先日MBAを卒業して、今月からニューヨークのFintech/Regtechスタートアップ(シード期)で、Chief of Staffとして働くことになりました。
不安定な資金調達環境やビザ等、特にInternational studentsにとってはリスクが高い選択肢ですが、自分が信じた道を正解にすべく、引き続き精進して参ります。
COOの役割
COOは、会社のステージによって、求められる責任や経験が大きく異なります。
それぞれのCOOのフェーズを、COOや会社の成熟度順に、相応しいタイトルで表現すると、以下の4種類になります。
1. Chief of Staff
2. Operations Lead
3. Chief Revenue Officer
4. Head of Business
Uber Driver: “You Satoshi?”
Me: “Yeah.”
Uber Driver: “Can you give me one Bitcoin please?”
Me: “I’m in the Fintech industry but I’m not Satoshi Nakamoto and didn’t invent the Bitcoin FYI. I wish I did tho.”
This happens to me every 2 weeks😓
1. Chief of Staffのタイプ
CEOが自分の仕事を最大限に効率化するために、“extension of yourself”(もう1人の自分)として、業務の部分的な外出しや、プロジェクト単位で任せるが、まだ責任を持つ部署がない状態。
アーリーステージに特に多く、一番ジェネラリストに近いタイプです。
米ベンチャーデット界隈は、ひと段落した感ありますね。
Silicon Valley Bankを除いて、デットを提供していた会社は、自社がEquity/Debtを安く調達しにくいので、既存プロダクトの提供先に、従業員が保有するOptionのLiquidityや売上/調達等のAnalytics等、他プロダクトに舵を切る会社も多い印象。
今年も、Battery VenturesからCloudのホワイトペーパーがリリースされました。
コロナ禍だけでなく、地政学上のリスクの高まりや、インフレ等を経て、彼らがSaaS起業家に対して提言した「Operational Best Practice」のうち、冒頭ページにある部分を、スライドと共に要約・意訳したいと思います。