がんになっても、幸せな人生を！ ヨミドクターの人気連載を書籍化！ NHKドラマ「幸運なひと」（主演：生田斗真/多部未華子）で医療監修。 日本一大きいがん専門病院の腫瘍内科医が、 がんの悩みや質問に答えます。 病気は人生の一部にすぎません。 がんになっても、「幸せな人生」を中心に考えればよいのです。 □“治療のために生きている”のではなく、“自分らしく生きる”ために治療する。 □“今ここにある...

がん患者と聞くと、多くの人が「つらくて、悲しくて、絶望的な日々」を想像するかもしれません。しかし、がん治療の最前線で多くの患者と向き合ってきた高野利実医師は、病気に対するイメージや心の持ちようこそが、

MustではなくWantで考える がんを治せるのであれば、治した方がよいと、私も思います。 でも、「がんを治すこと」は、がん医療の究極の目標ではありません。 重要なのは、「がんをゼロにすること」ではなく、「いい状態で長生きすること」です。 がんをゼロにすることを目指すのではなく、がんがあってもなくても、 誰もが、自分らしく、幸せを感じながら生きられるようにしたい、というのが私の願いです。...

　がんと診断され、頭が真っ白な状態で抗がん剤の説明が…… 　手術を終えたあと、傷の痛みもつらいのに、次は抗がん剤だと言われ…… 　再発がわかり、手術はできないと言われ、抗がん剤治療を受けることに…… 　いろんな場面がありえますが、初めて抗がん剤治療を受けるのは、心身ともに穏やかとは言えない状況のことが多いでしょう。

　がん教育で中学生や高校生に授業をすることがありますが、生徒からときどき聞かれるのが、この質問です。 　「がんで死ぬのは不幸だと思いますか？」 　がんと向き合っている患者さんにとっては、不快な質問かもしれず、このコラムで取り上げるのを控えていましたが、お茶の間やネット上でもときどき話題になる、関心の高いテーマですので、...

Ⅰ期のHER2陽性乳がんで術後の薬物療法の選択に悩む70代後半の母について、40代女性からの相談です。がん研有明病院の院長補佐で乳腺内科部長の高野利実医師が答…

今回は、Ⅰ期乳がん術後の薬物療法の選択に悩む60代女性の相談に、がん研有明病院の院長補佐で乳腺内科部長の高野利実医師が答えます。

今回は、Ⅰ期乳がんと診断され、勧められた術前薬物療法を受けるべきかと悩む60代女性の質問に、がん研有明病院の院長補佐で乳腺内科部長の高野利実医師が答えます。

今回は、乳がん術後に肺転移した60代女性からの相談です。ホルモン療法単独で落ち着いていた肺転移が再び増大し、次の治療選択に悩んでいます。がん研有明病院の院長補…

今回は、Ⅰ期の乳がんで術後の薬物療法に悩む50代女性の質問に、がん研有明病院の院長補佐で乳腺内科部長の高野利実医師が答えます。

Ⅰ期乳がんの50代女性からの相談です。術後ホルモン療法中ですが、抗がん剤治療をやっておいたほうがよかったのではないかと悩んでいます。がん研有明病院の院長補佐で…