ギリシア語のλέγωのアオリストはεἶπονとあります。一眼でわかるように、この二つは本来別の動詞で、時制によって語が変わる(これを補充法という, e.g. 英語のgo→went)のですが、ギリシア語学習者として大事なのはその変化表を覚えることです。今回はλέγωの変化表を例文を交えて覚えていきましょう
ギリシア語の小辞(particle)はなかなか難しいものです。Denniston, The Greek Particlesは有益ですが、情報が多く取っ付きづらいな、と感じる方は例えばより見やすいSmythがオススメです。「Smyth και μην」のように検索すれば、PerseusにあるSmyth, Greek Grammarが無料で見られます。
ハーヴァード大学設立の古代ギリシア研究所であるThe Center for Hellenic StudiesのウェブサイトでNot Foundエラーが起きた際には、「おお痛ましや」や「こんなことが起きませんように!」、「おお!」「ああなんてこと!」など(おそらくギリシア悲劇からの引用)が表示される遊び心が見られます
古代ギリシア語の希求法は、未来に起こるかもしれないことについて、自分の主張を和らげて言う用例があります(英語の would などに似ています。 I would like to...のような). この場合は ἄνとともに用いられます。
例)(君は)言わないでしょそんなこと
οὐκ ἄν ὥς λέγοις.