※聞き取れなかった部分は「＊＊＊」で表示しています。 「母は弟ばかり気にして自分を放置した。母は自分が求める愛情をくれない。母が許せない。」 野津被告はそう思い込んでいたという。 しかし、母が通院していた精神科のカウンセリング記録には、母は長男のことについて心配していた様子や、自分が母親でなければ野津被告がもっと幸せに育っていただろうと嘆く旨が記録されていた。 事件当日　２０２０月６日４日・...

安倍晋三元首相を殺害した山上徹也被告の裁判が2025年10月28日から奈良地裁ではじまった。10月30日には司法解剖を担当した医師が出廷、死因などについての説明があった。その際、安倍氏の持病、潰瘍性大腸炎に関する所見は確認されなかったと報告され、SNSで物議を醸しだした。

■記事の内容 行われたのは、司法解剖にあたった医師の証人尋問。 これまで安倍元首相銃撃事件では２つの謎が取り上げられていた。 1つ目は、右上から左下に突き抜ける不自然な弾の軌道。 ２つ目は、体内に２つの弾丸が入っているはずなのに、片方の弾丸が見つかっていないというものだ。 これを巡っては、第三者の関与や真犯人がいるのではないかと噂されていたが、この日の証人尋問で、この謎について１つの見解が示...

■記事要約 「ドン！！」白煙の中、警察官が飛び込んだ瞬間…山上徹也被告を倒した警察官の全証言。「当たったか？」 取り押さえた直後、山上被告が呟いたたった一言。 それは安倍元首相に弾が命中したかという自問だった。 本記事は、中立な立場より弁護側の追及含め傍聴した全てを記載しています。 ※冒頭写真出典：朝日新聞 ■裁判情報 被告人： 山上徹也 傍聴人：一般傍聴用の傍聴席３５席は満席。記者席も同様。...

裁判長　「　それでは被告人、最後に何かあればどうぞ　」 今回の事件で予定されていた全ての審理が終了し、裁判長がそう投げかけたとき、それは始まった。 橋本被告　「　えー、早く進めれるよう努力いたします。 まず、元妻Ｂ、その父Ａの証言における、時間的矛盾、ＡＢの証言と防犯カメラの映像は一致していないことについて説明します。 　 お手元の証拠、甲２４号証の⑤⑥をご覧ください　」 始まったのは、まさ...

2020年、宝塚市を震撼させたボーガン事件——野津英滉被告が親族4人を次々に射抜いたあの凄惨な事件の裁判が、ついに被告人質問の核心に突入しました。 初公判で明らかになった、遺体の近くに盛られた“塩の結界”の衝撃的な理由。なぜ被告はそんなオカルトめいた行動に走ったのか？ 風呂場まで食事を持ってくる祖母の異様な献身、頭に矢が刺さったまま2時間以上も意識を保った弟の地獄のような苦しみ、そして検察へ...

※本記事は被害者の証人尋問の内容です。被害者の名誉・プライバシー侵害になり得る事項については伏せて記載しています。 ■要約（ＡＩ） 衝撃の法廷ドラマ　 元妻の生々しい証言が明らかに…モラハラから殺人未遂へ発展した壮絶な親権争いの全貌 夫からのモラハラに耐えかねて家を出た女性が、離婚調停の果てに命がけの戦いに巻き込まれる姿を想像したことがありますか。それが、現実の裁判で繰り広げられた真実の物語...

2020年、宝塚市を震撼させたボーガン事件——野津英滉被告が親族4人を次々に射抜いたあの凄惨な事件の裁判が、ついに被告人質問の核心に突入しました。 初公判で明らかになった、遺体の近くに盛られた“塩の結界”の衝撃的な理由。なぜ被告はそんなオカルトめいた行動に走ったのか？ 風呂場まで食事を持ってくる祖母の異様な献身、頭に矢が刺さったまま2時間以上も意識を保った弟の地獄のような苦しみ、そして検察へ...

「公訴事実はありません」 裁判冒頭、裁判官の呼びかけに橋本被告はこう答えた。 橋本被告は、元妻とその父を殺害しようとした罪に問われている。 裁判の中で明らかになったのは、凶器として用いられた鍬が異様に小さいこと、何故か被告が事件前に交番に立ち寄っていたこと、事件後には自殺しようとしていたことなどだ。 事件番号：Ｒ５（わ）５３３　 罪名：住居侵入、殺人未遂 裁判長：畑口泰成 傍聴席：７０席がほ...

裁判長 「　主文、被告人を懲役５年に処す。」 そう言い渡されると弁護人側の席に座っていた橋本被告は、少し息を吸い込んだ後、小さく、ゆっくりふーっと吐き、あらためてうつむき加減で前を向いた。 あの’ハッシー’なので、最後にまた何かあるのだろうか、わずかながらそう思いながら私も判決の読み上げに耳を傾けていた。 ※本記事は、以下の裁判についての判決公判の詳細を記述したものです。 裁判長：畑口泰成...

裁判長 「　主文、被告人を懲役５年に処す。」 そう言い渡されると弁護人側の席に座っていた橋本被告は、少し息を吸い込んだ後、小さく、ゆっくりふーっと吐き、あらためてうつむき加減で前を向いた。 あの’ハッシー’なので、最後にまた何かあるのだろうか、わずかながらそう思いながら私も判決の読み上げに耳を傾けていた。 ※本記事は、以下の裁判についての判決公判の詳細を記述したものです。 裁判長：畑口泰成...

※その①の続きです。元々書いていた1つの傍聴記があまりに長文になったため、①②に分割したものです。 ■検察官請求証拠の説明 検察「叔母は首に矢を刺され、被告の隙をついて逃げ、被告宅から１３ｍ離れた近隣の家の玄関に行き、助けを求めた。この時が１０時１１分だった。また、被告は、５時から犯行を始めた旨供述している。そこで、午前５時～午前１０時１１分を犯行時刻とする。 それ以降について、１０時１１分...

裁判長　「　それでは被告人、最後に何かあればどうぞ　」 今回の事件で予定されていた全ての審理が終了し、裁判長がそう投げかけたとき、それは始まった。 橋本被告　「　えー、早く進めれるよう努力いたします。 まず、元妻Ｂ、その父Ａの証言における、時間的矛盾、ＡＢの証言と防犯カメラの映像は一致していないことについて説明します。 　 お手元の証拠、甲２４号証の⑤⑥をご覧ください　」 始まったのは、まさ...

各被告の証人尋問 記事の最下部に記事のリンクを貼っています。 被告の父や母が出廷し、生い立ちを語りました。 事件概要 去年5月、同志社大学アメフト部の学生4人が、京都市内でナンパした20歳の女子大生を、うち一人の自宅に連れ込み強姦、その様子を撮影したとして準強制性交の疑いで、去年９月に逮捕、後に起訴された。 「持ち帰ってもいいよ」 もっともこの事件では、確かにナンパを始めたのは主犯格とされる...