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橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中

@hanahana_mizuki

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介護者メンタルケア協会代表。2000件以上の介護相談に対応。認知症の祖母、重度身体障害の母、知的障害の弟の3人を、働きながら21年間介護。元ヤングケアラー。 介護者のケア、介護と仕事の両立、医療/介護/福祉従事者自身のケアや職場環境作り、ヤングケアラー問題、グリーフケアに取り組みます。 |理学療法士|公認心理師|

日本
Joined April 2010
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 years
「介護の大変さをわかってもらえない!」と感じる時は、伝え方を変えてみましょう。多くの方は「夜中に何度も起こされる」といった「状況説明」ばかりをしています。伝えるべきなのは「起こされずに眠りたい」という「要望」です。うまく言葉にできないときは「もう頑張れません」でもいいのです。
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@hanahana_mizuki
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4 months
「家族を介護してきてすごい!家族思いだし、優しいね。私にはできない」と言われると「?」となります。 家族仲は良くなく、介護なんてしたくもなかったです。悪意がないのは十分理解していますが、そう話す人の頭の中にある「家族の絆」「家族愛」等の幻想を駆逐したい衝動に駆られます(笑
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@hanahana_mizuki
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4 months
介護の負担は、入浴介助やトイレ介助などの身体介護だけではありません。 家事労働や行政手続きの代行のほか、要介護者の気持ちに寄り添うことも介護の一環ですが、悲観的な言動を繰り返す要介護者に寄り添い続けると、精神的な疲労を招くことがあります。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 years
介護者の自己犠牲が伴う介護は破綻します。 起こされずに眠る、一人の時間を作る、適度な運動をする、趣味の時間を作る……これらは、介護のために最初に削った「心身を回復させる時間」です。 私も「そんな余裕あるわけがない!」と思っていましたが、今はこれが介護の土台だと確信しています。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
4 months
介護と聞くと、食事や排泄などの「身体介助の負担」を思い浮かべる方も多いかもしれません。 食事を食べやすくする一手間、着替えやすい衣服の購入、便や尿で汚れた下着やシーツの洗濯、汚物ゴミの処理や管理、臭い対策……etc 実は、このような「生活援助の負担」が非常に大きいのです。
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@hanahana_mizuki
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4 months
在宅介護で24時間、要介護者と向き合っていると、わずかな時間の外出も難しく、日常の買い物ですらいけないことがあります。 「買い物に行けない」ことだけが問題なのではありません。 「家の中」という密室、閉鎖的な空間に閉じ込められた生活は精神的にも追いつめられてしまいます。
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@hanahana_mizuki
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23 days
介護でどうしようもなく疲れている時には、ケアマネージャーや他の家族、支援者など、誰でもいいので 「助けて!」 と伝えて下さい。 状況を説明する必要はありません。 「疲れた、動けない、休みたい」 「もうムリ、できない」 それだけでもいいのです。
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@hanahana_mizuki
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5 months
介護疲れは、抑鬱状態、布団から起き上がれなく成るといった顕著な症状が出るまでに、些細なことでイライラする、ケアレスミスが増えるといったサインが出ます。 また、本当は疲れ切っていても、周りの人からは元気に見え、問題がないように感じられてしまうこともあります。
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@hanahana_mizuki
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1 month
在宅介護の大変さ、辛さは 「目が離せない」 「一瞬たりとも気をゆるめられない」 この状態が24時間続くことです。 直接介護する人にしかわからない体験を他人と共有するのは難しく、同居する家族にすら「自分の大変さ、辛さが伝わらない」と感じる事が多いものです。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
6 months
増え続けている介護殺人・心中事件のほとんどが「献身的な介護の末」です。 私はニュースを見るたび、苦しくて泣き叫びたくなります。 相手の命を奪うのは絶対に間違っています。 同時に、自分を犠牲にする介護も間違いだと思います。 「自分の限界を認める勇気」を頭の片隅に置いておいてください。
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@hanahana_mizuki
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4 months
要介護者にイライラし、優しくできないのは、人格に問題がある訳でも心が弱いからでもはありません。 何度も起きる介護トラブルに対応する中で、気づかないうちに心身が疲弊している結果で起きる、とても自然な反応です。 けれども、介護者の多くが疲れに無自覚のまま追い詰められていきます。
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@hanahana_mizuki
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6 months
介護者がまず犠牲にするのが自分のプライベートな時間です。 次に、睡眠時間を削ります。 睡眠を削って介護をするのは、借金で会社を存続させる赤字経営と同じです。 しかも、この睡眠負債は高利息。 介護うつや燃え尽き症候群に陥り、自分の心身から思いもよらぬ多額の返済を迫られます。
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@hanahana_mizuki
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2 months
直接介護に携わっていない人が、悪気なく「こうすべき!」と批判、非難することがあります。 多くの場合、状況改善のために良かれと思っての行動でしょうが、それは「野球場のヤジ」と同じです。 野球選手と観客と同様、実際に介護している人と、そうでない人の立場は全く違うのです。
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@hanahana_mizuki
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21 days
介護は家族だけで、まして一人だけでは支えきれません。 介護保険サービスや保険外サービスを利用しながら進めていく必要があります。 「施設入居は責任の放棄」と感じる方もおられますが、「責任を果たしたからこそ、施設利用に繋がったのだ」と、これまでの取り組みに自信を持ってください。
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@hanahana_mizuki
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29 days
母が寝たきりになってから4年間、睡眠時間は毎日2~3時間でした。 起きた瞬間から家事と介護で一度も座る事なく仕事へ出かけ、昼休みに祖母の様子を見に戻り、仕事から戻ると再び介護と家事に明け暮れる日々。 一度習慣になってしまうと、「無理をしている」という疑いすら持てなくなります。
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@hanahana_mizuki
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4 months
介護疲れは自覚しにくいです。 介護に限ったことではありませんが、責任感や義務感を抱えながら緊張を強いられる場面が多いと、交感神経が優位に働き、疲労を感じづらくなると言われています。 自分自身のコンディションに意識を向ける余裕を失うと、気が付かないうちに疲労が蓄積していきます。
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@hanahana_mizuki
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2 years
増え続けている介護殺人・心中事件のほとんどが「献身的な介護の末」です。私はニュースを見るたび、苦しくて泣き叫びたくなります。 相手の命を奪うのは絶対に間違っています。 同時に、自分を犠牲にする介護も間違いだと思います。 「自分の限界を認める勇気」を頭の片隅に置いておいてください。
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@hanahana_mizuki
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9 months
介護で「早く死んで欲しい……」というような悲観的な思いが出てくるのは 「この苦しい状況はいつまで続くのか」 という、先行きに見通しが立たないことへの不安と、 「この苦しい状況から一刻も早く抜け出したい」 という気持ちが現れただけなのです。 酷い人間だからではありません。
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@hanahana_mizuki
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4 months
介護者は、起こされずに一晩ぐっすり眠る時間が取れません。 私自身、家族3人を在宅介護中は睡眠時間が平均3~4時間の日が続きました。 ささいなことで家族を怒鳴り、忘れ物やミスを連発し、車は傷だらけ。仕事や生活にも影響が出ていたのに、介護疲れの自覚がありませんでした。
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@hanahana_mizuki
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4 months
介護者は、睡眠や休息、趣味といった自分の時間を削り、介護時間を確保する日々が続きます。 介護休業や介護休暇など、介護のために仕事を休んでも、心身は休めていません。 心身の回復にはまず、十分な睡眠を取ることと、介護から物理的に離れ、自分のための時間を作ることが必要です。
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@hanahana_mizuki
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2 months
介護では無力感を味わうことばかりです。 水を飲まない、ご飯を食べてくれない、風呂に入ってくれない…… ある夏の日、デイサービスのために支度していた着替えとは違う冬物を着ている祖母を見て「何もしない家族だと思われるのが嫌」で、瞬間的に怒鳴ったこともありました。
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@hanahana_mizuki
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7 months
働きながら家族3人を介護し、様々な失敗をしてきました。 乱暴な言い方ですが、家族の絆なんて妄想だと思うことがあります。 家族の繋がりって、意外と弱いものなんです。 殺人事件は身内で起きることが多いのですから。 危うい絆に期待するより、支援サービスをフル活用しましょう。
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@hanahana_mizuki
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3 months
働きながら家族3人の介護をしていた私。 当時は、体も心も限界だという自覚はありながら「家族を守らなければ」と、自分のことは後回し。頑張っても状況は改善しないどころか悪化するばかり……。 「死んでくれればいいのに!」「もう死にたい」という思いで、地に頭を擦りつけるような感覚でした。
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@hanahana_mizuki
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2 months
ケアマネージャーとの面談のときに、要介護者の状況ばかりを伝えていませんか? 何も問題がなければそれでも良いのですが、介護が辛くて苦しいときは 「介護者自身であるあなたが」 「たった今」 「一番」 「困っていること」 を伝えてください。
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@hanahana_mizuki
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5 months
「もう死んで欲しいと思ってしまう」「思わず手が出そうになった」といった言いづらいことこそ、勇気を持ってケアマネージャーに伝えてください。 「相談しても何も変わらない」との思いが浮かぶこともあるでしょう。 「疲れ切っている。どうしたらいいかわからない」と伝えてみましょう。
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@hanahana_mizuki
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15 days
施設入居の後「面会に行くのが気が重くなる原因」の例は ・介護が始まる前から関係性が良くない ・施設入居を決めたことへの罪悪感や申し訳なさ ・面会時に「帰りたい!」と言われるのが辛い ・在宅介護中の体験がトラウマ ・介護の疲労から回復できていない というものです。
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@hanahana_mizuki
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7 months
介護者の自己犠牲が伴う介護は破綻します。 起こされずに眠る、一人の時間を作る、適度な運動をする、趣味の時間を作る……これらは、介護のために最初に削った「心身を回復させる時間」です。 私も「そんな余裕あるわけがない!」と思っていましたが、今はこれが介護の土台だと確信しています。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
4 months
介護の相談の中でも特に多いのが「イライラしてしまう」「優しい対応ができない」というものです。 日々の介護生活の中で、些細なことで声を荒げてしまったという経験は、介護をしている人であれば誰でも体験していることではないでしょうか。
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@hanahana_mizuki
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5 months
母が特養に入居してから、しばらく面会に行くことができませんでした。 「会いに行かなくて申し訳ない」と罪悪感で苦しかった。 当時は在宅介護中の負担が一気に出て、心身の限界だったと思います。面会に行くエネルギーなんてあるわけない。それなのに、やるべき事していない!と自分を責めていました
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@hanahana_mizuki
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2 years
介護の辛さのひとつには、介護経験がない人や、実際の状況を知らない人との「情報格差」があります。 わかってもらえない体験が繰り返されると心が折れ、相談する気力が失われていきます。 私自身の経験ですが、助けてくれる人の存在が見えなくなり、周りの人全てが敵に思えたことがありました。
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@hanahana_mizuki
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2 years
在宅介護か別居介護か迷っている段階で、介護者は無理をしているか限界を感じています。 「どちらがより良い選択なのか?」との迷いもありますが、「見捨てる」or「自分が今以上に犠牲になる」の究極の2択になってしまっていることがあります。 これはどちらを選んでも苦しいです。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
4 months
介護では、相談をしたあとすぐに期待しているような支援や対応を受けられるとは限りません。 だからと言って相談しても意味がないわけではありません。 必要な支援を受け、状況が変わるまでには時間がかかります。 「相談することは種まき」だと思って、複数の窓口と繋がっておきましょう。
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@hanahana_mizuki
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3 months
介護殺人、心中といった痛ましい事件は、特別な人が特別な状況で起こすものではありません。 「私がやるしかない」「私が我慢すればいい」と、心も体も犠牲にして頑張り続けた結果、最悪な状況を招くケースばかり。 悲しい事件に発展させないためにも、早期の対策が必要です。
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@hanahana_mizuki
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6 months
実際に介護をされている方にしかわかってもらえないのですが、介護者の負担は、実は介護保険で定める「介護度」と比例しないのですよね。 「要支援時代が一番大変だった!」という声をよく聞きます。 私自身を振り返っても、母親が要介護5のときよりも要支援1のときの方が過酷でした。
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@hanahana_mizuki
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17 days
長期間にわたって心身を削って介護に充ててきた負担は想像以上に大きいです。 施設入居が決まった途端に、これまでの疲れが一気に現れて体調を崩す介護者も少なくありません。 実を言うと、私自身も母や祖母の施設入居後に体調を崩し、1年以上面会に行くのがつらくて怖いと感じていました。
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@hanahana_mizuki
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6 months
私は、必要な重度身体障害の母、認知症の母、知的障害の弟、家族を20年以上介護し、施設利用に移行するまでに様々な心の葛藤を抱えました。 これまでの介護経験(なんと、今年で30年目に突入します!)で一番後悔しているのは「祖母、母の施設入居の時期をもっと早くに決断すればよかった」です。
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@hanahana_mizuki
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3 months
常に緊張状態にある介護者は、疲労を自覚しにくいものです。 介護疲れが蓄積すると、周りに助けを求める気力を失い、孤独感や孤立感が高まることがあります。 大きな決断をする前に、心身の疲労回復が先決です。
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@hanahana_mizuki
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3 months
自分を犠牲にして、要介護者の期待や希望を全て叶えることが責任を果たすこと、家族愛ではありません。 できない現状を受け入れて、状況を変化するために他力を活用することが責任を果たすことであり、愛情ではないかと私は思います。
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@hanahana_mizuki
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8 months
介護期間が長期化し、要介護者の病状進行や加齢に伴う介護負担の増加だけでなく、介護者自身にも心身の変化が生じます。 双方の変化に応じて、在宅介護から施設介護へ移行するのは介護環境を見直す手段の一つです。 しかし、介護者の中には施設入居の選択に罪悪感を感じる方もおられます。
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@hanahana_mizuki
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9 months
家族が施設に入居していたり、入院中だったりすると、実際の介護負担は少ないと思われがちです。 しかし、面会の時間を確保することは容易なことではなく、移動する労力や負担は想像以上に大きいものです。 その負担は、当事者に自覚がないことも多く、周囲にもわからないものです。
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@hanahana_mizuki
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7 months
親との関係が良くなかったのに、介護をせざるを得ない状態になるケースがあります。 過去の痛みと理不尽な思いを抱えたままの介護は辛く、苦しいです。 まずは、自分が傷ついていることを認めるのがファーストステップです。 許せないままでもいいんです。 まずはその気持ちを認めてあげてください。
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@hanahana_mizuki
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5 months
仕事であれば時間が終われば役割を終えることができますが、在宅介護の場合は常に介護者の役割を意識せざるを得ません。 本来ならば、リラックスしてくつろげる家が、常に責任と緊張を背負いながら過ごす場所となるのですから、誰でも疲弊して当然です。
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@hanahana_mizuki
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4 months
母がくも膜出血で倒れて、寝たきり状態になったのが10年以上前。私も母も挑戦の連続でした。 介助があれば便座に座れるのに、突然おむつを提案されて戸惑いました。 母は要介護5のままでしたが、リハパンで日中はトイレで排泄、夜間~早朝はパット交換で対応できるように。 よう頑張った!!
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@hanahana_mizuki
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6 months
要介護者に対してイライラしたり、優しくできないのは、人格に問題がある訳でも心が弱いからでもはありません。 何度も起きる介護トラブルで、気づかないうちに心身が疲弊している、とても自然な反応です。 けれども、介護者の多くが疲れを無自覚のまま追い詰められていきます。
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@hanahana_mizuki
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13 days
在宅介護の末に施設入居した後、「面会に行くのが気が重い」「会いに行くのが辛い」と感じて、自分は冷たい人間だと落ち込む方がおられます。 まずは「行きたくないと感じる気持ちになっている。行きたくないと思ってもいいんだよ」と、今の自分の状態を受け入れることから始めてみてください。
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@hanahana_mizuki
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2 years
私は、必要な重度身体障害の母、認知症の母、知的障害の弟、家族を20年以上介護し、施設利用に移行するまでに様々な心の葛藤を抱えました。 これまでの介護経験(なんと、今年で30年目に突入します!)で一番後悔しているのは「祖母、母の施設入居の時期をもっと早くに決断すればよかった」です。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 months
要介護者に優しい態度を取れないとき、介護者の多くが「私はひどい人間だ」と自身のことを責め、「もっと頑張らなければいけない」と、さらに無理を重ねます。 イライラして怒鳴ってしまうのは、単純に心身の限界です。 介護疲れのサインなのです。
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@hanahana_mizuki
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1 year
介護者がまず犠牲にするのが自分のプライベートな時間です。次に、睡眠時間を削ります。睡眠を削って介護をするのは、借金で会社を存続させる赤字経営と同じです。しかも、この睡眠負債は高利息。介護うつや燃え尽き症候群に陥り、自分の心身から思いもよらぬ多額の返済を迫られます。
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@hanahana_mizuki
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3 months
介護者は、介護から物理的に離れて自分の時間を持つことが重要です。 「そんな余裕なんかない!」と思われる方は、介護体制を見直す時期です。 趣味に没頭したり、健康のための小さな取り組みができるような環境づくりに意識を向けましょう。
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@hanahana_mizuki
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2 years
在宅介護を長い間頑張ってきたからこそ、今までと同じ状況で介護を続けていきたいと願う気持ちは自然なことでしょう。 しかし、施設の利用を「負け」「失敗」だと感じたり、「責任を果たせていない」と自分を責めるのは間違いです。 新たな介護体制を整える時期が来ているだけなのです。
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@hanahana_mizuki
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1 year
介護って、一方的に時間や労力を差し出す状況になりやすく、大変で難しい取り組みです。 おむつ交換や食事介助などの身体介護だけではなく、家事、受診の調整に付添い、食事や投薬の管理と手助け……これもほんの一部。 誰もが、名もなき家事ならぬ、名もなき介護に必死に向き合っています。
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@hanahana_mizuki
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2 years
「在宅介護で最も重要なのは、自分の限界を認める勇気を持つこと」です。 私自身、「自分は在宅介護を続けることができない」と認められたことで、状況が大きく変わりました。 もしこの決断をできなかったとしたら、私は自分で自分の命を絶つか、家族を手にかけていたでしょう。
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@hanahana_mizuki
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7 months
誤解を恐れずに言えば、怒鳴ったことのない家族介護者なんていません。 虐待だと非難されたり軽蔑されるのではないかと恐れなくても大丈夫です。 抱え込まずに打ち明けた方が、ケアマネージャーも助かります。どうすれば楽になるか一緒に考えていってくださいね。
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@hanahana_mizuki
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2 years
誤解を恐れずに言えば、怒鳴ったことのない家族介護者なんていません。 虐待だと非難されたり軽蔑されるのではないかと恐れなくても大丈夫です。 抱え込まずに打ち明けた方が、ケアマネージャーも助かります。どうすれば楽になるか一緒に考えていってくださいね。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
5 months
介護は長期化しやすいです。要介護者、介護者ともに年齢を重ねていきます。 環境や健康面の変化が出るのは当然です。 長期化しやすい介護で押さえておくと良いポイントは、「介護体制は何度も調整が必要」であることです。
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@hanahana_mizuki
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1 month
介護は家族だけで、まして一人だけでは支えきれません。 きょうだいがいても、事情があって頼れないこともあるでしょう。 不仲であったり、相手が介護に無関心である場合、すぐに希望する形で動いてくれるとは限りません。 期待しすぎると、イライラしてかえってストレスになる可能性があります。
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@hanahana_mizuki
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9 months
要介護者にとって、別居している家族はいわば「お客様」なので、社会性や社交性が高まり、いつもと違った振る舞いを見せることがあります。 結果、 「症状が進んでいるなんて、ほんと?」 「何がそんなに大変なの」 と現状を理解してもらえないケースはよくあることです。
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@hanahana_mizuki
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5 months
家族を20年以上在宅介護して、疲弊してしまって「もうどうしようもない!」と悲観的な考えに支配され、思考停止になってしまうことを数えきれないほど体験しました。 ネガティブな思考がぐるぐると頭の中をめぐり、他のことを考える余裕や、誰かに相談する気力や意欲も失っていきました。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
3 months
家族に介護が必要になると「私が守らなければ」と責任感や義務感を強く感じることがあります。 これ自体は悪いことではありませんが、気負うあまりに介護疲れに気づかず、心身の思わぬ不調として疲労が表面化することがあります。
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@hanahana_mizuki
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2 months
誰もが介護に関わる時代です。 20~30代でも、配偶者や親がガンに罹患し、介護と看取りを経験された方もおられます。 「親しい友人でも大変さを理解してもらえない」 「話すことをためらってしまう」 といった、周りの人とのコミュニケーションに悩まれている印象があります。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
4 months
祖母、母の看取りの時に痛感したことは、家族としてできることが何もないんだなということ。介護で泣くほどやらなければいけないことが山のようにあったのに。ただ見守ることしかできない。 その時支えになったのはパッチアダムスの「死に行く人はいない。生ききる人しかしない」との言葉でした。
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@hanahana_mizuki
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4 months
介護者は、日々の生活やケアで疲弊し切っています。 だからこそ、家族以外の第三者に関わってもらうこと、家以外の場所で話す、活動する場所を増やすことが必要です。 介護の悩みは家族だけで抱え込まず、様々な支援窓口、友人など家族以外の人と繋がりながら進めていきましょう。
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@hanahana_mizuki
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7 months
介護に追われ、自分の時間の作り方がわからないときは「小さな自分ファースト行動」を試してみましょう。 家族に出す前に自分が先にお茶を飲む 自分のためにコンビニスイーツを買う などです。 私の場合は「行きたい時にトイレに行く」でした。 時間に追われ、トイレをいつも我慢していたんです。
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@hanahana_mizuki
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2 years
働きながら家族3人を介護し、様々な失敗をしてきました。 乱暴な言い方ですが、家族の絆なんて妄想だと思うことがあります。家族の繋がりって、意外と弱いものなんです。殺人事件は身内で起きることが多いのですから。 危うい絆に期待するより、支援サービスをフル活用しましょう。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
3 months
介護トラブルは解決できないことの連続です。 空回りしてしまう時は、息を吐いてまずは呼吸を整えましょう。 「なんとかしなきゃ!」と焦れば焦るほど心身は追い詰められます。 パフォーマンスが下がったままでは解決行動にはつながりません。 大丈夫、あなたは十分やっています。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
10 months
在宅介護の大変さ、辛さは 「時間がかかる」 「目が離せない」 「一瞬たりとも気をゆるめられない」 この状態が24時間続くことです。 直接介護する人にしかわからない体験を他の家族と共有するのは難しく、同居する家族にすら「自分の大変さ、辛さが伝わらない」と感じる事が多いものです。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
9 months
自分が主介護者でない場合は、特に以下の2点に心がけてください。 ・要介護者が自分に見せる顔と言動は、主介護者に見せているものとは違うことを理解しておく。 ・「もっと〇〇した方がいい」「××すべきなのに」といったアドバイスはNG。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
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在宅介護の大変さ、辛さは 「時間がかかる」 「目が離せない」 「一瞬たりとも気をゆるめられない」 この状態が24時間続くことです。 直接介護する人にしかわからない体験を他の家族と共有するのは難しく、同居する家族にすら「自分の大変さ、辛さが伝わらない」と感じる事が多いものです。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
6 months
介護のケースは千差万別。100家庭あれば100通りの介護があります。 介護経験があるからといって、別の家庭の介護の実情はわかりません。 私が介護の相談を受ける時に一番慎重にしているのは、自分の経験と安易に重ねないことです。「その人が真に困っていることは何か」を丁寧にお伺いしています。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 years
誤解を恐れずに言えば「家族だから、協力して乗り越えるのが当然だ」という考えは幻想でしょう。 親に介護が必要になった時皆で協力し合えれば良いのですが、現実は意見がすれ違い、トラブルに発展することも。 介護に関して話し合う時は「すれ違って当たり前」と念頭においてみてください。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 years
心身の余裕がなくなると、自分に対して低評価をしがちになるだけでなく、周囲の人が助けてくれていることにも意識が向きにくくなります。 「誰も助けてくれない!」と感じる時は、実は周りの人からの助けを受け入れられなくなっているほど、心身が疲弊していることに気づくきっかけにしてください。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
8 months
介護って、一方的に時間や労力を差し出す状況になりやすく、大変で難しい取り組みです。 おむつ交換や食事介助などの身体介護だけではなく、家事、受診の調整に付添い、食事や投薬の管理と手助け……これもほんの一部。 誰もが、名もなき家事ならぬ、名もなき介護に必死に向き合っています。
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@hanahana_mizuki
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1 year
実際に介護をされている方にしかわかってもらえないのですが、介護者の負担は、実は介護保険で定める「介護度」と比例しないのですよね。 「要支援時代が一番大変だった!」という声をよく聞きます。私自身を振り返っても、母親が要介護5のときよりも要支援1のときの方が過酷でした。
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@hanahana_mizuki
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4 months
自分が頑張ることで介護の苦しい状況を脱出しようとしていた私は、家族に当たり散らす日々が1ヶ月以上続いた時「もう、頑張れない」と受け入れました。 今でも、家族に八つ当たりすることは皆無ではありません。そんなときは「あ、疲れが溜まっているサインだな」と気づけるようになっています。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
1 year
要介護者にイライラしたり、優しくできないのは、人格に問題がある訳でも心が弱いからでもはありません。 何度も起きる介護トラブルに対応する中で、気づかないうちに心身が疲弊している結果で起きる、とても自然な反応です。 けれども、介護者の多くが疲れに無自覚のまま追い詰められていきます。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
3 months
介護は家族だけで、まして1人だけで抱え込める問題ではありません。 状況を変えるには「今までとは違う行動」が必要となります。 その行動とは、「周りの人に助けを求める」ことです。 自分自身と大切な家族を守るためにも、周りの人に助けを求める勇気を持ってください。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
3 months
介護疲れは自覚しにくいです。 介護は長期化する可能性が高いため、回復を後回しにしていると、思わぬ影響が出ることがあります。 それは、高金利の借金のようなものです。 忘れ物やうっかりミスが増えたときは「疲れのサインかも?」と捉えて、回復する時間を確保しましょう。
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@hanahana_mizuki
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2 years
要介護者に優しい態度を取れないとき、介護者の多くが「私はひどい人間だ」と自身のことを責め、「もっと頑張らなければいけない」と、さらに無理を重ねます。 イライラして怒鳴ってしまうのは、単純に心身の限界です。介護疲れのサインなのです。
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@hanahana_mizuki
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3 months
介護者は日々の介護に追われて気力も体力も奪われています。 「どう助けを求めればいいのかわからない」と感じることもあるでしょう。 そんなときは、ケアマネージャーや地域包括支援センター、市区町村の福祉課で「もう限界だ」「どうしたらいいかわからない」と、そのまま伝えてみてください。
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@hanahana_mizuki
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16 days
施設入居を切り出すと、介護に関わってこなかった親族から批判や反対を受けることがあります。 特に、義父母の介護を一人で支える妻からのお声が多く届きます。 味方になって欲しい夫からも反対されると八方塞がりです。 第三者である介護のプロを助けを借りて、状況を変えていきましょう。
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@hanahana_mizuki
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1 month
「家族のがんばり」だけが頼りの在宅介護。 どんなに頑張っても、状況が良くなるどころか悪化していくこともあります。 「自分がなんとかしなければ!」と焦り、うまくいかない現実にイライラと絶望感は増す一方。 介護の経験がない方にとっては、想像もできない状況だと思います。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 years
実際に介護をされている方にしかわかってもらえないのですが、介護者の負担は、実は介護保険で定める「介護度」と比例しないのですよね。 「要支援時代が一番大変だった!」という声をよく聞きます。私自身を振り返っても、母親が要介護5のときよりも要支援1のときの方が過酷でした。
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@hanahana_mizuki
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1 year
私自身、祖母や母に「早く死んで!」と怒鳴り散らし、消えたくなるほどの自己嫌悪に陥った経験は一度や二度ではありません。 今でも当時の苦しさが蘇り、手が震えます。 優しくできないのも、仕事と介護の両立がうまく行かないのも「努力が足りない」「優しくないからだ」と自責でいっぱいでした。
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@hanahana_mizuki
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10 months
仕事であれば、時間が終われば役割を終えることができますが、在宅介護の場合は常に「介護者」の役割を意識し続けている状況です。 本来ならば、リラックスしてくつろげる自宅が、常に責任と緊張を背負いながら過ごす場所となるのですから、誰でも疲弊して当然です。
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@hanahana_mizuki
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5 months
在宅介護を長い間頑張ってきたからこそ、今までと同じ状況で介護を続けていきたいと願う気持ちは自然なことでしょう。 しかし、施設の利用を「負け」「失敗」だと感じたり、「責任を果たせていない」と自分を責めるのは間違いです。 新たな介護体制を整える時期が来ているだけなのです。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 months
介護者に最も必要なのは、自分のペースで過ごせる時間を持つことです。 心身の回復と充実のための時間は、大切な人たちを守ることに直結しています。 もう頑張ることができないと感じたときは(できればそう感じる前に)自分の時間を取るためにはどうすればいいか考えてみましょう。
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@hanahana_mizuki
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3 months
介護にまつわる対人関係の悩みの一つが「親族や家族から、介護の批判やダメ出しを受ける」というものです。 私はあえて「戦わない」ことを意識しています。 反論にエネルギーと心を消耗させる費用対効果があまりに低く、腹が立っても、笑ってやり過ごした方が自分のためになると考えています。
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@hanahana_mizuki
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5 months
「施設入居のタイミングは?」と訊ねられることがありますが、介護のケースは千差万別で「これがベストタイミング」という正解はありません。 しかし、介護者が限界を迎えて入居に至るよりも、介護者自身にまだ余裕があるうち複数の施設を見学し、安心して過ごせる場所を探しておく方が良いでしょう。
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@hanahana_mizuki
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2 months
介護が辛いとき、まずは「自分のベストコンディションを取り戻すために何ができるか」ということに意識を向けてみましょう。 周りの人のことを心配するあまり、自分の休息や心身の回復を後回しにしている人が多いからです。
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@hanahana_mizuki
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1 month
介護で大切なのは、適切な距離感、心のソーシャルディスタンスです。 過去の自分を振り返ると、苦しんでいたときは、見守りではなく「監視」になっていました。 「私がなんとかしなければ」と思っていると、他者には大変さが見えず、助けが必要な状態だということが伝わらないのです。
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@hanahana_mizuki
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6 months
「在宅介護で最も重要なのは、自分の限界を認める勇気を持つこと」です。 私自身、「自分は在宅介護を続けることができない」と認められことで、状況が大きく変わりました。 もしこの決断をできなかったとしたら、私は自分で自分の命を絶つか、家族を手にかけていたでしょう。
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@hanahana_mizuki
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4 months
介護にまつわる対人関係の悩みを抱えて「今すぐ解決したい」「なんとかしたい」と焦っている人は、まずは心身の回復に意識を向けて下さい。 疲労困憊の状態では、問題解決策をじっくり比較検討したり、伝え方を考えたりする余力がなく、良い結果に繋がりません。
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@hanahana_mizuki
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5 months
「介護を終わりにしたい」「早く死んでくれたら……」といった悲観的な考えが浮かんだ時は、「あ、今疲れがピークに来ている!」「身体から『もう無理ー!』のサインが出た!」と気づくチャンスです。 湯船にゆっくりつかる、早く眠るなど身体を休める時間を意識的に取り入れてみてください。
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@hanahana_mizuki
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4 months
「介護の事前準備や情報収集が必要」と頭ではわかっていても、誰だって親や家族に介護が必要になるなんて考えたくもないでしょう。 しかし、大介護時代に突入した今では、友人やご近所さん、同僚、上司、部下、取引先の方……誰もが介護の当事者、関係者になりうるのです。
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@hanahana_mizuki
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4 months
悲観的な言動を繰り返す要介護者は、自分の言葉で言い表せないほどの絶望感を抱いていることがあります。 苦しみを理解したい、なんとかしてあげたいと思うのも当然ですが、寄り添うことばかりに意識がむくと、本人の力や責任感、意欲を低下させる依存的関係が生じることも。
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@hanahana_mizuki
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2 years
介護相談の多くが、きょうだいが協力しない、負担に差があるなどといった家族関係の悩みです。 きょうだいとはいえ、仕事や生活環境も違えば考え方や価値観も当然違います。 いざ親に介護が必要になった時、その違いがトラブルに発展することは少なくないのです。
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@hanahana_mizuki
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10 days
在宅介護か別居介護か迷っている段階で、介護者は無理をしているか限界を感じています。 「どちらがより良い選択なのか?」との迷いもありますが、「見捨てる」or「自分が今以上に犠牲になる」の究極の2択になってしまっていることがあります。 これはどちらを選んでも苦しいです。
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@hanahana_mizuki
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2 years
介護者の自己犠牲が伴う介護は破綻します。 起こされずに眠る、一人の時間を作る、適度な運動をする、趣味の時間を作る……これらは、介護のために最初に削った「心身を回復させる時間」です。 私も「そんな余裕あるわけがない!」と思っていましたが、今はこれが介護の土台だと確信しています。
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@hanahana_mizuki
橋中今日子|『がんばらない介護』ダイヤモンド社から発売中
2 years
ケアマネージャーとの面談のときに、要介護者の状況ばかりを伝えていませんか? 何も問題が���ければそれでも良いのですが、介護が辛くて苦しいときは 「介護者自身であるあなたが」 「たった今」 「一番」 「困っていること」 を伝えてください。
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@hanahana_mizuki
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5 months
介護は長期化しやすいです。つまり、介護者の負担も長期化しやすいということ! 介護負担は、ベッドからの移乗やトイレ介助といった身体的介護による負担だけではないですからね。 むしろ、介護者は睡眠時間や自分の生活の時間を犠牲にして介護をせざるをえない状況に陥りがちです。
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