環境はAndroidOS13でIDリーダーの最新版。 iOS版も多分同じ挙動だと思うけど保証はない。林檎派は以下の内容を理解した上で自分でエラーメッセージ確認しておくれ。 個人的にメイン機で林檎なんて持たない方がいいとはいっておきます。

ほぼ本人確認で読みたい、且つパスワード忘れの可能性があるのは運転免許かマイナカードだと思うからこの2枚で行くぞ。 在留カードは券面の発券番号入力で読めるから、読めないって時点で100％偽造だ安心してくれ。

まず運転免許。 運転免許のパスワードが間違ってるとこうなる。

で、運転免許読み取り時に、パスを無入力で読ませるとこうなる

ポイントは次。パス無入力で違うICチップを読ませるとこうなる。（ここではマイナンバーカード読ませた） 運転免許ではない、と表示される。 つまりパスがわからなくても、パス入れずに読ませれば、チップ反応でチップ自体が正規の運転免許証のものかどうかはわかるわけ。

偽造チップ（もしくは適当に別のチップを埋め込んだ偽造免許）かどうかは、パスがわからなくてもこのエラーメッセージで判別できる。 すくなくとも運転免許については、偽造品かどうかの判断だけはパス無しでもいけるということ。 ただし、裏書きが本当かどうかまではわからないのでその点は留意。

次、マイナンバーカード。 パスワード（利用者証明用電子証明書のほう）を間違った場合、こう。

マイナンバーカードの場合、困ったことにパス入力無しだとどんなチップを読ませてもこのメッセージなってしまうので、パス未入力での判別は運転免許と違い出来ない。

ただし、パスを入れた状態で違うチップ（ここでは運転免許）を読ませると、チップが違うというエラーを吐く。この場合当該別種チップの間違いカウントは増えないから大丈夫。

なのでマイナンバーカードの場合、とりあえず現状で何でもいいから4桁の利用者証明用電子証明書のパスを入れさせて読ませれば偽造品かどうかは判別できることになる。違ってた場合ロックカウントが1個進むけど。それはまぁ市役所行けば解除できるからなんとか本人確認の現場では入れて貰ってという形で

以上、パスワード忘れてもチップ読み取りのエラーメッセージで本物かどうかはわかるという判断の話。 しっかり整理すれば会社法の機関設計より簡単な話だから、試験合格した司法書士ならみんなわかるはずだ。

@HinjakuGunsou 結構スキャンしない人多いんですよねー

@east_1_tkh 知らない人多いス

@HinjakuGunsou 本当にためになる情報ありがとうございます。 全てのツイの写真を撮りました。

@chakku5150 自分のマイナカードと運転免許で実験してみると、こんな駄文読むよりずっとわかりやすいっすよ