beaucoup Profile
beaucoup

@QCNOON

Followers
34
Following
342
Media
30
Statuses
105

演劇とか本とかドラマとかの感想をつぶやきます。とにかく物語が好き。月に何回か東京に観劇に行くのが楽しみな40代独女

Joined June 2010
Don't wanna be here? Send us removal request.
@QCNOON
beaucoup
15 days
#危険なワルツ 新国立劇場にて。登場人物全員が仕事といい恋といい何だか危うい感じで、見ていてヒヤヒヤする。劇場全部を暗くしてからの有事の際の避難アナウンスをする演出で最初から観客を危うい位置に立たせる。松雪泰子の妖しさはラフな服に浮き立つ赤い靴が物語っているよう。
0
0
2
@QCNOON
beaucoup
19 days
ヨン・フォッセ「誰かひとり」×ハン・ガン「回復する人間」ノーベル賞作家の舞台化。同じシーンを少しずつずらし繰り返し演じることで回旋しながらぽっかり空いた傷の核心に迫っていく。癒えていく傷に反して回復したくないという思い。喪とメランコリーに抗って悲しみに浸り続けることは許されるのか
0
0
1
@QCNOON
beaucoup
19 days
円盤に乗る派「いまのところまだ存在しているわたしのたましいが……」開演前アナウンスもAI?ってほど体温感じられなくて上演もかなり無機質でトリスタンとイゾルデを借りつつでもその遠さや冷たさの割りにやたら現代社会をえぐる不思議な感覚。もはやこの世界ではバクなしでは生き延びられないのか?
0
2
2
@QCNOON
beaucoup
1 month
ホエイ「メヤグダ」シアター風姿花伝にて。それを捨てた人、追い出された人、合わなかった人、それぞれが抱える青森がある。地方出身者が感じる東京の住みやすさ/住みにくさ。耳馴染みのない津軽弁と津軽民謡が響く東京の劇場で、ここにいるすべての人がそれぞれの郷土を抱えていることに改めて気づく
0
1
5
@QCNOON
beaucoup
1 month
「われらの血がしょうたい」シアタートラムにて。行方不明の母を起点にバーチャルとリアル、過去と未来を情報の波を縫うように進んでいく。薄い皮を剥げば私たちのボディは情報という空気だという覚束なさ。ようやく時代が追いついたというがこの新しい題材がむしろ既視感があるのはSFでみているからか
0
1
2
@QCNOON
beaucoup
1 month
舞台セットが小劇場の規模感で最初は少し箱が大きいかなと思ったがいい意味で違った。どこにでもあるゴミ置き場がどんどん異様な空間へと変化する。プロレスのリング?猿の檻?ゴミ捨てのルールも敷衍され息苦しさや罪悪感になっていく。俳優の熱量に圧倒されながら大笑いする90分 #劇団アンパサンド
0
0
1
@QCNOON
beaucoup
1 month
未練の幽霊と怪物をKAATにて観劇。現代の能的な、あまりに能的な作品で「地謡」「囃し方」が音楽を奏で心情を歌いシテである亡霊が踊る。失われゆく沖縄の珊瑚と東電OLを繋ぐものとは。片桐はいりをペニノ、ヌトミックと観てきて変にベテラン感なく年下の演劇人と同じスタンスでやれているの凄いと思う
0
0
3
@QCNOON
beaucoup
1 month
マームとジプシーのウィステリアと三人の女たちwwwにて。1人の女優の身体に産むこと産まないこと産めないことの悲しみが折り重なる。そこに分断はないはずだ。原作で印象的な藤は前面に出さず、破壊と光を見る窓が、ただ不気味にぽっかりとあいた黒縁の窓枠としてそこにある。緊張が持続する1人芝居
0
0
0
@QCNOON
beaucoup
2 months
宝島は歌ダンス「強制」観客参加ありの子供も楽しめるおもちゃ箱をひっくり返したような賑やかで愉快な冒険劇。子供の頃になりたかったものを思い出させるほろ苦さと、これからの旅路へのエール。宝島という空洞に向かう冒険は決して徒労ではなくむしろその空洞は冒険心に満たされていく。#ニクス宝島
0
2
18
@QCNOON
beaucoup
2 months
黒百合を世田谷パブリックシアターで観劇。鏡花作品の幻想的な雰囲気を保ちつつ、ヒーローもののような滝太郎の颯爽としたカリスマ的カッコ良さに現代性をみる。華族で盗賊という滝太郎、令嬢の学者の勇美子など登場人物の設定がユニークで面白い。暗い舞台だけに3階席から袖の明るさが目立つのが残念
0
0
0
@QCNOON
beaucoup
3 months
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを観劇。僕の深層世界が美しい一角獣と影のダンスによって幻想的に表現される。2つの世界で彼女を演じる森田は魅力的な大食いの女性では声の起伏をつけ、心を持たない女性を平板な高い声で演じ分ける。藤原はもちろん愛らしい孫娘を演じる冨田が非常に上手
0
2
5
@QCNOON
beaucoup
3 months
宮本亜門演出のサド侯爵夫人を紀伊國屋サザンシアター。簡素な舞台セットと薄暗い照明で俳優とその言葉に観客の集中が絞られてゆく。三島の絢爛な言葉と俳優が格闘している様が伝わる。控えめで丸腰な舞台とそれを切り裂くような幕代わりの派手な演出。奇抜な幕切れの是非も含めて正直ちょっと消化不良
0
0
3
@QCNOON
beaucoup
3 months
新国立劇場のくるみ割り人形の新演出は後半がお菓子の国の物語として再構成されていてポップでメルヘンだった。それぞれの国の踊りはお菓子の踊りへと変更され、特にアラブの踊りは綿菓子のようなふわふわの衣装でとても素敵だった。これを観ると一年の終わりを感じる。
0
0
1
@QCNOON
beaucoup
3 months
近代能楽集の弱法師、班女、卒塔婆小町を観る。朗読劇ゆえにミニマムな装置、音楽、照明。三島由紀夫の戯曲の言葉の詩的な美しさや魅力を俳優の声のみで最大限に引き出す舞台が素晴らしい。小町と詩人の恋の掛け合いは凄みさえあり高橋ひとみさんの小町の悲壮な叫びが胸を打つ。三島戯曲を堪能した。
0
0
0
@QCNOON
beaucoup
4 months
「世界の果てからこんにちはⅡ」吉祥寺シアター。初めてscotをいわゆる劇場で観て、俳優の身体の強度や発声の力強さがより際立っていた。第一声の凄みよ。利賀の合掌造りであれほどに緊密な時空間を立ち上げることは並大抵では無いのだと再確認。天に指差す幕切れは希望か。青春を過ぎた日本は何処へ
0
0
1
@QCNOON
beaucoup
4 months
「泣き虫なまいき石川啄木」観劇。死までの密な3年間。芸術的葛藤や貧困や病気だけじゃなく嫁姑、飲んだくれの父、妻の浮気、友人との絶交など狭い一間で所狭しと演じられる。だからこそ最後の明るい海の書き割りが清々しい。作品が日の目を見ることを予期させる。眞島さんの金田一が凛々しくお茶目。
0
0
2
@QCNOON
beaucoup
4 months
ヌトミック彼方の島たちの話観劇。残された者と死んだ者の対話の中でそうであったら良かったという理想が現実の物語によって修正されていく。そのギャップが後悔と傷の深さとなる。「覚えている」という記憶は恣意的でしかしながらそれは自分を守る殻。ポストチェルフィッチュ世代の演劇という印象
0
0
1
@QCNOON
beaucoup
4 months
9プロジェクトの広島に原爆を落とす日。荒唐無稽なフィクションにも宿る「真実」がある。原爆投下という非人道的行為に敢えて因果律を付ける。40万人の死に愛という墓標を立てそこに人間の崇高さを見出そうとする。この犠牲が核戦争の抑止となるのは百年ももたないというつかの予言が悪魔的に響く今日
0
1
9
@QCNOON
beaucoup
4 months
Croix Projectの三島由紀夫近代能楽集を観劇。二胡とダンスが作品に情感と奥行きを与えて、俳優によって演じられる女の妄執や強靭さを増強する。高さのある天井から吊り下げられた白い布が何役にも効果的に用いられるのが良かった。
2
3
8
@QCNOON
beaucoup
4 months
万有引力レミング観劇。現実と虚構の対比ではなく虚構に虚構を塗り重ねていく。轟音が響く暗転の中で壁が消失する気配を感じ、灯りがつくとあっという間の場面展開がめくるめく繰り返される。最後は観客席が劇場の壁に区切られる様を見せ、そこから壁のない世界へと誘うボーナストラックの演出も粋。
0
2
10