人間！人間はどこだ！ 手触りのある人間を求めて紫原はここ数年、旅に出ていました。いや、実際には出ていませんが、あれはたしかに旅、いわば精神的な旅、メンタルジャーニーでした。 私は長いこと「泣いてもいいよ」というステッカーを作って配布する活動に取り組んでいます。本来これは、公共の場に親御さんと一緒にいる赤ちゃんへ向けたメッセージではありますが、のちに『大人だって泣いたらいいよ〜紫原さんのお悩み...

今日はエッセイスト・ホステルスタッフの紫原明子さんとbar bossaマスター・文筆家の林伸次さんが繰り広げる陸サーファーならぬ陸恋愛専門家の恋愛トークの会に参加。みんなじぶんの恋愛をどうどうと話せてすてきだなと思った。長く生きてきていろいろな経験をしてからの、２周目の恋愛ってどうしたらいいんだろう、というテーマが残った。長く生きてきていろんな経験をしてきたわたしはあらためて、わたしは恋愛と...

2025年08月23日13:36開始の音声生放送です。Voicyの生放送はVoicyアプリ上で配信され、ここでしか聴けない話をリアルタイムで聴くことができます。またお便りとして質問やメッセージをアプリから送ることができ、生放送中にパーソナリティに読んでもらえることも。

ギャルは負の感情の扱いがうまい。 やりたくない仕事をするときには何度となく「やりたくなーい」と言うし、腹が立ったらやっぱりすぐ顔と態度に出す。負の感情を溜め込むことなくいつも新鮮なまま表にだすから、ギャルたちの感情は腐らない。 そればかりか、ギャルたちは負の感情を溜め込まないように、理不尽の芽も積極的に潰しにかかる。たとえば街で、スマホだけを見て全く前方を確認せずこちらに歩いてくる他人がいる...

福山雅治という存在がずっとわからない。10代の頃はファンクラブにも入っていた。毎年アリーナツアーには参加したし、WOWOWで放送されている年越しライブで10回以上は年を越した。ライフステージが変わって多忙になり、以前のように一挙手一投足すべてをチェックできているわけではないが、今でも気にかかる存在だ。楽曲や出演作に限らず、吹石一恵との結婚から、今回のフジテレビでの「不適切な会食」への出席とそ...

最近、20代、30代、40代女性の恋愛話を立て続けに聞く機会があったのだが、なんとすべてのケースで女性から男性に声をかけて恋愛が始まっていた。全員もれなく美女の元からモテる人たちなのだが、彼女たちが最終的に選んだのは、向こうから誘ってきた人ではなく、自分から声をかけた人だったのだ。 昨今、世の男性は女性をよく誘う人と、まったく誘わない人に二分される。恋人募集中なら圧倒的に前者の方が可能性が高...

昨夜、机の上の整理をしていたら新しい保険証の入った封筒が目に留まり、早く財布の中の古い保険証と入れ替えなきゃな、と思いつつめんどくさいのでそのままにしていた。 それから約一時間後。シャワーを浴びた直後から、なんだかじわじわとみずおちから腰にかけて筋肉痛のような痛みが広がり、日中にジムに行っていたので、少しやり過ぎたかな、と思い寝転がったり、ローラーに乗ったりしてストレッチしたりした。にも関わ...

某日の朝方、バイト先のホステルで不慮の水漏れ事故が起こり、数人のゲストのベッドが水浸しになってしまった。そのため、被害に遭ったゲストたちには早朝にも関わらずベッドを移動してもらわなければならなかったのだが、若いバックパッカーたちは日頃からアクシデント慣れしている優しい人が多いので、皆、文句も言わずオーケーと事態を受け入れてくれた。 ところがそんな中で一人だけ、泥酔していたせいか、なにをどう声...

「いいね」が4311件、コメントが297件。「中国語だけじゃない‼️ 中国HIPHOPの“奥深さ”は56の少数民族にあり。 日本では少数民族に関するネガティブな報道が目立つけど、 地元や民族の誇りをラップで届ける彼らの声、ぜひ聴いてみてほしい🔥」

ここ数年、どんどん自分の匂いが気になってきて、いまや人に一定の距離以上近づけなくなってしまった。 少なくとも私はワキガではないはずなのだが、コーヒーをよく飲むし電子タバコを吸うので口臭は常に気になる。また年齢とともに自然とたちのぼる加齢臭も無視できない。自分の匂いというのは自分では気づけないからこそ恐ろしい。 中国ショートドラマでは男と女がよくキスするかしないかくらいのギリギリの距離まで顔を...

この前バイト先のホステルで、インドからやって来たという若者二人と話した。実は最近、過去になくインドへの興味関心を強めているので、一度行ってみたいなあ、だけど辛いものを食べるとすぐにお腹を壊すしなあ、汚いトイレにも耐えられる自信がないなあ、と延々と考えあぐねている毎日。だからとりあえず情報収集をしようと、インド人のゲストを見かけるとすぐに話しかけにいく。 彼らに、インドのどこから来たのと尋ねる...

「差別はたいてい悪意のない人がする」というこの本のタイトルは本当にその通りだなと思うけど、私が最近はたと気付かされた自らの悪意のない差別は「美人差別」である。

エッセイストでホステル店員（※バイト）、「むらさき」の「はら」と書いて紫原明子が月に3〜４本、ホステルでの話や日常の話、大人の恋愛性愛についてなど、小話をお届けします。 音声配信も月に１回はお届け予定です。 紫原明子の主宰するオンライン・オフラインコミュニティ「もぐら会」と合わせてお申し込みいただくとお得になるプランもあるよ。 もぐら会についてはこちらをどうぞ！ https://commun...

バイト先のホステルで若いDJたちが仕切るパーティが開かれた。あいにく当日の客室の予約率は8割といったところで、果たしてパーティが盛り上がるだけの人が集まるのかと懸念されていたものの、蓋を開けてみればDJの若者が地元の友人を30人近く集客して大賑わい。賑わっている空気が人をさらに呼び込み、ホステルに宿泊していた外国人ゲストたちも続々と集結、その日ホステルはついにクラブと化した。 この日、私は朝...

バイト先のホステルで若いDJたちが仕切るパーティが開かれた。あいにく当日の客室の予約率は8割といったところで、果たしてパーティが盛り上がるだけの人が集まるのかと懸念されていたものの、蓋を開けてみればDJの若者が地元の友人を30人近く集客して大賑わい。賑わっている空気が人をさらに呼び込み、ホステルに宿泊していた外国人ゲストたちも続々と集結、その日ホステルはついにクラブと化した。 この日、私は朝...