Cross and Infinitias
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創作/ファンタジー小説/動画投稿 ファンタジー小説をChatGPTと一緒に書いています。好きな小説はハリーポッター、バーティミアス、テメレア戦記、アルテミス・ファウルなど。
Joined May 2010
「ご厚意はありがたいのですが……さすがに同行者が猫というのは、必要以上に注目を集めてしまう。今回は僕ひとりで……」 「案ずるな、久城。我には“別の姿”がある」 3-1-20 ファースト・ミッション https://t.co/eVDqh40vtf #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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七つの自治区の分裂理由をまとめたメモを閉じ、久城は小さく息をついた。分裂は避けられなかったとはいえ、丞美の演説での言葉が胸に残っている。 「空はひとつ、だから未来もひとつにできる」 ただし、理念だけでは何も動かない。 ソラリスは“感情の絆”と“政治の現実”を両輪で動かす。 机の端末に指を走らせていた久城は、最初に取り組むべき“戦略”を考え始めていた。 だが、それが何らかの形になる前に、軽くノ...
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「ここは一番最初に離脱を主張したな。異様に早かった。唐突と言えるほどに」 「会議録では経済面のことがほとんど触れられていない。……妙だな」 「文面が整いすぎているな……。何を隠している?」 3-1-19 和解の糸口 https://t.co/64FTt7B15Y #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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久城は、静まり返った執務室の椅子にもたれ、ゆっくりと息を吐いた。 ソラリス──空色の絆使節団としての本格的な活動が始まる前に、まず整理しておかなければならないことがある。 七つの自治区がどのように分裂し、それぞれ何を抱えて独立へ踏み切ったのか。それを知らずして、和解の糸口など掴めるはずもない。 丞美は、「たとえ再統合が不可能でも、親しい隣人であり続けたい」と言っていた。 その気持ちは痛いほど...
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「あ、久城さん。……資料?」 「カルタリスさんから“ミーティング”と伺いましたので」 「ミーティングとお伝えしました」 「それじゃ歓迎会ってわからないよ……!」 3-1-18 空色の絆 https://t.co/hvgZj4BAyI #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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日野とナギにとっては、今回の試験が本当に「茶番」にすぎなかったらしく、翌日にはさっさと元の職場へと戻っていった。 その割り切りぶりは、いかにも現場の官僚らしい。 彼らの背を見送りながら、久城はわずかに息を吐いた。結果として彼らを巻き込んでしまっていたのだと気づき、胸の奥に鈍い痛みを覚える。 トライロック宮殿であてがわれた執務室は、落ち着くより先に観察の対象となった。 調度品の配置、出口までの...
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過去作をTALESにて加筆修正中です。 第二部第二章完結しました。 SOSZ (The story of Sarazel) 帝国襲来編 | Cross and Infinitias @crossinfinitias4 #TALES
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伏線は巧妙に紛れている。 選ばれた答えも、失われた日常も、静かに積み重なっていく。 カタルシスは、気づいた心にだけ落ちる。 ※noteで連載中の長編を加筆修正したものです。本編は第二部ですが、ここから読み始めても楽しめます。現在第十部まで進行中。 【前回までのあらすじ】 魔法が当たり前に存在する王国で、 少女サーラゼル・ヴェリルライト──通称サーラは暮らしている。 三姉妹の末っ子で、しっかり...
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「逃がさんぞ……このまま、時空の塵となれぇえ!!」 「時空よ歪め、名もなき亡骸と化せ──《アビス・バインド》!」 「ロキアン……仮想人格になっても、油断ならない奴!」 3-1-17 最終試験2 https://t.co/wZvWxrejgV #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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「諦めないで──」 かすかな声が耳の奥で囁いた。 久城ははっと顔を上げる。誰もいないはずの部屋の片隅に、確かに何かの気配を感じた。空調の音が消え、世界から音が抜け落ちる。 「……今、誰か……?」 彼が小さく呟いたその瞬間、向かいのロキアンが動いた。 男はゆっくりと机に手を置き、蛇の仮面越しに久城を見つめる。 「どこを見ている?」 低く冷たい声。 次の瞬間、ロキアンの掌が机を激しく叩いた。...
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「これに署名すれば──停戦だ」 「和平が成立し、戦線は即時に終結する。君の祖国は救われる。数十万の犠牲が防げる。悪くない取引だと思わないかね?」 「君が守りたいのは人か?それとも国か?」 3-1-16 最終試験1 https://t.co/Dv5AOyfF3F #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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カルタリスの冷たい声が響いた。 「──最終試験を開始します」 その合図とともに、会議室の内装が音もなく溶け崩れていった。 壁にかかっていたスクリーンは絹のカーテンに変わり、金属製の机は艶やかな黒檀のテーブルへと姿を変える。淡い光が天井のシャンデリアに反射し、ゆらゆらと水面のような輝きを揺らした。そこはもはや無機質な会議室ではなかった。王侯貴族が外交を交わすにふさわしい、荘厳な貴賓室──魔法に...
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「エグバート・クラウデルは、私のディープフェイク。そんな人物はこの世界に存在しない」 「私の教え子たちがどう成長し、どこで迷い、どんな理想を掲げるのか。私の観察対象であり、希望でもあったの」 3-1-15 茶番と真相 https://t.co/2NlKEnMFCU #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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日野が小さく笑い、 「やっぱりお前が合格だったな」 と肩を叩く。 ナギは苦笑して、 「私には交渉は向いてなかったみたい」 と肩をすくめた。 《合格者:久城庵》 という文字がモニタに浮かんだまま、室内は穏やかな静寂に包まれる。 祝福の空気が流れかけたその時、久城が低く、冷たい声で言い放った。 「茶番はその辺にしておいてもらおう。……君たち、グルだろう?」 日野とナギが一瞬だけ視線を交わした。...
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「生きる、か。君たちはずっと“生きるための国家”を作ろうとしている」 「それが当然でしょ」 「でもこの試験、テーマは“人間を模す思考”じゃないか?」 3-1-14 三国境界3 https://t.co/8Lnna79dTm #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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「各国、交渉を開始してください。残り時間は二十分です」 「まず言っておくが」日野が切り出す。 「俺の金鉱床と乾いた川は交渉可能だ。だが油田は譲らない」 ナギが冷笑する。「要するに“金で喉を締める”戦略ね」 「お前は宗教で縛るつもりだろ。やってることは同じだ」 「違うわ。私は信仰を共有する。あなたは金を独占する」 「言葉の化粧が上手いな」 二人の間に電流のような空気が走る。 久城はそんな二人を...
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「飲めない水を取ってどうするの?人はそれじゃ生きられないわ」 「他人が欲しがらないものに価値を見出せるかどうかだろう?」 3-1-13 三国境界2 https://t.co/27AgSdnVkV #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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熟考時間が終わると、カルタリスが静かに告げた。 「では、第一ターンを開始します。各国は初期領域と資源の優先取得を交渉によって決定してください」 三つの国──A、B、C。 それぞれの代表者として、久城、日野、ナギが向かい合う。 テーブルの上に広がる砂漠地図。青く光るオアシスが、三人の視線を一点に集めていた。 ◆A国代表・久城 久城は開口一番、落ち着いた声で言った。 「まずは持続性を考えよう。人...
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第二部第二章の前半を公開しました。 SOSZ (The story of Sarazel) 帝国襲来編 | Cross and Infinitias @crossinfinitias4 #TALES
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伏線は巧妙に紛れている。 選ばれた答えも、失われた日常も、静かに積み重なっていく。 カタルシスは、気づいた心にだけ落ちる。 ※noteで連載中の長編を加筆修正したものです。本編は第二部ですが、ここから読み始めても楽しめます。現在第十部まで進行中。 【前回までのあらすじ】 魔法が当たり前に存在する王国で、 少女サーラゼル・ヴェリルライト──通称サーラは暮らしている。 三姉妹の末っ子で、しっかり...
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「水を取った国は、人口維持でも技術開発でも有利。だが同時に、残り二国から敵視される」 「もちろん、戦争も選択肢に含まれるのよね?」 「奪い合えば共倒れ。共有すれば維持コストが跳ね上がる……」 3-1-12 三国境界1 https://t.co/YuD5XfSkVL #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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第三試験の課題は、いかにも単純なものに思えた。 ──三国の国境線を引け。 それだけの指示だった。 だが、投影された地図を見た瞬間、誰もがすぐに察した。 この試験は、単純さとは正反対の性質を持っている。 広大な砂漠地帯。無機質な地図の中に点在する、わずかな緑の斑点と鉱脈のマーカー。 中央には、ひときわ目を引く青の円──唯一の真水の源、オアシス。 それ以外はほとんどが乾いた砂と岩、そして灼熱の太...
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「こちらからも一つ聞いていいか」 「先ほどの試験。スパイの存在が示唆されていたのに、なぜ誰も互いを疑わなかった?」 3-1-11 休憩時間 https://t.co/9Af3qZy1GE #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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第二試験の終了が告げられたあと、部屋の照明が少し明るくなった。 空調の音が静かに戻り、張り詰めていた空気がようやく緩む。 日野が「ふう、さっきの試験は長かったな」と大きく伸びをして、わざとらしく言葉を発した。 「上級エンジニア試験ほどじゃなかったがな」 これ見よがしに言うあたり、彼もエリート意識の塊である証拠だった。 ナギは脚を組み替えながら肩をすくめた。 「あら、機魔区の試験は主要七区でも...
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【RTキャンペーン開催🎉】 12/25リリース予定のプロレベルの漫画制作を実現するAI漫画生成ツール「HANASEE」のサービス内クレジットを、抽選で100名様に約2万円分プレゼントします🎁 参加方法👇 1. この投稿をリポスト 2. リポストしたXアカウントを記載しサイトから事前登録: https://t.co/ifg5ZJWmhk
📢 【重大発表】 小説からプロレベルの漫画の制作を実現するAIエージェント型漫画制作サービス「HANASEE」のプレスリリースが掲載されました。 そしてリリースに向け、事前登録キャンペーンを開始いたします!最大総額1200万円相当のクリエイタークレジットをプレゼント! #HANASEE #AI #漫画
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「最初の質問です」 「大使。あなたが最後に見た、灰街地区の空はどんな色でしたか?」 「灰色の雲に、赤い光が差していた」 「……青空だった」 3-1-10 選択の責任 https://t.co/RGPaid46c3 #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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久城は深く息を吸い、目の前の端末に表示中の資料をすべて閉じた。 「……質問を使う。二つでいい」 そう言って、オペレーターに視線を向けた。 「ちょっと待って」 ナギがすぐに声を上げる。「質問は交渉班の役割でしょ?通信班が勝手に──」 だが久城はそれを遮った。 「残り時間は限られている。言い争っている間に、質問の機会がさらに減るだけだ」 彼の声は落ち着いていたが、言葉の芯は鋭かった。...
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「模倣AIなら死んでも問題ないだろ。市民権もねぇんだ」 「便利ね。人じゃないって言葉ひとつで、罪悪感まで消えるんだ」 3-1-9 人狼会議3 https://t.co/pCm9cC5FBI #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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「第三ターンを開始します」 カルタリスの無機質な声が、会議室の空気を切り裂いた。 白いモニタの光が壁に反射し、全員の顔に影を落とす。次の瞬間、映像が切り替わった。 そこに映し出されたのは、瓦礫と化した架空の街──灰街地区。 吹き抜ける風が灰塵を巻き上げ、崩れた建物の骨組みが無惨にそびえている。 映像が二人の人影に切り替わる。 一人は、椅子に拘束された“大使”。 スーツは汚れ、血の跡が頬に滲ん...
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「まずは周辺情報を集めよう。捜索班、強行突入はするな」 「安全策かよ。そんなことしてたら手遅れになる」 「慎重すぎる男は、チャンスを逃すわよ」 3-1-8 人狼会議2 https://t.co/ik7anLTmuC #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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机上の端末に、次のフェーズ開始の文字が浮かび上がった。 カルタリスが短く告げる。 「第二ターンを開始します。行方不明大使の所在を特定し、救出の可否を判断してください」 電子音が低く鳴り、室内の照明がわずかに落ちる。まるで緊迫した舞台の幕が上がるように、作戦本部──と化した会議室の空気が張り詰めた。 オペレーターの声が通信装置越しに響く。 「灰街北ブロックのビル、突入班の準備整いました。現場映...
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「ずいぶん出来すぎた配役ですね」 「それは、あなた方が“どの席を選んだか”で自動的に決まっています。まったくの偶然でしょう」 3-1-7 人狼会議1 https://t.co/HfNFIBH0MA #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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「それでは、第二試験を始めます」 カルタリスが宣言した直後、オペレーター席から鋭い声が上がる。 「入電。灰街地区にて、行方不明となっていた大使の目撃情報あり。映像データ、断片的に復旧しました」 画面に、揺れる映像が投影される。 瓦礫の中、拘束された男が一瞬だけこちらを振り向く。映像はすぐに途切れ、ノイズが走った。 「……救出任務、ってことか?」 日野が眉を上げてカルタリスに尋ねる。...
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(……今のが本当に“試験”なのか?いったい誰のシナリオだ……?) 3-1-6 沈黙交渉2 https://t.co/iyoJGa6ovq #ファンタジー小説 #小説が読めるハッシュタグ
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言葉を奪われたままの試験会場。 沈黙の中で、ただ三つの机と三枚の契約書が存在している。 日野とナギはすでにそれぞれの方法で署名を得た。残るは久城だけだった。 カルタリスが最初に提示した条件を思い出す。 ──外交官として振る舞うこと。 久城庵は考える。 外交官の仕事とは、支配でも模倣でもない。 “相手の意思を引き出すこと”だ。 この状況を設計した出題者の意図は明らかだった。言葉を奪うことで、“...
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(沈黙の中で、信頼を築けと?) (これはただのテストじゃない。心理戦だ) 3-1-5 沈黙交渉1 https://t.co/pmtkA7sHNw
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重たい扉が閉じた瞬間、世界から音が消えた。 それは「静寂」というよりも、音そのものが存在を否定されたような異質な空間だった。カルタリスの言葉「この先、お静かに願います」が、まるで呪文のように作用していると久城は直感する。 何かを言おうとしても、声帯が震えない。舌も喉も動かない。息はできるのに、言葉だけが奪われていた。 部屋の中央には、薄い仕切りで区切られた三つの机。壁も床も均一な灰色で、奥行...
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「皆さまは旧知の仲でいらっしゃるようなので、自己紹介は不要ですね」 「仲良しグループというわけでもなさそうだがな」 3-1-4 望まざる再会 https://t.co/1Tml3dunjK
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トライロック宮殿──。 その名は、かつて巨大な三角岩をくり抜き、創始者がそこに住まいを構えたという伝承に由来する。今では岩の面影などどこにも残らず、磨き上げられた白亜の宮殿が空の光を反射しているだけだ。 久城庵が案内されたのは、その東翼にある客間だった。高い天井と透き通るような壁面装飾。外の光が天蓋を透かして差し込み、無人の空間に柔らかな白が満ちている。だが、静けさは長くは続かなかった。...
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