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もともと珪藻研究者。今は藻類、珪藻、甲殻類、土壌生物のデジタル画像データベースを作ることがライフワークです。化石珪藻の図鑑を作る予定が色々な生物に手を出してしまって何屋さんなのか分からなくなっているよ。そろそろ生物写真家(顕微鏡)を自称しようかな。

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@a1AgqW93RTKPUD9
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ウクライナ カラーのカイアシ。 戦争の映像を見慣れると感覚が麻痺してくるけど、爆発の火の中に生身の人がいるかもしれないことを忘れないようにしたい。 #StandWithUkraine #Ukraine
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@a1AgqW93RTKPUD9
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地震?
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2 days
これは北海道で採取したプランクトン。珪藻類の1種のカサボネケイソウ。Corethron criophilumの可能性が高いけど、Corethron属は詳しくないので属レベルに止めておいたほうが良いかな。死細胞なので色素体が凝集してしまっている。近くの海で新鮮なサンプルを採取できれば生細胞を観察できるかな。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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2 days
これは北海道で採取したカイアシ類なのだけど種類が全く分からない。生殖節に第5脚があるので成体のようなのだけど後体部の体節が不明瞭なのが気になる。これから文献をチェックしてみます。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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2 days
頭部の先端にある眼のような構造は吸盤 (lunules)とのこと。似たような生態を持つ淡水産寄生性甲殻類のチョウも類似した構造を持っているよ。ただ、カリグスとチョウは遠縁なので収斂進化なのかな。なお、カリグスの雌を初めて採取したので博物ふぇすに採取道具を持って行って良かったのです。
@a1AgqW93RTKPUD9
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2 days
これも寄生性甲殻類。博物ふぇすの時に採取したウオジラミ(カリグス)だよ。おそらくCaligus orientalis。ウオジラミは魚の体表に寄生するカイアシ類。カイアシ類としては大型で体長5mmくらいになる。体は扁平で前体部の全体が吸盤のように吸い付くよ。左は雌で2本の卵嚢が繋がっている。右は雄。
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2 days
これも寄生性甲殻類。博物ふぇすの時に採取したウオジラミ(カリグス)だよ。おそらくCaligus orientalis。ウオジラミは魚の体表に寄生するカイアシ類。カイアシ類としては大型で体長5mmくらいになる。体は扁平で前体部の全体が吸盤のように吸い付くよ。左は雌で2本の卵嚢が繋がっている。右は雄。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
という訳でシマアジノエの観察記録だったよ。ようやくウオノエ科の成体の写真が撮れたので嬉しい。みんなは可愛いと思ったかな、それとも気持ち悪いと思ったかな。戦隊ものの怪獣に似ているかも知れないね。案外、こういった生物をモチーフにしているのかも知れないね。
@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
これは腹部から腹尾節にかけての部分。腹部は5節で第1節の両側面は覆面に強く折り曲げられている。腹尾節は左右非対称。怪我しているわけでなく、こういう特長を持つらしい。尾肢の外肢・内肢は同じ形で小さめ。
@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
次は第5脚~第7脚。等脚類の脚は7対なので最後尾の脚だよ。左から第5、6、7脚。カギ爪の先は茶色になっていて、おそらく硬化している。
@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
頭部を腹面から見たところ。やはり口は小さい。口のあたりにある小さな茶色の点が大顎の可能性があるけど下唇?に覆われているので不明瞭。
@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
頭部を上から見たところだよ。自由生活を行う近縁の等脚類、たとえばスナホリムシなどと比較すると触角がとても短い。魚の口のなかでは長い触角は不要というか邪魔なのでしょう。あと頭部自体も小さめ。眼も小さい。魚の口の中で何を見ているのかな。ちょっと気になるね。
@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
ウオノエといったら正面顔の写真だよね。魚の口を開けたときに見えるのはこのアングル。この個体は雌で卵を持っていないものの、卵を保護する覆卵葉が発達しているのでコロコロしている。ウオノエ科はカギ爪も特長だね。ウオノエ科は全ての脚がカギ爪になっていることが特長だよ。
@a1AgqW93RTKPUD9
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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4 days
貴重なサンプルを頂いたよ! まずは標本写真。カイワリという魚に寄生していたウオノエ科のなかま。おそらくシマアジノエ(Ceratothoa trigonocephala)。シマアジノエはカイワリのほか、シマアジなどに口腔寄生しているとのこと。この個体は体長39.8mm、いままで採取した等脚類のなかでも最大クラス
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@a1AgqW93RTKPUD9
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6 days
ついでにカニのゾエア幼生も。これは横から見たところだよ。100倍の視野で入りきらなかった。しらす干しのなかにも入っているよ。なので甲殻類アレルギーの人はしらす干しに要注意な訳だね。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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6 days
これも博物ふぇすのときに採取したキプリス幼生。このあと、フジツボになるのかカメノテになるのか分からないけど、採水したサンプルの中にフジツボの脱皮殻がたくさん含まれていたので、おそらくはフジツボになるのだと思う。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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6 days
博物ふぇすてぃばるのときに採取した東京湾のプランクトン。これはキプリス幼生。フジツボやカメノテなどの幼生だよ。フジツボやカメノテはノープリウス幼生で生まれて、キプリスになり着底して成体になる。フジツボもこの段階までは眼もあるし、触角や脚もあり甲殻類らしさがあるよ。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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7 days
地震~ 目眩かと思った。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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8 days
地味な色の写真が続いたので北海道の川で採取したアオミドロでも。輸送時間が長かったからか細胞内にデンプン粒がほとんどない。輸送中は暗闇なので光合成できないからね。冷却しているから代謝は落ちているはずだけど、それでもお弁当(デンプン)を食べきってしまう。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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8 days
Pseudodiaptomus yamatoを同定するには下の写真のように雄雌の第5胸肢や前体部後端、雌の生殖孔蓋などを見る必要があるよ。なお、雄雌の第5胸肢と雌の生殖孔蓋はP. yamatoに一致するのだけど前体部後端に小さな突出がある点が合わなくP. inopinusに似る。一方、生息地的にはP. yamatoの可能性が高い。
@a1AgqW93RTKPUD9
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8 days
こちらも博物ふぇすてぃばるの時に採取したプランクトン。これもカラヌス目のカイアシ類で、おそらくPseudodiaptomus yamato。左が雄で右が雌だよ。雌の後体部両側のオレンジ色の構造は卵嚢。Pseudodiaptomus属は汽水域に普通。東京湾の湾奥のほか、茨城県の涸沼などの汽水湖にも生息しているよ。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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8 days
こちらも博物ふぇすてぃばるの時に採取したプランクトン。これもカラヌス目のカイアシ類で、おそらくPseudodiaptomus yamato。左が雄で右が雌だよ。雌の後体部両側のオレンジ色の構造は卵嚢。Pseudodiaptomus属は汽水域に普通。東京湾の湾奥のほか、茨城県の涸沼などの汽水湖にも生息しているよ。
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@a1AgqW93RTKPUD9
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8 days
なお、アカルチア (Acartia omorii )を同定するには雄の第5胸肢の矢印の先の構造を見る必要があるよ。この部分が2山になっていたらA. omorii、1山だったらA. hudsonica。他のアカルチア属を同定するには吻糸の有無や前体部後端の刺の有無などを見なければならないので、ちょっと面倒。
@a1AgqW93RTKPUD9
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8 days
博物ふぇすのとき採取したプランクトン。7月の東京湾で最も多かったのはアカルチア (Acartia omorii )だったよ。アカルチアは冬から春にかけて増殖すると思っていたので、ちょっと意外。この種は内湾や沿岸でカラヌス目の優占種になるとが多いので見たことがある人も多いはず。
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