
ねこのしっぽラボ
@a1AgqW93RTKPUD9
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もともと珪藻研究者。今は藻類、珪藻、甲殻類、土壌生物のデジタル画像データベースを作ることがライフワークです。化石珪藻の図鑑を作る予定が色々な生物に手を出してしまって何屋さんなのか分からなくなっているよ。そろそろ生物写真家(顕微鏡)を自称しようかな。
Joined July 2020
ウクライナ カラーのカイアシ。 戦争の映像を見慣れると感覚が麻痺してくるけど、爆発の火の中に生身の人がいるかもしれないことを忘れないようにしたい。 #StandWithUkraine #Ukraine
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これは北海道で採取したプランクトン。珪藻類の1種のカサボネケイソウ。Corethron criophilumの可能性が高いけど、Corethron属は詳しくないので属レベルに止めておいたほうが良いかな。死細胞なので色素体が凝集してしまっている。近くの海で新鮮なサンプルを採取できれば生細胞を観察できるかな。
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これは北海道で採取したカイアシ類なのだけど種類が全く分からない。生殖節に第5脚があるので成体のようなのだけど後体部の体節が不明瞭なのが気になる。これから文献をチェックしてみます。
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これも寄生性甲殻類。博物ふぇすの時に採取したウオジラミ(カリグス)だよ。おそらくCaligus orientalis。ウオジラミは魚の体表に寄生するカイアシ類。カイアシ類としては大型で体長5mmくらいになる。体は扁平で前体部の全体が吸盤のように吸い付くよ。左は雌で2本の卵嚢が繋がっている。右は雄。
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貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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ついでにカニのゾエア幼生も。これは横から見たところだよ。100倍の視野で入りきらなかった。しらす干しのなかにも入っているよ。なので甲殻類アレルギーの人はしらす干しに要注意な訳だね。
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これも博物ふぇすのときに採取したキプリス幼生。このあと、フジツボになるのかカメノテになるのか分からないけど、採水したサンプルの中にフジツボの脱皮殻がたくさん含まれていたので、おそらくはフジツボになるのだと思う。
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博物ふぇすてぃばるのときに採取した東京湾のプランクトン。これはキプリス幼生。フジツボやカメノテなどの幼生だよ。フジツボやカメノテはノープリウス幼生で生まれて、キプリスになり着底して成体になる。フジツボもこの段階までは眼もあるし、触角や脚もあり甲殻類らしさがあるよ。
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地味な色の写真が続いたので北海道の川で採取したアオミドロでも。輸送時間が長かったからか細胞内にデンプン粒がほとんどない。輸送中は暗闇なので光合成できないからね。冷却しているから代謝は落ちているはずだけど、それでもお弁当(デンプン)を食べきってしまう。
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Pseudodiaptomus yamatoを同定するには下の写真のように雄雌の第5胸肢や前体部後端、雌の生殖孔蓋などを見る必要があるよ。なお、雄雌の第5胸肢と雌の生殖孔蓋はP. yamatoに一致するのだけど前体部後端に小さな突出がある点が合わなくP. inopinusに似る。一方、生息地的にはP. yamatoの可能性が高い。
こちらも博物ふぇすてぃばるの時に採取したプランクトン。これもカラヌス目のカイアシ類で、おそらくPseudodiaptomus yamato。左が雄で右が雌だよ。雌の後体部両側のオレンジ色の構造は卵嚢。Pseudodiaptomus属は汽水域に普通。東京湾の湾奥のほか、茨城県の涸沼などの汽水湖にも生息しているよ。
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こちらも博物ふぇすてぃばるの時に採取したプランクトン。これもカラヌス目のカイアシ類で、おそらくPseudodiaptomus yamato。左が雄で右が雌だよ。雌の後体部両側のオレンジ色の構造は卵嚢。Pseudodiaptomus属は汽水域に普通。東京湾の湾奥のほか、茨城県の涸沼などの汽水湖にも生息しているよ。
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