、飲むことに。不思議と力が出た。それ以来、日本でも熱が出ると肉スープを飲むことにしている。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
モンゴルの仏画師シャラブが描いた「レーニン師(バクシ)」。1922年。蓮の花の前にいる革命家は、もはや悟っている感がただよっている。事実、当時のモンゴル人はレーニンを活仏のような存在と考えていたのかもしれない。ま、そうやって社会主義を自己流に解釈しなおす試みとも考えられるのだが。。。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
あまり知られていないが、アフガニスタンやパキスタンには、モンゴル帝国の末裔が今も生きている。
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島村一平
3 years
グッと来る!モンゴルのことわざ リターンズ2 「主人ががんばれば、運命もがんばる」 人生の主人たる自分が努力するならば、運命もそれに応じてついてくると言う意味。しかし自分が主人で運命を従者と捉えているオレ様感がモンゴル人らしい。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
モンゴルの社会主義初期のプロパガンダ・ポスター。素朴な伝統衣装「デール」は、この絵を見るとおり、社会主義時代に創られた人民服だった。本来の彼らの衣装は、もっと煌びやか。遊牧民が素朴で質素だというのは、西側のポストモダン的感性と社会主義が結びついた幻想だったのかもしれない。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
左:熊の姿をとる 北米先住民ブラックフットの呪医。 右:ノルウェーのクリスマス(年越し)に現れる山羊の姿の来訪神、ユールブック。どちらも半獣半人。シャーマンは動物霊であり、動��霊はシャーマンでもある。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
昔、モンゴルに留学中、呪術師に弟子入りして真っ赤に焼いた鉄を舐める儀礼を学んだ。鉄の持つ呪力に対する信仰は、北・中央アジア圏に広がっている。シベリアのサハでは、鉄鍛冶はシャーマンより力が強いとされるし、ブリヤートでは鉄鍛冶とシャーマンの力を両方もっているのが最強とされる。
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島村一平
8 months
もちろん、現在モンゴルでは農業もやっているし、小麦の自給は100%になるほどになっている。しかし基本的には、モンゴル高原の土壌は農業より牧畜のほうが向いている。動物は土地にダメージをあまり与えないから。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
ちなみに嫌味を言ったのは日本史の教員。もちろん彼らはギリシャ哲学以来の「理論」という文化遺産の上に胡坐をかけるので、その分、現地語を学ぶという基礎的な努力をしない。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
これは本当にその通りだ。前からモヤモヤしていたが、戦病死した人が繁栄を築いたというのは、おかしい。まさに人柱的発想。亡くなられた方が生きていればもっと社会で活躍できていたはず。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
こちらもトルゴ社のデール。古くて新しいモンゴルの姿。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
もしよろしければ拙著もご一読いただけるとうれしいです。ヒップホップの本ですが、モンゴル文化の魅力が詰まっています。ヒップホップ・モンゴリア-韻がつむぐ人類学-島村一平/dp/4791773519/ref=tmm_hrd_swatch_0?_encoding=UTF8&qid=1621829199&sr=1-1
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@ippeishimamura
島村一平
8 months
拡大した。その結果、黄砂が日本にも飛んでくるようになった。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
能に登場する一角仙人は、鹿と人の間に生まれた混血児。シベリアのシャーマンも鹿人間。フランスのレ・トロワ=フレール洞窟に描かれた旧石器時代の「呪術師」も鹿人間。ドイツのバート・デュレンベルグで発見された8000年前の"女性シャーマン”も鹿の角を身につけてきた。人獣交配種としてのシャーマン
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@ippeishimamura
島村一平
1 year
仮面舞踊儀礼チャム。モンゴル・アマルバヤスガラン寺院。Jatenipat JKboy Ketpradit (JKboy)撮影
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
戦争が始まってしまったが、少なくともロシア人が皆、この侵攻に賛成しているわけではないことは言っておきたい。私の友人の中には、戦争に反対の方々も少なくない。また自らの政府を恥ずかしく思うとまでつぶやいた人もいた。対立の中で見えなくなるものを大事にしないと。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
癒しの生まれ変わり あるモンゴル人女性が病気で亡くなった。29歳の若さだった。家族は悲嘆に暮れた。モンゴルでは人が亡くなると体のどこかに印をつける。生まれ変わりを探すための目印である。モンゴル仏教では49日を過ぎると、人は近い親族に転生するとされている。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルの遊牧民たちといて気付いたのは、彼らは伝統ー古くからの同じことのくりかえしをしているという感覚を持っていないということだった。彼らはむしろ毎日を創意工夫しながら生きていた。あまり変化がない「伝統的な」暮らしをしている」と思っているは、むしろ我々の方だった。そしてルーティン
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
もうすぐモンゴルでは旧正月だが、それにあわせて民族衣装商戦が始まる。旧正月にデール(民族衣装)を新調するのがここ20年ほどの流れだから。それにしても下のイヴェールというブランドはかなり攻めている。いろんな意味で。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルには「お手伝い」という言葉がない。遊牧民たちの間では、子どもは家事をするのは普通のこと。彼らは「アジル・ヒーフ(しごとをする)」という。よく考えると、「お母さんを手伝う」という表現は不思議だ。いつまでたっても母親が家事の主体で、子どもは補助者という前提の表現だからだ。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
本邦初公開!(といっても私が初公開という意味ですが😄)カエルを食べるハリネズミ。モンゴルにて撮影。2000年。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
私がかつて最初に「増殖するシャーマン」という言葉を使ったとき(2002年)、「大げさだ」と笑った人が結構いた。しかしその10年後、モンゴルでは人口の1%近くがおそらくシャーマンになっていた。この研究は日本語で2011年、英語で2014年に出版され、国際的にも認知されている。 ただ、この研究で
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
女性の社会的地位が高いモンゴル。専業主婦がほとんどおらず、医者・弁護士・教師の約7割が女性。するとMポップには「君を守りたい」って歌詞が存在しない。てか、そういう言い方を聞いたことがない。「君を守る」って経済的に庇護するってことなのかも。 #ヒップホップ・モンゴリア のp37。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルの馬頭琴は、ロシア人のヴァイオリン職人によって「近代化」されたという話。
@Yapon_bagsh
ばくし@モンゴル音楽
3 years
ソ連からモンゴル国に楽器製作指導員として派遣されたヴァイオリン職人D.ヤローヴォイは馬頭琴の音響について研究し、1967年それまで動物の皮張りだった表板を木製に変えF字孔を設け、それが湿度にあまり左右されず大きな舞台でも演奏できるとして普及し、現代のモンゴル国の馬頭琴となっている。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
そしてモンゴルの日常食の定番といえば、これ!羊肉うどん「ゴリルタェ・シュル」昔はこんなネギはのっかていなかった。遊牧民のところで暮らすと晩ご飯のほとんどがこれ。羊の脂が甘くてうまい。麺も軽く火で炙ってから煮るので食感がよい。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
あと、絵的には、もののけ姫のシシガミの死にゆく様と少しにているような。
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@ippeishimamura
島村一平
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グッと来る!モンゴルのことわざ 30 「何度も何度も考えよ。そして一回だけ言え」 効果的に他人にモノを伝えるコミュニケーションの極意。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴル留学中、とあるマンホール・チルドレンの少年と仲良くなった。極寒の地では、ストリート・チルドレンは、温水管が通っているマンホールで暮らす。だからマンホール・チルドレン。彼とはディスコの入り口で知り合った。弾けるような笑顔で親指OKが彼のトレードマーク。笑顔にほだされて小銭や
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
ウランバートルでは、普通にモンゴル料理と韓国料理が融合している。出稼ぎや留学で韓国へ行く人が非常に多いから食文化の融合が急速に進行した。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
モンゴルのシャーマンたち リターンズ。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
社会主義は、聖職者・教団・経典・寺院といった宗教の制度的部分を破壊した結果、非制度的かつもっとも原初の部分が残ったというわけだ。だから旧ソ連やモンゴルの人たちは、まじないや預言、オカルトといった呪術的なものが大好きだった。表向きは宗教は禁じられながらも、裏でははまった。あのソ連の
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
三連休というのにみんぱく(国立民族学博物館)は、現在、ぜんぜん空いています。この際、密ではない博物館で、特別展をご覧になるというのは、いかがですか? 新しいモンゴルとの出逢いが待っています。#邂逅する写真たち_モンゴルの100年前と今
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
指導者ブレジネフですら、霊能者(占い師)にはまっていたのは有名な話だ。人は占い師や元ラマやシャーマンといった人物に密に占いをしてもらった。それと大事なのは、社会主義イデオロギーは、未来は語るけど、身近な不幸の理由を説明してくれない、と言う点だ。なぜ病気に
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@ippeishimamura
島村一平
8 months
そう、モンゴル人は人との距離が近いんです。いわゆるE.ホールのいうプロクセミクス(文化的な対人距離)が短い。昔、留学時代、隣の席の女の子に以下のようにくっつかれて気になって仕方なかったが、相手は全くその気がなかった。写真はモンゴルの写真家インジナーシ。ⒸInjinaash, Bor
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@daritto245333
ド・セイロン3世(1135〜1182)
8 months
モンゴル人、身体的距離がとても近い気がする。長机やソファで「あ、そんな近く座る?」ってことよくあるし、田舎の夜行バスではお互い体を立て掛け合って眠ったり、地球の歩き方を見せたとき指を舐めてページめくったり。 特に自分の身体的距離がすごく遠い(と思ってる)から余計に不思議に感じる。
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@ippeishimamura
島村一平
10 months
モンゴル国では、かつてのソ連の影響で20世紀半ばよりキリル文字(ロシア文字)を使ってきた。しかし内モンゴルでのモンゴル語教育の廃止によって、急速にモンゴル文字(ウイグル式の縦書きの文字)復興への関心が高まっている。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
2012年「チンギスハーンは誰の英雄なのか」と言う本をモンゴルで出版した。チンギスはモンゴルでも日本でも英雄(源義経伝説という捏造をしたが)だが、欧米では野蛮で残忍な殺戮者。中国は中国人の英雄にし、ロシアは教科書でまでディスる。人種主義やナショナリズムのリトマス試験紙としてのチンギス
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルでは実子同様に養子をかわいがる人が少なくない。例えば、ストリートで古本を売るB兄もその一人だ。僕が留学した頃からつきあっている古本屋である。彼の歳は60前後で、日焼けした丸坊主頭がトレードマークのいかにも人相が悪いですといったかんじのオヤジだ。昔からけんかっ早いことで有名で
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴル留学中、驚いたのは大学院での試験のやり方。棒のくじ引きで引いたテーマにしたがって、先生の前で5分間、口頭でプレゼン。もちろん筆記試験もあるが、こんな試験は初めて。師曰く「自分の言葉で説明できるようになって初めて理解したといえるんだよ」妙に納得。皆、プレゼンがうまかった。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
真っ赤に焼いた鉄を舐めながら治療をする呪術師が西の辺境にいる。そんな話を聞き、いてもたってもおられず西を目指した。1997年夏。モンゴル国立大学の大学院で学んでいた時のことである。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
なったのか。なぜ突然、事故にあったのか。社会主義が説明できない災厄の原因を説明できるという点で、シャーマニズムは社会主義と補完的な関係にあったのである。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
いじめは犯罪である。私は、いじめを正すためには、今一度文明論レベルで我々日本の文化を振り返ってみる必要があるのではないかと考えている。昔、二度ほど、いじめを受けたことがある。 一回目は小学3年生のとき。親の仕事の関係で千葉県から兵庫県の尼崎に転校してきたが、そこでやられた。
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島村一平
3 years
ゲル型寺院。遊牧民の天幕ゲルと仏教が出逢うと、こんな形になることも。20世紀初頭。ブリヤーチヤ。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴル最後の皇妃ゲネンピル(1905-1938) 悲劇の皇妃。18歳のとき、前皇后ドンドグドラムの死後、皇妃として迎えられるも,翌年ボグド・ハーンが崩御すると帰郷、再婚。1938年、人民革命党による粛正で処刑された。33歳の若さだった。
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
4年前、カナダのユーコン準州を訪れた。そこで先住民の方々から聞いた寄宿舎学校での神父や修道女による彼らへの虐待は本当に凄まじかった。現在、準州では、先住民の受けた心の傷を理解するワークショップに参加しないと公務員になれないという。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
シベリアで発掘される遺物の中でもすごいのが人!永久凍土の中から皮膚がついたままでてくる。この写真も前スキタイ期のものだろうが鹿のタトゥーが見事!
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@ippeishimamura
島村一平
10 months
VIVANT 面白い! 私は昔、モンゴルで7年暮らしたモンゴル研究者だが、二階堂ふみのモンゴル語のうまさに驚いた。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
そういえば、2年前、ハンガリーに行って驚いたのは、首都ブダペシュトを出ると結構、草原が広がっていること。牧草地なのだが、モンゴル高原から陸続きで草原がここまで広がっていたことを実感した。中央ユーラシア草原を舞台に活躍した遊牧文明の西端。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
「モンゴル化」と呼ばれるブリコラージュの数々。右上、廃タイヤでつくった家畜の水飲み用桶。左:廃タイヤとペットボトルでつくったヤシの木とバナナの街路樹。北の国ならではの想像力。左下:ドラム缶でつくったマニ車。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
グッと来る!モンゴルのことわざ12 「主人ががんばれば、運命もがんばる」 人生の主人たる自分が努力するならば、運命もそれに応じてついてくると言う意味。しかし自分が主人で運命を従者と捉えているオレ様感がモンゴル人らしい。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
グッと来る!モンゴルのことわざ リターンズ4 「寝てばかりいる賢人より 放浪する愚人」 「移動することこそが賢くなる秘訣だ」という意味。いかにも遊牧民らしい。ちなみに「石の上にも三年」に相当することわざはモンゴルにはない。一か所に留まっていると家畜が草を食いつくし滅んでしまうから
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
『ヒップホップ・モンゴリア: 韻がつむぐ人類学』発売中です。 「ヒップホップ文化のグローバルな独自進化、これはその東アジアにおける、最良の一例だろう……なのに自分は、何も知らなかった!」ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
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@ippeishimamura
島村一平
2 years
先日、誤解を与えるようなツイートをしてしまい、申し訳ありませんでした。そもそも脱法行為の助長を意図したものではありませんでしたが、今後、そのようなツイートをしないよう気をつけるよういたします。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
モンゴルではコピーすることを「Kanondakh(キャノンする)」という。キャノンのコピー機が一番有名だったからだ。日本人がゼロックスと呼んだのと一緒。でもキャノンという会社の語源は観音。 増殖する観音。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
洋服と融合が進むモンゴルの民族衣装デール。 OyoGoyo Salonより。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
というわけで詳しく読みたい方は、『社会人類学年報』VOL.44(2018年)所収の拙論「呪術化する社会主義:社会主義モンゴルにおける仏教の呪術的実践と還俗ラマ」をお読みください。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
グッと来る!モンゴルのことわざ19 「悪事には終わりがある。  良きことには種が芽生える」 そう思ってがんばりたい。
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@ippeishimamura
島村一平
3 years
内モンゴルのゲル型ケンタッキーだって。看板に漢字がない方がもっといいかんじなのに。
@DNN_MN
ӨДРИЙН СОНИН
3 years
Өмнөд Монголд “Гэр KFC” нээжээ
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